連載第1回:XMLとは?
みなさんこんにちは。 これから数回にわたり、最近とみにIT業界を賑わしている XML(eXtensible Markup Language)について、いろいろな角度から解説していきたいと思います。XMLは Java技術と同様にインターネットの波とあいまって、IT業界のみならずさまざまな業界にわたって革新をもたらします。なぜXMLでそんなことができるのか? まず最初はこの辺からお話しします。 ◆なぜXMLなのか? インターネットで繋がった世界を思い浮かべてください。インターネットによって「いつでも必要な時に必要な情報をお互いにやりとりできる世界」です。人とコンピュータ間、人と人だけではありません。コンピュータとコンピュータも同様です。最近よく耳にするE-CommerceやE-Businessでもそのような世界を前提としています。みんなが繋がる世界、それがインターネットを中核にした新しい世界です。この世界で必要とされるのは何でしょうか?みんなが繋がり、お互いの意志疎通のために必要なのは「共通の言葉」です。人間同士でも同じです。同じ言語体系のバックグラウンドを持って初めてコミュニケーションが可能となります。 インターネットの世界でこのような「共通の言葉」を定義、規定するのが XMLです。 ![]() XMLを共通語として利用することにより、インターネット上で 「いつでも必要な時に必要な情報をお互いにやりとりできる世界」を実現します。そしてXMLは国際標準として位置づけられ、XMLを利用して全世界のコンピュータが繋がろうとしています。 ◆HTMLとは? インターネットの世界では、すでにHTMLという言葉があります。ホームページ作成に利用されているHTML(HyperText Markup Language)は どんな言葉でしょうか? HTMLは「人とコンピュータをつなぐ言語」です。 具体的に見てみましょう。HTMLのファイルを開く(Webブラウザに、あるホームページを表示して<ctrl+U>を押す)と、 <H1><H2>とか<P>とか<UL>とか、<TABLE>などのタグ(tag)と、 実際に画面に表示されている情報(たとえばテキスト内容)を見ることができます。
Webの世界では、上記のようなタグ付きの情報(HTMLファイル)がサーバからWebブラウザに送られ、Webブラウザの中でタグが解析されます。 たとえば、
などのレイアウト処理が施され、Webブラウザ画面に表示されます。 このように、HTMLではホームページをレイアウトするために必要なタグセットを規定しています。つまり、HTMLによって「人とコンピュータをつなぐ」ことになります。 今や、Webブラウザが入っていないマシンはなくなりました。サーバ側でHTMLを使ってファイルを作れば、インターネットで繋がっている全てのWebブラウザからその情報を見ることが出来ます。 次回は、XMLとはどんな言葉なのかを、XMLの特長やHTMLとの関係を交えて解説します。
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