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Oracle WebLogic Integration Worklist には、企業内の人々に対して作業フローを指示し、タスクのルーティングを管理する機能が用意されています。作業の流れにおいては、ドキュメントの受信、承認、変更、ルーティングなどのアクションが不可欠です。作業活動に伴うこれらのドキュメントでは、担当者がタスクを実行して完了するために必要な情報が提供されます。Worklist を使用することで、ビジネス プロセスで、タスクの割り当て、タスクの状態の追跡、承認の処理などのワークフロー管理に必要な作業を共同で行うことができます。
Worklist 機能をサポートするため、Oracle WebLogic Integration にはタスク コントロールとタスク バッチ コントロールという Oracle Workshop for WebLogic の 2 つのコントロールが用意されています。これらのコントロールは、ビジネス プロセスのコードから直接呼び出し可能な Java インタフェースをエクスポーズします。タスク コントロールを使用すると、ビジネス プロセスで単一のタスク インスタンスを作成してそのタスクの状態およびデータを管理し、ステータスを報告するコールバック メソッドを準備できます。タスク ワーカ コントロールを使用すると、指定のユーザがタスクの所有権を得て、タスクを操作および完了することができます。また、開始、停止、削除、および割り当てなどの管理特権も与えられます。タスク ワーカ コントロールにアクセスするには、ビジネス プロセスまたはユーザ インタフェース (UI) を使用します。
チュートリアル : Worklist アプリケーションの構築
Worklist コントロールは、タスクの自動化された操作、作成、および管理を行います。タスク インスタンスは、特定の期間内に完了する必要がある作業の単位です。作業が完了したら、タスク インスタンスを使用して、その作業単位の詳細な記録を表すことができます。
1 つのタスク インスタンスは、実行時 Worklist システムの特定のオブジェクトであり、現実世界の作業の割り当てを表します。タスク インスタンスは Oracle WebLogic Integration サーバの一部であり、どのコントロールまたはビジネス プロセスからも独立した存在です。タスクのライフサイクルを通して、同時に複数のプロセスがそのタスクとやり取りできます。タスクは、明示的に削除されるか Oracle WebLogic Integration パージ プロセスによってパージされるまで、ランタイムに残ります。以下のメカニズムによって、タスクを作成、削除、および管理することができます。
タスク インスタンス (または単にタスク) には、行われる作業や、作業の状態について記述するさまざまなプロパティがあります。タスク インスタンス プロパティでは次のことを記述できます。
タスクには、定義、コンフィグレーション、または使用が可能な、以下の特性と操作があります。
Oracle WebLogic Integration を使用して Worklist システムを構築するために、以下の Worklist コントロールが用意されています。
Worklist コントロールは拡張可能です。一般的な拡張には、コールバック機能の実装とシステム クエリの実行があります。拡張性は Java アノテーションによって提供されます。
タスク コントロールのインスタンスを使用して、単一のタスク インスタンスを作成できます。複数のタスクを作成する必要がある場合は、タスク コントロールのファクトリ タイプを使用します。『チュートリアル : Worklist アプリケーションの構築』の「高度なトピック」の「タスク コントロール ファクトリの使用」を参照してください。
タスク コントロール インスタンスを使用すると、アクティブなタスク ID の設定により、既存のタスク インスタンスと対話することもできます。アクティブなタスク ID を作成または設定した後、コントロール インスタンスを使用して、そのタスクの情報を取得したり、さまざまな方法でそのタスクを更新したりすることができます。
さまざまなビジネスの目的に合わせてタスク コントロールをカスタマイズできます。カスタマイズするには、新しい操作またはコールバックを追加するか、既存の操作またはコールバックのシグネチャを変更します。
をクリックし、ドロップダウン リストから Integration コントロール を選択して、アプリケーションの統合に使用するコントロールのリストを表示します。| 注意 : | [データ パレット] ビューが Oracle Workshop for WebLogic に表示されない場合は、メニュー バーから [ウィンドウ|ビューの表示|データ パレット] をクリックします。 |
[コントロールの挿入 : タスク] ダイアログ ボックスが表示されます (図 17-1 を参照)。
新しいタスク コントロールとそのインスタンスが作成され、コントロールの挿入ダイアログ ボックスが閉じます。
新しい Java ファイルが作成され、Oracle Workshop for WebLogic の [パッケージ・エクスプローラー] ペインに表示されます。Java ファイルをダブルクリックすると、デザイン ビューまたはソース ビューで表示または編集できます。コントロールのインスタンスは、データ パレットの [コントロール] タブに表示されます。
ビジネス プロセスとタスク コントロールのインスタンスとの対話の設計例については、「ビジネス プロセスでのタスク コントロールおよびタスク バッチ コントロールの使用」を参照してください。
タスク インスタンスには、関連付けられたデータ値があり、そのうちの多くはタスクの作成時に設定されます。タスク コントロールの [JPD コンフィグレーション] ペインを使用すると、これらのデータ値のいくつかについて、デフォルト値を設定できます。これらの値は、コントロール インスタンスが新しいタスクを作成するたびに使用されます。タスク コントロール ファクトリというタイプで設定されたプロパティは、そのファクトリから作成されたすべてのタスク コントロール インスタンスに伝播されます。
| 注意 : | [JPD コンフィグレーション] ペインおよび [プロパティ] ペインでコントロールのタイプやインスタンスのプロパティを指定する方法については、「コントロールを使用してリソースと対話する」を参照してください。 |
タスク ワーカ コントロールを使用すると、指定のユーザがタスクの所有権を得て、タスクを操作および完了することができます。また、開始、停止、削除、および割り当てなどの管理特権も与えられます。タスク ワーカ コントロールにアクセスするには、ビジネス プロセスまたはユーザ インタフェース (UI) を使用します。さまざまなビジネスの目的に合わせて、各タスク ワーカ コントロールをカスタマイズできます。
ここでは、新しいタスク ワーカ コントロールを作成する方法について説明します。タスク ワーカ コントロールにはコンフィグレーションするプロパティはありません。
をクリックし、ドロップダウン リストから Integration コントロール を選択して、アプリケーションの統合に使用するコントロールのリストを表示します。| 注意 : | [データ パレット] ビューが Oracle Workshop for WebLogic に表示されない場合は、メニュー バーから [ウィンドウ|ビューの表示|データ パレット] をクリックします。 |
[コントロールの挿入 : タスク バッチ] ダイアログ ボックスが表示されます。
[終了] をクリックすると、コントロール java ファイルが [パッケージ・エクスプローラー] ペインに表示されます。デザイン ビューとソース ビューでは、コントロール java ファイルをダブルクリックして表示または編集できます。コントロールのインスタンスは、データ パレットの [コントロール] タブに表示されます。
ビジネス プロセスとタスク コントロールのインスタンスとの対話の設計例については、「ビジネス プロセスでのタスク コントロールおよびタスク バッチ コントロールの使用」を参照してください。
タスク コントロールおよびタスク バッチ コントロールを操作する前に、Worklist の機能とコンポーネントについて理解しておいてください。Worklist の詳細については、『Worklist の使い方』を参照してください。
タスク コントロールまたはタスク ワーカ コントロールとビジネス プロセス間の対話を設計するには、ビジネス ロジックをサポートするためにビジネス プロセスから呼び出す、コントロールのメソッドを決める必要があります。
Oracle Workshop for WebLogic の他のコントロールとビジネス プロセスの間の対話を設計するのと同じ方法で、Worklist コントロール メソッドをビジネス プロセスの適切なコントロール ノード (コントロール送信、コントロール受信、および戻り値のあるコントロール送信) にバインドできます。その場合、データ パレットのコントロール メソッドを、デザイン ビュー上でロジックを設計するビジネス プロセス内の箇所までドロップ アンド ドロップするだけでバインドできます。
タスク コントロールの作成時に、タスク プランの Integer や Float などのユーザ プロパティにおいて、ユーザ プロパティ引数を Integer および Float ではなく long および double にすると、この変更がデータの消失につながることはありません。
ビジネス プロセスでのタスク コントロールの使用例については、『チュートリアル : Worklist アプリケーションの構築』を参照してください。
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