チュートリアル : Worklist アプリケーションの構築

     前  次    新しいウィンドウで目次を開く     
ここから内容

手順 1 : 環境の設定

この手順では、融資処理承認タスク プランおよび新しい Worklist アプリケーションを構築するための Worklist 設計時環境を設定します。環境を設定するために、Acme Financial System の新しいドメイン、ユーザ、およびグループを作成します。

この手順の作業を完了する方法について、以下の節で順に説明します。

 


始める前に

このチュートリアルを開始する前に、システムに Oracle WebLogic Integration がインストールしてあり、ワークスペースを定義していることを確認してください。以下の手順を実行して、Oracle Workshop for WebLogic IDE (Integrated Development Environment : 統合開発環境) を起動します。

  1. [スタート] メニューから [すべてのプログラムOracle WebLogicWorkshop for WebLogic 10gR3] をクリックし、IDE を起動します。[ワークスペース・ランチャー] ダイアログ ボックスが表示されます。
  2. このチュートリアルで使用するため、BEA_HOME\user_projects\workspaces\workSpaceStudio ディレクトリに worklist というワークスペースを作成します。ここで、BEA_HOME は Oracle WebLogic Integration 10g Release 3 (10.3) をインストールした場所です (図 2-1 を参照)。
  3. 図 2-1 ワークスペースの設定


    ワークスペースの設定

 


Worklist ドメインの作成

Worklist ドメインは Oracle WebLogic Configuration Wizard を使用して作成します。Worklist ドメインを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. [スタート] メニューから [すべてのプログラム│Oracle WebLogic│WebLogic Server 10gR3|Tools│Configuration Wizard] をクリックして、Oracle WebLogic Configuration Wizard を起動します。[Oracle WebLogic Configuration Wizard] ダイアログ ボックスに [ようこそ] ページが表示されます (図 2-2 を参照)。
  2. 図 2-2 Conofiguration Wizard の [ようこそ] ページ

    Configuration Wizard の [ようこそ] ページ

  3. [新しい WebLogic ドメインの作成] を選択して [次へ] をクリックします。[Oracle WebLogic Configuration Wizard] ダイアログ ボックスに [ドメイン ソースの選択] ページが表示されます。
  4. Oracle WebLogic Configuration Wizard を進めると、いくつかのページが順番に表示されます。各ページで設定を指定する必要があります。以降のページに進むには [次へ] をクリックします。表 2-1 に、ドメインを正常に作成するために選択する必要があるページおよびオプションを示します。

    表 2-1
    [Configuration Wizard] ダイアログ ボックスのページ
    推奨されるアクション
    [ドメイン ソースの選択]
    以下の製品について [以下の製品をサポートするために、自動的にコンフィグレーションされたドメインを生成する] オプションを選択する。
    • WebLogic Server (Required)
    • Workshop for WebLogic 10.3
    • WebLogic Integration
    [次へ] をクリックして続行する。
    [管理ユーザ名とパスワードのコンフィグレーション]
    以下の必須資格情報を指定する。
    User name = weblogic
    User password = weblogic
    Confirm user password = weblogic
    [次へ] をクリックして続行する。
    [サーバの起動モードおよび JDK のコンフィグレーション]
    [WebLogic ドメインの起動モード] カラムで [開発モード] を選択する。
    [使用可能な JDK] カラムで [Sun SDK 1.6.0_05 @ C:\bea\jdk160_05] を選択する。
    [次へ] をクリックして続行する。
    [環境とサービスの設定のカスタマイズ]
    [いいえ] をクリックしてドメイン ソースに定義されている設定を保持し、ドメインの作成に直接進む。
    [次へ] をクリックして続行する。
    Configuration Wizard を使用したドメインのコンフィグレーション
  5. [WebLogic ドメインの作成] ページで各フィールドに次の値を指定し、[作成] をクリックします (図 2-3 参照)。
  1. [管理サーバの起動] チェック ボックスをオンにして、[完了] をクリックして続行します。

 


Oracle Workshop for WebLogic 設計時環境の設定

myworklist ドメインを作成すると、以下の手順を実行して融資処理タスク プランの設計時環境を設定できます。

  1. Oracle Workshop for WebLogic で、[ファイル|新規|その他|サーバー|サーバー] をクリックします。
  2. [次へ] をクリックします。
  3. [新規サーバー] ダイアログ ボックスが表示されます (図 2-5 を参照)。

    図 2-5 [新規サーバー] ダイアログ ボックス


    [新規サーバー] ダイアログ ボックス

  4. [新規サーバー] ダイアログ ボックスで、デフォルト設定をそのまま使用して [次へ] をクリックします。
  5. Configuration Wizard を使用して作成した、myworklist ドメインを参照して選択します。このドメインは <Home Directory>\bea\user_projects\domains\myworklist にあります (図 2-6 を参照)。
  6. 図 2-6 新しいサーバのドメイン名の指定


    新しいサーバのドメイン名の指定

  7. [終了] をクリックします。

Worklist アプリケーションをデプロイする新しいサーバの作成が完了しました。

 


新しい Worklist アプリケーションの作成

Worklist アプリケーションは、EAR および Web プロジェクトから構成されており、サーバ上の実行可能な自己完結型の Worklist アプリケーションに関連付けられているファイルおよびディレクトリが含まれています。

EAR プロジェクトはエンタープライズ アプリケーションに対応します。Acme Financial System のワークリスト システム インスタンスおよび融資処理タスク プランをホストします。このプロジェクトを構築およびデプロイして、このチュートリアルの概要で説明するタスク シナリオを作成します。

Web プロジェクトは Worklist User Portal のインスタンスで、ワークリスト システム (EAR プロジェクトがホストする) のユーザ インタフェースとして機能します。Web プロジェクトは EAR プロジェクトの一部です。

新しい Worklist アプリケーションを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. Oracle Workshop for WebLogic で、[ファイル新規その他] をクリックします。
  2. [ウィザードを選択] ダイアログ ボックスが表示されます。

  3. [ウィザードを選択] ダイアログ ボックスで、[WebLogic Integration|Worklist アプリケーション] を選択します (図 2-7 を参照)。
  4. 図 2-7 [新しいプロジェクト] ダイアログ ボックス
    [新しいプロジェクト] ダイアログ ボックス
  5. [次へ] をクリックします。[新しい Worklist アプリケーション] ダイアログ ボックスが表示されます。
  6. [Worklist アプリケーションの種類の選択] セクションから [プロセス ホスト] オプションを選択します。同じアプリケーションで Worklist とビジネス プロセス管理を連携させて使用できるようになります。
  7. [EAR プロジェクト名] ボックスで EAR プロジェクト名を Loan_EAR と指定します。
  8. [Web プロジェクト名] ボックスで Web プロジェクト名を Loan_Web と指定します。
  9. [ユーティリティ プロジェクトの作成] チェック ボックスをオンにして、ユーティリティ プロジェクト名を LoanUtil と指定します。このプロジェクトには、すべての Oracle WebLogic Integration スキーマが格納されます。
  10. [ユーティリティ プロジェクトでの WebLogic Integration システムおよびコントロール スキーマの追加] チェックボックスをオンにします (図 2-8 を参照)。
  11. 図 2-8 [新しい Worklist アプリケーション] ダイアログ ボックス


    [新しい Worklist アプリケーション] ダイアログ ボックス

  12. [終了] をクリックすると [関連付けられたパースペクティブを開きますか?] ダイアログ ボックスが表示されます。
  13. 表示された [関連付けられたパースペクティブを開きますか?] ダイアログ ボックスで、[常にこの設定を使用する] チェック ボックスをオンにして、[はい] をクリックします。プロジェクトがタスク プラン パースペクティブに関連付けられます (図 2-9 を参照)。
  14. 図 2-9 [関連付けられたパースペクティブを開きますか?] 確認ボックス


    [関連付けられたパースペクティブを開きますか?] 確認ボックス

    Oracle Workshop for WebLogic ウィンドウの右上にタスク プラン アイコン [関連付けられたパースペクティブを開きますか?] 確認ボックス が表示されます。

 


融資処理のユーザおよびグループのコンフィグレーション

Acme Financial System では、表 2-2 に示すユーザおよびグループを作成する必要があります。作成するには、前の節で作成したサーバを起動する必要があります (起動していない場合)。サーバをもう一度起動するには、以下の手順を実行します。

  1. [サーバー] ペインでサーバを選択します (図 2-10 を参照)。
  2. 図 2-10 サーバの起動


    サーバの起動

  3. 右クリックして [始動] オプションを選択します。
  4. 表 2-2 融資処理のユーザおよびグループ
    ユーザ
    グループ
    John
    loanOfficer
    Joe
    loanOfficer
    Mary
    loanManager
    Mark
    loanManager

融資処理タスクのグループの作成

グループを作成するには、以下の手順を実行します。

  1. Oracle Workshop for WebLogic で [実行Weblogic IntegrationWorklist Console] メニューを使用して Worklist Console を開くか、または Internet Explorer などの Web ブラウザを開いて以下の Worklist Console の URL を入力します。
  2. http://host:port/worklistconsole
  3. 次の資格情報を使用して、Oracle WebLogic Integration の Worklist Console に管理者権限でログインします。
    • ユーザ名 : weblogic
    • パスワード : weblogic
  4. 左パネルで [ワークリスト ユーザ] をクリックします。
  5. 左パネルのワークリスト ユーザ セクションで [グループ] をクリックします。
  6. [グループの追加] をクリックして [新しいグループの追加] ページを開きます (図 2-11 を参照)。
  7. 新しいグループに以下の詳細情報を指定します。
    • グループ名 : loanOfficer
    • 認証プロバイダ : ドロップダウン メニューから、認証プロバイダを選択するか、デフォルトを使用する。
    • 図 2-11 [新しいグループの追加] ページ


      [新しいグループの追加] ページ

  8. [保存] をクリックします。
  9. [グループの追加] をクリックして別のグループを作成します。
  10. 新しいグループに以下の詳細情報を指定します。
    • グループ名 : loanManager
    • 認証プロバイダ : ドロップダウン メニューから、認証プロバイダを選択するか、デフォルトを使用する。
  11. [保存] をクリックします。

グループを作成すると、ユーザを作成してこれらのグループに割り当てる必要があります。

ユーザの作成およびグループへの割り当て

  1. 左パネルで [ユーザ] をクリックします。
  2. [ユーザの追加] をクリックします。[新しいユーザの追加 - 全般的なコンフィグレーション] ページが開きます。
  3. 以下の詳細情報を指定します。
    • 名前 : John
    • パスワード : password
    • 注意 : パスワードの長さは 8 文字以上にする必要があります。
    • 認証プロバイダ : ドロップダウン メニューから、認証プロバイダを選択するか、デフォルトを使用する。
  4. [loanOfficer] を [使用可能なグループ] のリストから [現在のグループ] のリストに移動します (図 2-12 を参照)。
  5. 図 2-12 [新しいユーザの追加 - 全般的なコンフィグレーション]


    新しいユーザの追加 - 全般的なコンフィグレーション

  6. [保存] をクリックします。
  7. [ユーザの概要] ページが表示され、ユーザとして John が表示されます。
  8. Joe について手順 2 から手順 5 を繰り返します。
  9. ユーザ Mary と Mark について、手順 2手順 3 を繰り返してから [loanManager] を選択します。
  10. 注意 : これらのユーザのパスワードは変更できますが、このチュートリアルでは同じパスワードを保持してください。
  11. [保存] をクリックします。

図 2-13 に、融資処理タスク プランに必要なユーザおよびグループの概要を示します。

図 2-13 ユーザの概要

ユーザの概要


  ページの先頭       前  次