Lesson 1: Oracle Business Intelligence
Enterprise Edition 10gでアクセスするアナリティック・ワークスペースの準備
このチュートリアルでは、Oracle Analytic Workspace
Manager(Oracle
AWM)10.2.0.3を使用したアナリティック・ワークスペースでのリレーショナル・ビューの作成について説明します。
リレーショナル・ビューは、Oracle Business Intelligence Suite Enterprise Edition 10gな
どのSQLベースのツールに完全に計算されたOLAPデータを提供します。
約15分
このチュートリアルでは、以下のトピックについて説明します。
このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリー
ンショットがロードし、表示されます。 (警告:
すべてのスクリーンショットが同時にロードされるため、ご使用のインターネット接続によってはレスポンス・タイムが遅くなる場合があります。)
注: 各手順に関連したスクリーンショットのみを表示する場合は、そ
れぞれの手順にあるアイコンの上にカーソルを置いてください。 スクリーンショットをクリックすると、非表示になります。
Oracle OLAPは、企業がビジネス・パフォーマンスを簡単に把握できるOracle
Database 10gの統合コンポーネントです。 Oracle OLAPは以下の機能を提供します。
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例外的な問合せ、計算、データ準備パフォーマンス
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豊富な分析機能 |
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ビジネスでの使用を反映する簡単なユーザー・モデル
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SQLツールおよび多次元ツールへのオープン・アクセス
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Oracleデータベースのネイティブ多次元データ型は、アナリティック・ワークスペース(AW)
によって提供されます。 AWには多くのデータ型がありますが、基本的に次元モデルは、メジャー、ディメンション、キュー
ブで構成されます。
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メジャーは、売上、コスト、利
益、およびマージンなどの実際のデータを表します。 メジャーは、問合せ時に保存または計算されます。
ストアド・メジャーは、データベースにロードおよび保存されます。 計算済メジャーは、問合せ時に動的に計算される値を持つメジャーです。
一般的な計算は、比率、差、遅れなどの時系列、移動和、平均値などのメジャーを含みます。
計算にディスク・ストレージ領域は必要ありません。また、データ保守の際に処理時間が長くなることはありません。 |
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ディメンションは、メジャー・データを識別および分類しま
す。 メジャーのエッジを形成して、メジャーを構成します。 たとえば、ディメンションには、製品、地理、時間、流通チャネルなどがあります。
ディメンションの階層はオプションですが、OLAPシステムで一般的に使用されます。
階層は、分析目的でディメンションのメンバーなどをグループ化する論理構造です。 ディメンションの構造は、親子関係に基づいて階層的に編成されます。
これらの関係を使用すると、レベル間のナビゲーションや子の値から親の値までの集計が可能です。 |
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データの保存または計算を行うメジャーとデータを編成する
ディメンション以外に、キューブを使用すると、同じ次元の類似したメジャーを収集する場合に便利です。
多くのメジャーが同じ形状を持つことは、珍しいことではありません。このため、1つのキューブに対してメジャーの形状(およびその他の共有特性)を定義す
ることによって、AWを構築する際に時間を節約できます。 キューブは、管理者によるAWの構築および保守を支援する論理オブジェクトです。 |
AWは、SQLツールおよび多次元ツールを使用してアクセスできます。
AWデータにアクセスしてOLAP計算エンジンを活用するため、Oracle Business Intelligence Enterprise
Edition 10gなどのSQLツールでは、OLAPへの組込みSQLインタフェースを使用します。
OLAPへのSQLインタフェースは、アナリティック・ワークスペース内のディメンションやキューブに作成されるリレーショナル・ビューを利用します。
このビューは、SQLツールに対してすべてのレベルの集計において完全に計算されたデータを示します。
このチュートリアルでは、Oracle Analytic Workspace
Manager(Oracle AWM)10.2.0.3のプラグインを使用して、既存のAWにリレーショナル・ビューを作成します。
ト
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このチュートリアルを始める前に、次のことを確認してください。
| 1. |
Oracle Data
Warehouseのデータベース構成(10.2.0.3.0推奨)でOracle Database 10.2.0.1.0 Enterprise
Editionがインストール済みであるか、アクセスが可能であること。
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| 2. |
Globalサンプル・スキーマ(バージョン10.2.0.3.0)にアクセスできる
か、またはインストール済みであること。 サンプルは、OTNで
ダウンロードできます。 このサンプルには、このOracle by Exampleのレッスンで使用されるGlobal AWが含まれます。
Globalサンプル・スキーマをダウンロードして、Readme_Global_Sample_Schema.htmlの手順に従って"完全"なインス
トールを実行します。
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| 3. |
Oracle Business Intelligence Suite
Enterprise Edition 10g Release
3(バージョン10.1.3.2.0)にアクセスできるか、またはインストール済みであること。
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| 4. |
OTNでダウンロード可能なOracle Analytic Workspace
Manager(Oracle AWM)のバージョン10.2.0.3にアクセスできるか、またはインストール済みであること。 |
| 5. |
OTNで
OLAP View Generator Sampleをダウンロードしてインストールしていること。
このサンプルは、グラフィカル・ユーザー・インタフェースを通じて、組込み式の全体ビューを作成できるOracle AWM
10.2.0.3.0のプラグインです。 OLAPViewGenerator.htmlの手順に従って、プラグインをインストールしてください。 |
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前述のとおり、このレッスンの目的は、SQLでアクセスするAWデータを表示するため
のリレーショナル・ビューを作成することです。 次のレッスンでは、このビューへのアクセスを定義するOracle Business
Intelligence Enterprise Edition 10gのメタデータを作成します。
リレーショナル・ビューと正しいメタデータが作成されると、Oracle Business Intelligence
Serverは、適切なSQLを生成して、ビューに表示されるAWデータにアクセスできます。
SQLインタフェースでAWに対する正しいSQLを生成するため、ディメン
ションは各階層の最上位レベルで単一の値を使用するという次元モデリング技法がAWのすべてのディメンション階層で使用されます。
この要件は、Oracle OLAP
APIを使用するツールには必要ありません。ただし、Oracle Business Intelligence Enterprise
Edition 10gを含むSQLインタフェースを使用する一部のツールには必要です。
たとえば、Global AWの標準のTimeディメンション階層には、"All
Years"値が含まれます。
同じ技法は、AWのすべての階層に使用されます。
Customerディメンションには、2つの階層(Market SegmentとShipments)が含まれます。
この2つの階層には、階層の最上位レベルで使用される'Total'値があります。
CustomerディメンションのMarket
Segment階層には、"TOTAL_MARKET"レベルが含まれます。
CustomerディメンションのShipments階層には、"TOTAL_CUSTOMER"
レベルが含まれます。
注: AWの単一の階層は、常に"デフォルト"の階層として指定されます。
Customerディメンションの場合、SHIPMENTS階層がデフォルトです。
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SQLアクセス用にOLAPデータを公開する場合、すべての集計に使用される単一の組
込み式の全体ビューが作成されます。
このビューでは、Dimensionsが主キー列、AttributesとMeasuresがデータ列にマッピングされます。
単一のビューには、すべてのサマリー・レベルのデータが含まれます。 行のサマリー・レベルは、ディメンション・レベルの列によって決定されます。
単一の組込み式の全体ビューには、次の利点があります。
前提条件セクションのステップ3に従って、OTNからOLAP View
Generatorサンプルをダウンロードしてインストールします。 このサンプルは、Oracle AWM
10.2.0.3のプラグインとしてインストールされます。
グローバル・アナリティック・ワークスペースの組込み式の全体ビューを作成するには、
OLAP View Generatorプラグインを使用して、以下の手順を実行します。
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Oracle
AWMでのグローバル・アナリティック・ワークスペースへの接続
Oracle AWMでグローバル・スキーマを開くには、以下の手順を実行します。
| 1. |
Oracle AWMを開き、「Databases」ノードを右クリックし、メニュー
から「Add Database to Tree」を選択します。
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| 2. |
Add Database to treeダイアログで、名前にglobalと入力
し、適切なデータベース接続情報を提供します。
次に、「Create」をクリックします。
結果: 新しいデータベース・ノードがナビゲータに表示されます。
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| 3. |
ナビゲータの「global」ノードをドリルして、Connect to
databaseダイアログを表示します。 UsernameとPasswordの両方にglobalと入力します。
「OK」をクリックします。
結果: Schemaノードがナビゲータに表示されます。
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| 4. |
「Schema」ノードをドリルします。 次に、「GLOBAL」
ノードをドリルします。 最後に、「Analytic Workspaces」ノードをドリルします。
結果: GLOBALアナリティック・ワークスペースが次のようにナビゲータに表示
されます。
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| 5. |
最後に、Analytic Workspacesの「GLOBAL」ノードをドリルし
ます。
結果:
GLOBALアナリティック・ワークスペースのコンテンツを表示するツリーがナビゲータに次のように表示されます。
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OLAP View
Generatorプラグインの起動
OLAP View Generatorプラグインを起動するには、以下の手順を実行します。
| 1. |
ナビゲータで、「Cubes」ノードをドリルします。
GLOBALアナリティック・ワークスペースには、UNITS_CUBEという1つのキューブが含まれます。
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| 2. |
次に、「UNITS_CUBE」を右クリックし、メニューから「Plug-in
- Create Relational View」を選択します。
結果: Create Viewダイアログが表示されます(次のステップで示します)。
この時点で、「Create View」をクリックして、組込み式の全体ビューを作成
できます。 ただし、ビューを作成する前に、ビューの一部の要素を最初に調査します。
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| 3. |
「View 'units_cube_cubeview'」ノードをドリルします。
ノードは、AWの各ディメンションに表示されます。UNITS_CUBEに関連するメジャーにも表示されます。
次に、階層分析をサポートするために作成される一部の列を調査します。
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階層レベルの調査
組込み式の全体ビューが作成されると、各ディメンションの属性と階層を示す列が定義されます。
複数の階層を含むディメンションの場合、一意な列が作成され、各階層ブランチのすべてのレベルが示されます。
このトピックでは、1つの階層を含むTimeディメンションと2つの階層を含むCustomer
ディメンションに作成される列を調査します。 この情報は、レッスン2で扱うOracle Business Intelligence
Enterprise Edition 10gのメタデータの作成に役立ちます。
以下の手順を実行します。
| 1. |
前のトピックで、Create
Viewプラグインを起動し、ナビゲーション・ツリーを開いて、メジャーと各ディメンションのノードを表示しました。
ここでは、次のノードをドリルします。 「Time」→「Hierarchies」
→「CALENDAR_YEAR」
デフォルトで、プラグインは、ID列ではなくDescription列を使用して、各階層レベルの列を作成します。
これは、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionのメタデータを作成する場合の要件です。
注: 無効と表示されている項目が必要な列です。
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| 2. |
「Month Description」を右クリックして、項目の説明を参照します。
(ヒント: 必ず右クリックしてください。 右クリックしないと、項目の選択が解除されます。)
説明ペインは、Time階層のこのレベルを表すTIME_MONTH_LVLDSC列が作成されることを示しています。
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| 3. |
階層の各レベルも同じように表示されます。 「Quarter Description」
を右クリックして、項目の説明を参照します。
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| 4. |
ここでは、ナビゲータの次のノードをドリルします。 「Customer」→「Hierarchies」
→「MARKET_SEGMENT」 同様に、「SHIPMENTS」階層もドリ
ルします。 表示結果は次のようになります。
Timeディメンションと同様に、各階層レベルの説明の列が作成されます。
Customerディメンションには2つの階層があるので、各階層のすべてのレベルに列が作成されます。
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| 5. |
MARKET_SEGMENT階層で、次のように「Ship To Description」
を右クリックします。
MARKET_SEGMENT階層の最下位レベルを表すCUSTOMER_SHIP_TO_LVLDSC列が作成されま
す。
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| 6. |
SHIPMENTS階層で、次のように「Ship To Description」を
右クリックします。
SHIPMENTS階層の最下位レベルを表すCUSTOMER_SHIP_TO_LVLDSC1列が作成されます。
列名として"LVLDSC"の後に"1"が追加されていることに注意してください。 View
Generatorプラグインは、同じディメンション内の複数の階層で共有されるリーフ・レベルを一意に識別するため、このネーミング技法を使用します。
注意事項:
複数の階層を使用するディメンションを含むキューブのビューを作成する場合は、この情報に注意してください。
各ディメンション階層にOracle Business Intelligence Enterprise Edition 10gの
メタデータを作成する場合は、正しいソース列を識別する必要があります。
次のレッスンでは、2つのCustomer階層の1つだけ(デフォルトのSHIPMENTS階層)を公開します。
このため、デフォルトのProductディメンション階層のリーフ・レベル列を識別する場合にCUSTOMER_SHIP_TO_LVLDSC1列を使用
します。
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組込み式の全
体ビューの作成
以下の手順を実行して、組込み式の全体ビューを作成します。
| 1. |
TimeとCustomerの階層レベルを説明するすべての列がCreate
Viewダイアログ・ボックスで選択されていることを確認します。
次に、「Create View」ボタンをクリックします。
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| 2. |
組込み式の全体ビューが作成されると、次のメッセージが表示されます。
「OK」をクリックして、Create Viewプラグインを閉じます。
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| 3. |
メイン・メニューから「File」→「Exit」
を選択して、Oracle AWMを閉じます。 |
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このレッスンで学習した内容は以下のとおりです。
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各階層の最上位レベルで単一の値を使用したすべてのAW
ディメンション階層のモデル化 |
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複数の階
層を含むディメンションの列名の決定 (この情報は、次のレッスンで使用します。) |
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OLAP
View Generatorプラグインを使用したAWでの組込み式の全体ビューの作成 |
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Oracle Business Intelligence Enterprise
Editionの詳細は、OTN Webサイトの追加Oracle by Exampleを参照してください。 そのページから、「Business
Intelligence Start」→「Oracle BI Enterprise Edition (EE)」
を選択します。
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このアイコンの上にカーソルを置くと、すべてのスクリーンショットが非表示になります。
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