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[デプロイメント] --> [EJB モジュール] --> [モニタ] --> [エンティティ EJB]

エンティティ EJB の実行時統計     エンティティ EJB の生モニタ データ     タスク     関連トピック

概要

このページには、選択しているアーカイブ内のエンティティ EJB に関する実行時統計が表示されます。 EJB がデプロイされている 1 つまたは複数のサーバ インスタンスの統計を表示できます。 各統計情報については、「エンティティ EJB の実行時統計」で定義します。

このコンソール ページをカスタマイズして統計の元になった数値の一部またはすべてを表示するには、[このビューをカスタマイズ] をクリックし、選択可能になっているカラムのリストから必要なデータを選択します。 選択可能なデータについては、「エンティティ EJB の生モニタ データ」で定義します。

統計情報および統計の元になった数値には、その Bean が最後にデプロイされて以降のアクティビティが反映されています。

エンティティ EJB の実行時統計

次の表に、エンティティ EJB について表示される実行時統計情報を定義します。

表 91-1

統計情報

説明

キャッシュ ミス率

キャッシュ ミス率は、キャッシュ内の Bean の検索 (キャッシュ アクセス) 試行回数に対して、コンテナがキャッシュ内で Bean を検索できなかった (キャッシュ ミス) 回数の比率です。一般に、キャッシュ ミス率が低いほど、EJB のパフォーマンスは高くなります。

キャッシュから Bean を取得することで節約できる時間は、Bean の ejbActivate メソッドの呼び出しと cache-between-transactions の設定によって異なります。キャッシュ ミスが発生した場合、Bean をフリー プールから取得して、その ejbActivate メソッドを呼び出す必要があります。ejbActivate の呼び出し回数が増えるほど、キャッシュ ミスによるパフォーマンス低下は著しくなります。cache-between-transactions を true にコンフィグレーションした EJB の場合、キャッシュ ミスが発生すると、強制的に EJB コンテナでデータベースを追加呼び出しして Bean をロードします。

キャッシュ ミス率の統計に対応するチューニングの詳細については、『WebLogic Server パフォーマンス チューニング ガイド』の「キャッシュ ミス率」を参照してください。

ロック 待機率

リクエストのロック総数に対して、スレッドが Bean をロックするために待機した時間の比率です。パフォーマンスを最高にするには、ロックの待機率を可能な限り低くします。

ロック待機率の統計に対応するチューニングの詳細については、『WebLogic Server パフォーマンス チューニング ガイド』の「ロック待機率」を参照してください。

ロック タイムアウト率

ロック マネージャのアクセス タイムアウトの比率です。タイムアウトは、パフォーマンスに大きな悪影響を及ぼします。そのため、ロック タイムアウト率は最小限に抑える必要があります。タイムアウトによって、いくつかのレベルでパフォーマンスが低下します。まず、ロックを待機するスレッドごとに、他のリクエストのサービスを提供するためにサーバで使用できるスレッドが 1 つ減ります。次に、ロック タイムアウトにより、現在のトランザクションをロールバックする例外が発生します。この場合、トランザクションで行った作業はすべて消去され、現在のリクエストは失敗します。

ロック タイムアウト率の統計に対応するチューニングの詳細については、『WebLogic Server パフォーマンス チューニング ガイド』の「ロック タイムアウト率」を参照してください。

プール ミス率

プール ミス率は、プールへの Bean の総リクエスト数に対して、使用可能な Bean がなかった場合にプールから Bean を取得するために行ったリクエストの総数の比率です。プール ミスによって生じる影響は、Bean のタイプによって異なります。

ステートレス セッションでプール ミスが発生した場合、リクエスト スレッドはプールで Bean が使用可能になるまで待機します。スレッドが待機する最大時間は、Bean のトランザクション タイムアウト値と同じです。

エンティティ Bean とメッセージ駆動型 Bean の場合、インスタンスが使用可能になるのを待機しません。代わりに、プール ミスが発生すると、プールで新しい Bean インスタンスが作成され、リクエストに対応します。プール ミスによって、実行スレッドは Bean が使用可能になるまで待機するか、または新しい Bean が作成されるのを待機しなければならないため、パフォーマンスに悪影響が生じます。したがって、プール ミス率を最小限に抑えるのが重要となります。

プール ミス率の統計に対応するチューニングの詳細については、『WebLogic Server パフォーマンス チューニング ガイド』の「プール ミス率」を参照してください。

破棄された Bean 率

破棄された Bean 率は、Bean の総リクエスト数に対する、破棄された Bean 数の比率です。 EJB 仕様では、実行時にアプリケーション以外の例外が Bean から送出された場合、EJB コンテナは Bean を破棄するよう規定されています。 ただし、Bean を破棄すると、新しい Bean インスタンスに置き換える必要があるため、パフォーマンスに悪影響が生じます。 したがって、破棄された Bean 率は最小限に抑える必要があります。

破棄された Bean 率の統計に対応するチューニングの詳細については、『WebLogic Server パフォーマンス チューニング ガイド』の「Bean 破棄率」を参照してください。

プール タイムアウト率

プール タイムアウト率は、総リクエスト数に対して、プールからの Bean の待機がタイムアウトになったリクエストの比率です。 この比率は、ステートレス セッション Bean にのみ有効です。これは、このタイプの Bean のみが、Bean が使用可能になるのを待機するためです。

それ以外のタイプの Bean の場合、待機せずに新しいインスタンスを自動的に作成してリクエストに対応します。 パフォーマンスを最高にするには、プール タイムアウト率を可能な限り小さくする必要があります。

プールのタイムアウト率の統計に対応するチューニングの詳細については、『WebLogic Server パフォーマンス チューニング ガイド』の「プール タイムアウト率」を参照してください。

活動中の JMS 接続

EJB コンテナが JMS 送り先のソースに正常に接続したかどうかをレポートします。正常に接続した場合、メッセージ駆動型 Bean はメッセージを受信しています。 このフィールドの値が false と表示される場合は、接続の失敗として考えられる原因に関するサーバ ログをチェックします。

トランザクション ロールバック率

トランザクション ロールバック率は、EJB に関与するトランザクションの総数に対して、ロールバックされたトランザクション数の比率です。これは、さまざまな用途で役立ちます。まず、アプリケーションの問題を把握するのに役立ちます。たとえば、ロールバック率が予想を超えて高くなると、アプリケーションで使用されるリソースに問題が発生します。また、アプリケーションの効率性を評価する場合にも役立ちます。トランザクション ロールバック率が高い場合、ロールバックされるだけの処理が多くあり、結果的に非効率であることがわかります。

トランザクション ロールバック比の統計に対応するチューニングの詳細については、『WebLogic Server パフォーマンス チューニング ガイド』の「トランザクション ロールバック率」を参照してください。

トランザクション タイムアウト率

トランザクション タイムアウト率は、EJB に関与するトランザクションの総数に対して、タイムアウトになったトランザクション数の比率です。タイムアウトは、効率性が低いことの兆候であるため、特に注意する必要があります。

すべての EJB のリクエストでは、スレッドや Bean インスタンスなど、さまざまなサーバ リソースを使用します。トランザクションがタイムアウトになると、結局はサーバ リソースが無駄に消費されたことになります。トランザクション タイムアウト率は、アプリケーションの問題を把握するのに役立ちます。

トランザクション タイムアウト率の統計に対応するチューニングの詳細については、『WebLogic Server パフォーマンス チューニング ガイド』の「トランザクション タイムアウト率」を参照してください。

エンティティ EJB の実行時統計

エンティティ EJB の生モニタ データ

この節では、「エンティティ EJB の実行時統計」に示した統計情報の元となる実行時データを定義します。 [EJB モジュール|モニタ|エンティティ EJB] タブ ページにこれらのデータを表示するには、[このビューをカスタマイズ] をクリックし、選択可能なデータのリストからデータを選択します。

表 91-2 エンティティ EJB の生モニタ データ

実行時情報

説明

アクセス総数

フリー プールからのインスタンスの取得が試行された合計回数が表示されます。この情報は、他のフリー プール数にコンテキストを提供する場合に役立ちます。

アクティブ化の数

アクティブ化された EJB の数が表示されます。

現在の使用中 Bean 数

フリー プールの現在使用中の Bean インスタンス数が表示されます。この情報は、EJB のトラッキングに役立ちます。たとえば、異常なプール ミスを調査する場合に、この情報が重要となります。

キャッシュ アクセス数

キャッシュから Bean へのアクセスを試行した合計回数が表示されます。この情報は、キャッシュ ヒットなどの他のカウントにコンテキストを提供する場合に役立ちます。

キャッシュ ミス回数

キャッシュから Bean へのアクセスに失敗した合計試行回数が表示されます。この情報は、EJB キャッシュの効率性を評価する場合に役立ちます。

現在のプールされた Bean 数

キャッシュ内の Bean の総数が表示されます。

破壊された総数

破棄された Bean の総数が表示されます。

EJB 名

EJB の名前が表示されます。

ロック マネージャのアクセス数

ロックの取得が試行された合計回数が表示されます。

ロック マネージャの現在のエントリ数

現在保持されているロック数が表示されます。

ロック マネージャのタイムアウト総数

ロックを待機していてタイムアウトしたリクエストの総数が表示されます。

ロック マネージャの待機総数

ロックを待機したリクエストの総数が表示されます。

ミス総数

フリー プールからのインスタンスの取得に失敗した総試行回数が表示されます。プールに使用可能なインスタンスがない場合、プールからの Bean 取得の試行は失敗します。この情報は、プール失敗比率の計算に役立ちます。

パッシベーション数

パッシベーションが行われた EJB の総数が表示されます。

プールのタイムアウト総数

フリー プールからの使用可能な Bean インスタンスの待機がタイムアウトになった、スレッドの総数が表示されます。この情報は、プールのタイムアウト比率の計算に役立ちます。

プールの待機総数

プールからのインスタンスを待機したリクエストの総数が表示されます。

現在のプールされた Bean 数

フリー プール内で現在使用可能な Bean インスタンス数が表示されます。この情報は、EJB のトラッキングに役立ちます。たとえば、異常なプール失敗比率を調査する場合に、この情報が重要となります。

サーバ

EJB が実行されているサーバ インスタンスが表示されます。

コミットしたトランザクション数

コミットされたトランザクションの総数が表示されます。

ロールバックしたトランザクション数

ロールバックされたトランザクションの総数が表示されます。

トランザクションのタイムアウト総数

タイムアウトしたトランザクションの総数が表示されます。

現在の待機数

フリー プールから使用可能な Bean インスタンスを現在待機しているスレッドの数が表示されます。この情報は、特定の時点でアプリケーションのパフォーマンスが低下する原因を調査する場合などに役立ちます。

タスク

EJB のモニタ

関連トピック

『WebLogic Server パフォーマンス チューニング ガイド』の「WebLogic Server EJB のチューニング

 

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