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この節では、Oracle CEP Visualizer で実行できる一般的なアプリケーション タスクについて説明します。
Visualizer は直感的でかなりわかりやすいため、すべてのタスクについてはここで取り上げませんが、以下の共通の一般的なタスクがあり、他の類似のタスクはここから推測できます。
Visualizer を使用して、アプリケーションのイベント処理ネットワーク (EPN) のステージまたは指定されたパスの、開始および出口ポイントをモニタできます。Oracle CEP には各ステージまたはパスでモニタ可能な以下のメトリックが定義されています。
Visualizer のモニタ機能自身は Oracle CEP アプリケーションとして実装されているため、診断情報はイベントとして表示することができ、アプリケーションは EPL ルールを使用してこれらの診断イベントを処理します。
Visualizer で EPN のステージまたはパスをモニタするには、以下に示す手順で最初に診断プロファイルを作成する必要があります。
Max Latency Metric]—ステージまたはイベント処理ネットワークのサブセット (パス) をイベントが流れるのにかかる最大時間をモニタする必要があることを指定します。Average Latency Metric]—ステージまたはイベント処理ネットワークのサブセット (パス) をイベントが流れるのにかかる平均時間をモニタする必要があることを指定します。Threshold]—平均レイテンシのモニタのしきい値を指定します。この値は [Average Latency Metric] が指定された場合にのみ有効になります。Time Unit]—しきい値および平均間隔のフィールドの時間単位を指定します。Average Interval]—診断データを収集する時間間隔を指定します。
[Path Information] セクションを、以下のように更新します。
| 警告 : | 診断プロファイルは永続的でないため、アプリケーションをアンデプロイした場合やサーバを再起動した場合は、すべての診断プロファイルが失われます。 |
com.bea.wlevs.dataservices アプリケーションに含まれている MonitorProcessor は、診断ダッシュボードに出力されるイベントをフィルタ処理するために使用されるデフォルトの EPL ルールに関連付けられています。このフィルタをカスタマイズする場合は、この EPL ルールを変更するか、または新しいルールを追加できます。
EPL ルールで使用されているイベント タイプ com.bea.wlev.dataservice.cep.DSMonitorEvent には、以下のプロパティが含まれています。
たとえば、モニタ イベントをタイプとメトリックでフィルタ処理する場合は、EPL ルールを以下のように変更します。
SELECT * FROM DSMonitorEvent
RETAIN 1 EVENT
WHERE metric < 300 AND type = 'avg-latency'
SELECT * FROM DSMonitorEvent
RETAIN 1 EVENT
WHERE metric < 300 AND type = 'avg-throughput'
SELECT * FROM DSMonitorEvent
RETAIN 1 EVENT
WHERE metric < 300 AND type = 'max-latency'
メトリックの数が 300 未満の場合に継続して 3 つのイベントを表示し、タイプ別にイベントをグループ化するには、以下の EPL ルールを試してください。
SELECT *, COUNT(metric)
FROM DSMonitorEvent
RETAIN BATCH OF 3 EVENTS PARTITION BY type
WHERE metric < 300
HAVING COUNT(metric) = 3
OUTPUT LAST 1 EVERY 3 EVENTS
メトリックの平均数が 300 未満の場合に継続して 3 つのイベントを表示し、タイプ別にイベントをグループ化するには、以下の EPL ルールを試してください。
SELECT *, AVG(metric)
FROM DSMonitorEvent
RETAIN BATCH OF 3 EVENTS PARTITION BY type
HAVING AVERAGE(metric) < 300
OUTPUT LAST 1 EVERY 3 EVENTS
dataservices アプリケーションの EPL ルールを変更するには、以下の手順を実行してください。
Domain|Server|Applications|com.bea.wlevs.dataservices|Stages|MonitorProcessor] をクリックします。Domain はドメイン名、Server はサーバ名です。
Oracle CEP のイベント リポジトリ機能を使用すると、イベント処理ネットワーク (EPN) を通じて流れるイベントを記録、格納できるため、後からイベントを再生できます。プロセッサやストリームなどのステージごとに、イベントの記録と再生をコンフィグレーションします。また、イベント ソースからのイベントのみを記録でき、再生はイベント シンクでのみ可能です (イベントはイベント シンク ステージの着信側に再生されます)。
Visualizer で制御可能な記録と再生のコンフィグレーション オプションは時間と速度のみです。他のオプションをコンフィグレーションするには、適切なコンポーネント ファイルを手動で更新する必要があります。
特定のステージの記録および再生用の Visualizer パネルは、以下に示す 3 つのセクションに分かれています。以下の項目では特に記録パネルについて示しますが、再生パネルも速度や繰り返しなどのいくつかの追加のプロパティを除いてほとんど同じです。パネルは以下のとおりです。
<record-parameters> 要素に対応しています。エントリでは記録の開始および終了時間と、記録するイベント タイプの詳細が示されます。アプリケーションで記録エントリをコンフィグレーションする場合、イベント タイプは必須ですが、開始および終了時間は省略可能です。
イベントと記録再生のしくみ、およびコンポーネントのコンフィグレーション方法の詳細な情報については、「永続ストアを使用したイベントの記録と再生」を参照してください。サンプルについては、「イベントの記録と再生のサンプル」を参照してください。
<processor>、<stream>、または <adapter>) の <record-parameters> 子要素を追加します。再生操作をコンフィグレーションするには、<playback-parameters> 子要素を追加します。以下の例では、HelloWorld サンプル アプリケーションの helloworldProcessor に記録と再生を追加する方法を示しています。関連するセクションを太字で示します。<processor>
<name>helloworldProcessor</name>
<record-parameters>
<dataset-name>test1data</dataset-name>
<event-type-list>
<event-type>HelloWorldEvent</event-type>
</event-type-list>
<provider-name>test-rdbms-provider</provider-name>
</record-parameters> <playback-parameters>
<dataset-name>test1data</dataset-name>
<event-type-list>
<event-type>HelloWorldEvent</event-type>
</event-type-list>
<provider-name>test-rdbms-provider</provider-name>
<playback-speed>1.0</playback-speed>
<loopback>false</loopback>
</playback-parameters><rules>
<rule id="helloworldRule"> select * from HelloWorldEvent retain 1 event </rule>
</rules>
<bindings/>
</processor>
| 警告 : | [Update Schedule] をクリックするまで、カレンダーと時計に加えた変更はコミットされません。 |
Visualizer では、特定のステージでイベントの記録または再生が現在進行中であるかどうかが追跡されます。この情報に基づいて、[Start Recording] および [End Recording] ボタンが必要に応じて有効または無効になります。
Visualizer を使用して記録を開始すると、Oracle CEP は記録エントリのイベント タイプ情報を使用して直ちに記録を開始します。事前にスケジュールされた時間がある場合は、変更されません。セッションの記録をすぐに停止するには、[End Recording] ボタンを使用します。
Visualizer のルール置換機能を使用して、既存のルールを変更できます。ただし、この機能を使用する際は慎重に使用する必要があります。これは、Visualizer の内部でルールが先に削除されてから、置換するテキストを使用して再び追加されるためです。ルールを削除すると、再びルールが追加される前にすべての状態が失われます。このため、ステートレスのルールのみを置換する必要があります。
| 注意 : | Visualizer では一部のステージのコンフィグレーションを更新できません。更新可能なコンフィグレーションの場合は、[Modify] ボタンが表示されます。 |
アプリケーションのデプロイとは、アプリケーションが含まれる JAR ファイルをサーバにアップロードし、これをインストールすることを示し、これによってクライアントから使用可能になります。
Oracle CEP の内部ではアプリケーションをデプロイする際に 2 つのステップを実行します。最初のステップで、OSGi コンテナ内部のアプリケーション バンドルを起動します。2 番目のステップで、アプリケーションの起動と初期化を行います。2 番目のステップは本来非同期であるため、Visualizer は 2 番目の操作の完了を待機しません。アプリケーションが正常に起動すると、Visualizer のナビゲーション ツリーは自動的に新しいデプロイメントで直ちに更新され、ダッシュボードに成功のメッセージが送信されます。ただし、アプリケーションの起動に失敗した場合は、Visualizer ではメッセージや更新が発生しないため、サーバ サイドでエラーを確認する必要があります。
アプリケーションがデプロイされ、クライアントで使用できるようになります。
アプリケーションをアンインストールすると、アプリケーションはサーバから完全に削除され、クライアントからはアクセスできなくなります。
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