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Oracle® Databaseライセンス情報
11gリリース1(11.1)
E05724-12
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2 オプションおよびパック

この章では、特定のアプリケーション環境でのOracle Databaseの機能を拡張するために購入できる、個別のライセンスのOracle Databaseオプション、管理パックおよびその他の製品について説明します。この章は、次の項目で構成されています。

ここで説明するオプション、パックまたはその他の製品を使用するには、個別にライセンスの購入が必要です。これらのオプション、パックまたはその他の製品が、製品CDまたはダウンロード・ファイルに含まれていたり、受け取ったマニュアルに説明が記載されていても、適切なライセンスを購入しなければ使用権限は与えられません。

Oracle Databaseオプション

Oracle Database Enterprise Editionでは、すべてのOracle Databaseオプションを購入できます。Oracle Database Standard EditionにはOracle Real Application Clusters(Oracle RAC)が含まれています。Oracle Database Standard Edition Oneではオプションを購入できません。Personal Editionには、Oracle RACを除くすべてのオプションが追加費用なしで含まれています。

Oracle Active Data Guard

Oracle Active Data Guardは、リソースを大量に消費する操作を1つ以上のスタンバイ・データベース(本番データベースの同期化されたコピー)にオフロードすることにより、本番データベースのサービスの品質(QoS)を向上します。Oracle Active Data Guardを使用すると、レポートと本番データ間の時差を最低限に抑えて、フィジカル・スタンバイ・データベースからリアルタイム・レポートを作成できます。従来のレプリケーションの方法と比べ、Active Data Guardは使用方法が簡単で、すべてのデータ型を透過的にサポートし、非常に高いパフォーマンスを実現します。また、Oracle Active Data Guardを使用するとバックアップ操作をスタンバイ・データベースにオフロードでき、インテリジェント増分バックアップを使用して高速にバックアップできます。このように、Oracle Active Data Guardは本番システムの対話型ユーザーやクリティカルなビジネス・タスクをこれらの長時間かかる操作の影響から分離できる、効果的な手段です。さらに、Oracle Active Data Guardは本番サイトの計画的または計画外の停止時に、すばやくスタンバイ・データベースにフェイルオーバーすることにより、高可用性および障害時保護を提供します。

Active Data Guardオプションに含まれる機能は、次のとおりです。

  • リアルタイム問合せを使用したフィジカル・スタンバイ

  • フィジカル・スタンバイでの高速増分バックアップ

Data Guard構成内のフィジカル・スタンバイ・データベースで前述のいずれかの機能を有効にしている場合、そのフィジカル・スタンバイ・データベースと、プライマリ・データベースに対し、Active Data Guardオプションのライセンスが必要です。

Oracle Advanced Compression

Oracle Advanced Compressionは包括的なデータ圧縮機能を提供し、あらゆる種類のデータ、バックアップ、およびネットワーク通信をアプリケーションから透過的に圧縮できます。Advanced Compressionでは、OLTPワークロードを対象とした表圧縮が可能なため、記憶域の消費量が削減され、問合せのパフォーマンスが改善される一方で、書込みパフォーマンスのオーバーヘッドを最小限に抑えます。Advanced Compressionでは、SecureFileの圧縮を使用して、非構造コンテンツもすべて圧縮できます。重複除外機能により、重複するSecureFileデータが自動的に削除されます。RMANバックアップを高速化するために、Advanced Compressionには高速化された新しい圧縮アルゴリズムが組み込まれています。Advanced Compressionでは、データ・ポンプ・エクスポートを圧縮して、ディスク領域要件を削減できます。さらに、Data GuardはREDOデータを圧縮できるため、ネットワーク・トラフィックが減少し、ギャップ解決が早まります。

Oracle Advanced Compressionオプションに含まれる機能は、次のとおりです。

  • Data Guardネットワークの圧縮

  • データ・ポンプの圧縮

  • 高速RMAN圧縮

  • OLTP表の圧縮

  • SecureFileの圧縮および重複除外

Oracle Advanced Security

Oracle Advanced Securityは、データベースに格納されたデータの透過的なデータ暗号化、データベースのディスクベース・バックアップの暗号化、およびデータベースとクライアント・アプリケーションまたは中間層アプリケーションの間のネットワークを介したデータ通信のネットワーク暗号化を提供します。また、Oracle Databaseに対し、完全な厳密認証サービスを提供します。ネットワーク暗号化は、業界標準のデータ暗号化およびデータ整合性のアルゴリズムを使用して実装されます。この機能では、デプロイメントに関してアルゴリズムおよび暗号の強度を選択できます。厳密認証サービスは、業界標準のサード・パーティ認証オプションの総合的なパッケージをサポートしています。認証オプションには、既存の認証フレームワークとの相互運用によるOracle Databaseへのシングル・サインオン・サービス、さらにスマートカードおよびトークン・カードなどの2つの要素による認証の選択肢が含まれています。

Oracle Database Enterprise EditionでEnterprise User Securityを使用する場合、パスワードベース認証のOracle Advanced Securityオプションに対するライセンスは必要なくなりました。ただし、Oracle Internet Directory(OID)のライセンスが必要です。Enterprise User Securityでより厳密な認証方法(KerberosまたはPKIなど)を使用する場合、Oracle Advanced SecurityおよびOracle Internet Directory(OID)のライセンスが必要です。2004年4月5日以前に購入したOracle Advanced Securityライセンスでは、Enterprise User SecurityをサポートするOracle Internet Directory(OID)の制限付ライセンスが含まれています。

Oracle Advanced Securityに含まれる機能は、次のとおりです。

  • 列用の透過的データ暗号化(TDE)

  • 表領域用の透過的データ暗号化(TDE)

  • SecureFile用の透過的データ暗号化(TDE)

  • データ・ポンプ・エクスポート・ファイルの暗号化

  • RMANバックアップの暗号化

  • ハードウェア・セキュリティ・モジュール(HSM)のTDEマスター鍵による保護

  • データベースの厳密認証サポート(PKI、Kerberos、Radius)

  • スマートカードのサポート(PKCS#11)

  • Transport Layer Security(TLS)サポート

  • ネイティブ・ネットワークの暗号化

  • SSL/TLSネットワークの暗号化

  • SSLアクセラレーション

  • 証明書失効リスト(CRL)のサポート

Oracle Data Mining

Oracle Data Miningでは、企業データベースを調査し、新しいパターンおよび関連性を明らかにし、それらの情報をビジネス・アプリケーションに統合する、高度なビジネス・インテリジェンス・アプリケーションを構築できます。このオプションにより、データ・マイニング機能がOracle Databaseに組み込まれ、分類、予測および対応付けが可能になります。すべてのモデル作成、スコアリングおよびメタデータ管理操作には、Java APIまたはPL/SQL APIを使用してアクセスできます。

Oracle Data Miningオプションに含まれる機能は、次のとおりです。

アルゴリズムのアクセス用にサポートされているAPIおよびGUI:

  • PL/SQL API: モデルの構築、モデルの適用、およびデータ変換

  • Java API: モデルの構築、モデルの適用、およびデータ変換

  • Oracle Data Miner(GUI)

  • 予測分析用のSpreadsheet Add-In

アルゴリズム・カテゴリおよびサポートされているアルゴリズム

  • 分類

    • Naive Bayes

    • ディシジョン・ツリー

    • サポート・ベクター・マシン

    • ロジスティック回帰分析

  • 回帰

    • 多変量線形回帰

    • サポート・ベクター・マシン

  • 異常検出

    • 1クラス・サポート・ベクター・マシン

  • 属性評価

    • 最小記述長

  • 相関ルール

    • アプリオリ

  • クラスタリング

    • 階層的K-Meansクラスタリング

    • 階層的Oクラスタリング

  • 予測分析(PL/SQLパッケージ)

    • 予測

    • 説明

    • プロファイル

  • 特徴抽出

    • Nonnegative Matrix Factorization

Oracle Database Vault

Oracle Database Vaultでは、データおよびアプリケーションにアクセスできるユーザー、時間および場所を制御できます。これにより、最も一般的なセキュリティ上の脅威である悪意のある内部ユーザーから業務内容を保護できます。Oracle Database Vaultは、管理者間においても業務を独立させることで、厳格な遵守およびプライバシの要件に準拠するための強力な予防制御手段ともなります。

  • 機密情報へのアクセスおよびリリースの制御について定めたサーベンス・オクスリーおよびその他の規定などの遵守要件に、よりスムーズに対応できるようになります。

  • スーパーユーザーなどの高度な権限を持つユーザーによるアクセスに対しても、アプリケーションおよびデータベースのデータへのアクセスを制御します。

  • 柔軟なビジネス・ルールにより複数要素の認可を適用します。

  • 36以上の個別のセキュリティ・レポートにより、誰がいつどこにアクセスしているかを表示します。

Oracle Database Vaultは、Oracle Database 10g以上に付随するオプションです。ただし、一部のプラットフォームについては、それ以前のリリース(Oracle9i Databaseリリース2(9.2.0.8)を含む)でも提供されていました。Oracle9i DatabaseのオプションとしてのOracle Database Vaultに関する詳細は、Oracleサポート・サービスにお問い合せください。

Oracle Database Vaultオプションに含まれる機能は、次のとおりです。

  • レルム

  • 業務の独立

  • ファクタ

  • コマンド・ルール

  • ルール・セット

Oracle In-Memory Database Cache

Oracle In-Memory Database Cacheを使用すると、表や表フラグメントから成るパフォーマンスクリティカルな表サブセットをOracleデータベースからアプリケーション層にキャッシュすることによって、アプリケーション・トランザクションの応答時間を改善できます。表フラグメントは拡張SQL構文で記述され、Oracle In-Memory Database Cache表内にキャッシュされます。キャッシュ表は、読取り専用または更新可能な表として指定できます。各アプリケーションは、標準SQLを使用してキャッシュ表を読取りおよび更新します。キャッシュ表では、データ整合性のために、外部キー制約を使用した関連表間の階層構造が維持されます。また、キャッシュとOracleデータベースとの間には自動データ同期が提供されます。

キャッシュ表は、TimesTen In-Memory Database内で通常のリレーショナル・データベース表のように管理されます。このように、Oracle In-Memory Database Cacheでは、リレーショナル・データベースの汎用性と機能性はそのままに、キャッシュとOracle Databaseとの整合性を透過的にメンテナンスしながら、メモリー内データベースならではのリアルタイムなパフォーマンスが各アプリケーションに提供されます。このデータベース関連製品は、Oracleデータベースからパフォーマンスクリティカルなサブセットのみをキャッシュして、アプリケーション層での応答時間を改善することが望まれる場合に最適です。

Oracle In-Memory Database Cacheに含まれる機能は、次のとおりです。

  • Oracleデータベース表の静的および動的なキャッシング

  • Oracleデータベースからメモリー内キャッシュへの自動データ・リフレッシュ

  • メモリー内キャッシュからOracleデータベースへの自動トランザクション書込み(ライトスルー)

  • ユーザー定義ポリシーを使用した自動データ・エージング

  • 標準のSQL機能およびデータベース・トランザクション・セマンティクス

  • アクティブスタンバイ・ペア・トポロジによるトランザクション・レプリケーション

  • トランザクション・ログAPI(XLA)を使用したリアルタイム変更通知

Oracle Label Security

Oracle Label Securityは、行ラベルに基づく高度で柔軟なセキュリティを提供しており、ファイングレイン・アクセス制御が可能です。このオプションでは、機密情報を保護し、データ分類を行うために、政府、防衛および営利組織で使用されるラベリングの概念を利用しています。このオプションには、ポリシー、ラベルおよびユーザー・ラベル認可を管理する強力なツールが含まれます。

デフォルトでは、Oracle Label Securityはすべてのポリシー管理にOracle Databaseを使用するように設定されています。Oracle Internet Directory(OID)を使用したポリシーの集中管理に関心があるユーザーは、Oracle Identity and Access Management Suite、Oracle Internet Application Server Enterprise Edition、もしくはOracle Directory Servicesライセンスが必要です。

Oracle Label Securityオプションに含まれる機能は、次のとおりです。

  • ラベル・ベースのアクセス制御(LBAC)

  • 複数レベルのセキュリティ(MLS)

  • Database Vault用のラベル・ファクタ(Confidential、Sensitive)

  • ユーザー・ラベル認可(Confidential、Sensitive: PII)

  • データ・ラベル(Sensitive: PII)

Oracle On-Line Analytical Processing(OLAP)

Oracle DatabaseのOLAPオプションは、Oracle Database Enterprise Editionに組み込まれている全機能を備えたOLAPサーバーです。Oracle OLAPキューブ・データ型では、優れた問合せパフォーマンス、豊富な分析、およびデータ・セットの高速増分更新が提供されるので、ビジネス・インテリジェンス・ツールおよびアプリケーションが改善されます。OLAPキューブは、キューブ編成のマテリアライズド・ビューおよびOLAPキューブ・ビューを介して、SQLベースのインテリジェンス・ツールによって容易に問合せを行うことができます。キューブ編成のマテリアライズド・ビューは、表ベースのマテリアライズド・ビューに代わるサマリー管理ソリューションを提供します。表ベースのマテリアライズド・ビューと同様に、OLAPキューブは、マテリアライズド・ビューの自動SQLクエリー・リライト機能を使用してSQLベースのツールから透過的にアクセスできます。SQLベースのツールは、OLAPキューブ・ビューからサマリー・データおよび豊富な分析コンテンツの両方に直接アクセスできます。マルチディメンショナルOLAPツールでは、Oracle OLAPのマルチディメンショナルAPIをキューブで使用することにより、完全なディメンショナルOLAP機能を提供します。単体のOLAPキューブは、これら各種のアプリケーションに対処できます。

Oracle OLAPオプションに含まれる機能は、次のとおりです。

  • OLAPキューブの定義、格納および問合せ

  • OLAP APIおよびメタデータ

  • OLAPキューブのマテリアライズド・ビュー

  • アナリティック・ワークスペース

  • OLAPキューブへのSQLアクセス

Oracle Partitioning

Oracle Partitioningは、基礎となる大規模データベースの表および索引に対して大幅な管理性、可用性およびパフォーマンス機能を追加することで、OLTP、データ・マート、データ・ウェアハウスおよびコンテンツ管理アプリケーションのデータ管理環境を拡張します。Oracle Partitioningを使用すると、アプリケーションレベルの単一のデータ・ビューを保持しながら、大規模な表を個別管理の小さなピースとして格納できます。

Oracle Partitioningオプションに含まれる機能は、次のとおりです。

  • 表パーティションおよびサブパーティション

  • ローカル索引パーティションおよびサブパーティション

  • グローバル索引パーティションおよびサブパーティション

  • レンジ・パーティション化

  • ハッシュ・パーティション化

  • リスト・パーティション化

  • 間隔パーティション化

  • 参照パーティション化

  • システム・パーティション化

  • 仮想列ベース・パーティション化

  • コンポジット・パーティション化

  • サブパーティション・テンプレート

  • 高速パーティション分割

  • パーティション交換

Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC)

Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC)は、クラスタリング・テクノロジを使用して複数のインターコネクト・コンピュータの処理能力を利用する、データベース・コンピューティング環境です。Oracle RACは、すべてのアプリケーションに無制限のスケーラビリティおよび高可用性を提供します。Oracle RACは、コンピュータのハードウェアまたはソフトウェアに障害が発生した場合に、データベースの高可用性を発揮します。クラスタ内のあるコンピュータに障害が発生した場合でも、クラスタ内の障害のないコンピュータにより引き続きデータベース・サービスが提供されます。Oracle RACによりスケーラブルなパフォーマンスが提供されます。データベース・スループットに対する要求の高まりに応じて、停止時間なしでデータベース・クラスタにコンピュータを追加できます。Oracle RACでは、管理しやすいようにシングル・システムの概念をサポートしています。さらに、Oracle RACはすべてのプラットフォームでクラスタリング・ソフトウェアの完全かつ統合されたスタックを提供します。サード・パーティのクラスタウェア・ソフトウェアは必要ありません。また、Oracle RACはWindowsおよびLinuxプラットフォームでクラスタ・ファイル・システム機能を提供します。

Oracle Real Application Clustersに含まれる機能は、次のとおりです。

  • Real Application Clusters

  • クラスタ検証ユーティリティ

  • 自動ワークロード管理

  • 接続ロード・バランシング

  • 高速接続フェイルオーバー

  • ホット・クラスタ・フェイルオーバー

Oracle Real Application Testing

Oracle Real Application Testingオプションは、ハードウェアやソフトウェアのアップグレード、構成の変更、プラットフォームの移行など、日常的な変更による不要な影響からデータベース・アプリケーションを保護する一連の機能から構成されます。これらの機能により、実際に使用されるアプリケーションの包括的なテストが可能になり、システムの変更から発生する問題をテスト中に完全に識別および対処でき、本番システムでの変更時に発生する予期しない問題を最小限に抑えます。

Oracle Real Application Testingオプションに含まれる機能は、次のとおりです。

  • データベース・リプレイ

  • SQLパフォーマンス・アナライザ(SPA)

  • SQLチューニング・セット(STS)

前述の機能を使用するためには、Oracle Real Application Testingオプションのライセンスを購入する必要があります。唯一の例外として、Tuning PackまたはOracle Real Application Testingのライセンスを購入している場合、SQLチューニング・セット(STS)を使用できます。Oracle Real Application Testing機能は、データベース・サーバーのコマンドラインAPIを介してだけでなく、Enterprise Managerによってアクセスできます。どちらのインタフェースを使用する場合でも、Oracle Real Application Testingオプションのライセンスが必要です。

コマンドラインAPI

データベース・リプレイ機能は、データベース・サーバーAPIおよびコマンドライン・インタフェースでもアクセスできます。

  • DBMS_WORKLOAD_CAPTUREパッケージは、Oracle Real Application Testingオプションのライセンスが必要です。

  • DBMS_WORKLOAD_REPLAYパッケージは、Oracle Real Application Testingオプションのライセンスが必要です。

SQLパフォーマンス・アナライザ機能は、データベース・サーバーAPIおよびコマンドライン・インタフェースでもアクセスできます。

  • DBMS_SQLPAパッケージは、Oracle Real Application Testingオプションのライセンスが必要です。

SQLチューニング・セットは、データベース・サーバーAPIおよびコマンドライン・インタフェースでもアクセスできます。次のサブプログラムはDBMS_SQLTUNEパッケージの一部で、SQLチューニング・セットの管理インタフェースを提供し、Oracle Real Application Testingオプションのライセンスが必要です。

  • ADD_SQLSET_REFERENCE

  • CAPTURE_CURSOR_CACHE_SQLSET

  • CREATE_SQLSET

  • CREATE_STGTAB_SQLSET

  • DELETE_SQLSET

  • DROP_SQLSET

  • LOAD_SQLSET

  • PACK_STGTAB_SQLSET

  • REMOVE_SQLSET_REFERENCE

  • SELECT_CURSOR_CACHE

  • SELECT_SQLSET

  • SELECT_WORKLOAD_REPOSITORY

  • UNPACK_STGTAB_SQLSET

  • UPDATE_SQLSET

Oracle Real Application Testingのライセンスは、データベース・リプレイの取得システムおよびリプレイ・システムの両方で必要であり、これらのシステムでの合計CPU数に基づいてライセンス料が決まります。

Oracle Spatial

Oracle Spatialは、複雑な地理情報システム(GIS)アプリケーション、企業アプリケーションおよび位置ベース・サービス・アプリケーションに対し、高度な空間分析機能を提供します。Oracle SpatialはOracle Locator機能を強化するものであり、SQLおよび標準プログラム言語によりアクセスできる位置データの格納、分析および索引付けが可能になります。また、位置データの企業アプリケーションへのシームレスな統合をサポートしており、主要なサード・パーティのGISツールを使用して位置データにアクセスできます。Oracle Spatialの高度な機能には、衛星画像や遠隔探査データなどのイメージおよびグリッド・ラスター・データを格納、索引付けおよび分析するためのGeoRasterが含まれます。また、ユーザーがアプリケーション用にリンクノード・ネットワーク(グラフ)をモデル化および分析できるネットワーク・データ・モデル、トポロジを永続的に管理するためのトポロジ・データ・モデルとスキーマ、充実した機能を備えたジオコーディング・エンジンとルーティング・エンジン、さらに、位置ベースの分類、ビニング、対応付けおよび相関など、ビジネス・インテリジェンス・アプリケーションに対応した位置ベース分析機能が含まれます。また、バッファ生成、面積や距離の計算、線形参照などの空間データの操作および分析をサポートします。


注意:

Oracle Database 11g(SE1、SEおよびEE)の機能であるOracle Locatorには、空間ベクターのジオメトリ・タイプ、空間索引付けおよび演算子、および空間ファンクションの制限されたセットが含まれています。

Locatorに含まれているファンクションと、Oracle Spatialオプションにのみ含まれているファンクションの詳細なリストは、『Oracle Spatial開発者ガイド』の付録Bを参照してください。


Oracle Spatialには、W3C Resource Description Framework(RDF)トリプル記憶域、索引付けおよび問合せ、Web Ontology Language(OWL)、オントロジ管理およびセマンティク推論をサポートするセマンティク・データベース機能も含まれます。


注意:

Oracle Spatialのセマンティク・データベース機能には、Oracle Partitioningオプションが必要です。

Oracle Spatialオプションに含まれる機能は、次のとおりです。

  • 選択した空間ファンクション

  • 線形参照システム

  • GeoRasterの格納、索引付けおよび問合せ

  • ネットワーク・データ・モデル

  • トポロジ・データ・モデル

  • 空間分析およびマイニング機能

  • 空間ルーティング・エンジン

  • ジオコーディング・エンジン

  • 空間Webサービス(11gの新機能)

  • 3-Dジオメトリ、等高線および点群の格納、索引付けおよび問合せ(11gの新機能)

  • セマンティク・コンテンツの格納、索引付けおよび問合せ(RDF/OWLのサポート)

Oracle Total Recall

Oracle Total Recallでは、Oracleデータベースに格納されているすべてのデータの変更履歴を、透過的に追跡およびアーカイブできます。履歴データは保護された、高度に最適化された記憶域に格納され、フラッシュバック問合せによってシームレスにアクセスできます。Total Recallを使用すると、表の履歴追跡を即座に有効にし、履歴データを任意の期間、保持できます。さらに、Total Recallは、指定された保存ポリシーに基づいて履歴データを自動的に消去するため、管理が容易になります。履歴追跡はアプリケーションのパフォーマンスに影響を及ぼさず、完全に透過的です。

Oracle Total Recallオプションに含まれる機能は、次のとおりです。

  • フラッシュバック・データ・アーカイブ

Oracle Management Pack

次の各項では、Oracle Management Packについて説明します。Oracle Management Packは、Enterprise Editionでのみ購入できます。これらのパックに含まれる機能は、Oracle Enterprise Manager Database Control、Oracle Enterprise Manager Grid ControlおよびOracle Databaseソフトウェアで提供されるAPIによってアクセスできます。

この項では、次のManagement Packについて説明します。

Oracle Change Management Pack

Oracle Change Management Packにより、管理者は、データベース・スキーマの変更を評価、計画および実装できます。Change Management Packを使用することで、管理者は、変更の調査と追跡、オブジェクトとスキーマの比較と同期化、スキーマ・オブジェクトの変更、変更による影響の評価、および以前加えられた変更のUNDO(必要な場合)が可能です。Change Management Packにより、変更の管理が単純かつ効率的になり、エラーのリスクが最小限になるため、データ消失の可能性が低くなり、システムの停止時間が短縮されます。

Change Management Packに含まれる機能は、次のとおりです。

  • データベースおよびスキーマ定義のリバース・エンジニアリング

  • ベースラインの取得およびバージョニング

  • データベースおよびスキーマまたはベースラインの比較

  • データが含まれる場合、データのサブセットが含まれる場合またはデータが含まれない場合のデータベース・オブジェクトのコピー

  • データベース・オブジェクト定義の更新(ALTER TABLE

  • オブジェクトおよびスキーマの同期化

  • 変更による影響の評価

  • アプリケーション・スキーマのクローニングまたは伝播

Oracle Configuration Management Pack

Oracle Configuration Management Packは、ソフトウェア構成、ソフトウェアおよびハードウェアのインベントリ追跡、パッチ適用、クローニングおよびポリシー管理といった、時間がかかりエラーが頻発するプロセスを自動化します。Oracle Configuration Management Packに含まれる機能は、次のとおりです。

  • データベースとホストの構成

  • デプロイメント

  • 構成の検索

  • 構成の比較

  • セキュリティ・チェックおよびスコアリングを含むポリシー

これらの機能を使用するには、Oracle Configuration Management Packのライセンスを購入する必要があります。Oracle Configuration Management Packの機能は、Enterprise ManagerおよびEnterprise Managerリポジトリ・ビューによりアクセスできます。どちらのインタフェースを使用する場合でも、Oracle Configuration Management Packのライセンスが必要です。

以前のリリースでは、このパックには、パッチ・デプロイメント機能(データベースのパッチ適用、パッチ・キャッシュの表示、パッチのステージング)、Oracleホームのクローニング機能、およびデータベースのクローニング機能の3つの追加機能が含まれていました。これらの機能は、Oracle Configuration Management Packには含まれなくなりました。現在は、Enterprise Managerとともにライセンス供与されるOracle Provisioning and Patch Automation Packに含まれています。ただし、以前にOracle DatabaseのOracle Configuration Management Packのライセンス供与を受けている場合は、Oracle Provisioning and Patch Automation Packのライセンスがなくてもこれらの機能を使用する権利があります。

Enterprise Manager

Enterprise Manager Grid ControlおよびDatabase Control内のどのリンクがOracle Configuration Management Packの一部であるかを判断するには、Enterprise Managerホーム・ページの右上にある「設定」リンクをクリックします。

  • 「設定」リンクをクリックした場合、ナビゲーション・バーには「管理パックのアクセス権」リンクが含まれます。このリンクをクリックします。

  • すると「管理パックのアクセス権」ページが表示され、ここですべての管理パックに対しアクセス権を付与および削除できます。

    • Enterprise Manager Database Controlの場合、Configuration Management Packの「アクセス権の削除」ラジオ・ボタンをクリックし、「適用」をクリックします。

    • Enterprise Manager Grid Controlの場合、Configuration Management Packの適切なチェック・ボックスをクリックし、「適用」をクリックします。

これによって、Enterprise Manager内のConfiguration Management Packに関連付けられたすべてのリンクおよびタブが無効になります。無効化されたリンクおよびタブはすべてConfiguration Management Packの一部であるため、パック・ライセンスが必要です。

Configuration Management Packデータベース・レポート

次のレポートがこのパックに含まれます。

  • 「デプロイおよび構成」ページ: 全レポート

  • 「監視」ページの「アラートおよびポリシー違反」リンク: 全レポート

  • 「監視」ページの「無効化されたポリシー」リンク: 全レポート

  • 「セキュリティ」ページの「セキュリティ・ポリシー概要」リンク: 全レポート

Configuration Management Pack Enterprise Managerリポジトリ・ビュー

  • ポリシー定義ビュー

    • MGMT$POLICIES

    • MGMT$POLICY_PARAMETERS

    • MGMT$POLICY_VIOLATION_CTXT

    • MGMT$POLICY_VIOL_ANNOTATIONS

    • MGMT$POLICY_VIOL_NOTIF_LOG

  • ポリシー関連付けビュー

    • MGMT$TARGET_POLICIES

    • MGMT$TARGET_POLICY_SETTINGS

    • MGMT$TARGET_POLICY_EVAL_SUM

    • MGMT$TARGET_COMPLIANCE_SCORE

  • ポリシー違反ビュー

    • MGMT$POLICY_VIOLATION_CURRENT

    • MGMT$POLICY_VIOLATION_HISTORY

    • MGMT$POLICY_VIOLATION_CONTEXT

  • 構成ビュー

    • MGMT$DB_TABLESPACES

    • MGMT$DB_DATAFILES

    • MGMT$DB_CONTROLFILES

  • Oracleホームのパッチ適用

    • MGMT$CPF_ADVISORY_INFO

    • MGMT$CPF_HOMES_INFO

    • MGMT$CPF_PATCH_INFO

    • MGMT$EM_HOMES_PLATFORM

    • MGMT$HOMES_AFFECTED

    • MGMT$PATCH_ADVISORIES

    • MGMT$APPL_PATCH_AND_PATCHSET

    • MGMT$APPLIED_PATCHES

    • MGMT$APPLIED_PATCHSETS

  • Linuxパッチ適用

    • MGMT$HOSTPATCH_HOSTS

    • MGMT$HOSTPATCH_GROUPS

    • MGMT$HOSTPATCH_GRP_COMPL_HIST

    • MGMT$HOSTPATCH_HOST_COMPL

  • セキュリティ・ビュー

    • MGMT$ESA_ALL_PRIVS_REPORT

    • MGMT$ESA_ANY_DICT_REPORT

    • MGMT$ESA_ANY_PRIV_REPORT

    • MGMT$ESA_AUDIT_SYSTEM_REPORT

    • MGMT$ESA_BECOME_USER_REPORT

    • MGMT$ESA_CATALOG_REPORT

    • MGMT$ESA_CONN_PRIV_REPORT

    • MGMT$ESA_CREATE_PRIV_REPORT

    • MGMT$ESA_DBA_GROUP_REPORT

    • MGMT$ESA_DBA_ROLE_REPORT

    • MGMT$ESA_DIRECT_PRIV_REPORT

    • MGMT$ESA_EXMPT_ACCESS_REPORT

    • MGMT$ESA_KEY_OBJECTS_REPORT

    • MGMT$ESA_OH_OWNERSHIP_REPORT

    • MGMT$ESA_OH_PERMISSION_REPORT

    • MGMT$ESA_POWER_PRIV_REPORT

    • MGMT$ESA_PUB_PRIV_REPORT

    • MGMT$ESA_SYS_PUB_PKG_REPORT

    • MGMT$ESA_TABSP_OWNERS_REPORT

    • MGMT$ESA_TRC_AUD_PERM_REPORT

    • MGMT$ESA_WITH_ADMIN_REPORT

    • MGMT$ESA_WITH_GRANT_REPORT

  • クライアント構成ビュー

    • MGMT$CSA_COLLECTIONS

    • MGMT$CSA_FAILED

    • MGMT$CSA_HOST_OS_COMPONENTS

    • MGMT$CSA_HOST_SW

    • MGMT$CSA_HOST_COOKIES

    • MGMT$CSA_HOST_CUSTOM

    • MGMT$CSA_HOST_RULES

    • MGMT$CSA_HOST_CPUS

    • MGMT$CSA_HOST_IOCARDS

    • MGMT$CSA_HOST_NICS

    • MGMT$CSA_HOST_OS_PROPERTIES

    • MGMT$CSA_HOST_OS_FILESYSEMS

    • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY

    • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY1

    • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY2

    • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY3

    • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY4

    • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY5

    • MGMT$ECM_CONFIG_HISTORY_KEY6

    • MGMT$HW_NIC

    • MGMT$OS_COMPONENTS

    • MGMT$OS_FS_MOUNT

    • MGMT$OS_HW_SUMMARY

    • MGMT$OS_HW_SUMMARY

    • MGMT$OS_PATCHES

    • MGMT$OS_SUMMARY

    • MGMT$SOFTWARE_COMP_PATCHSET

    • MGMT$SOFTWARE_COMPONENT_ONEOFF

    • MGMT$SOFTWARE_COMPONENTS

    • MGMT$SOFTWARE_DEPENDENCIES

    • MGMT$SOFTWARE_HOMES

    • MGMT$SOFTWARE_ONEOFF_PATCHES

    • MGMT$SOFTWARE_OTHERS

    • MGMT$SOFTWARE_PATCHES_IN_HOMES

    • MGMT$SOFTWARE_PATCHSETS

Oracle Data Masking Pack

Oracle Data Masking Packは、テストまたは開発システムの規制対象データや機密データをマスキングする機能を提供します。

Oracle Data Masking Packに含まれる機能は、次のとおりです。

  • マスク・フォーマット・ライブラリ

  • マスク定義

  • マスキングの方法

    • 条件ベースのマスキング

    • 複合マスキング

    • 確定的マスキング

  • アプリケーション・マスキング・テンプレートのインポートまたはエクスポート

  • マスク・フォーマット・ライブラリのインポートまたはエクスポート

  • マスキング・スクリプトの生成

  • クローンおよびマスクのワークフロー

Enterprise Manager

Enterprise Managerでライセンスされている次のページとリンクは、Oracle Data Masking Packに適用されます。

Enterprise Managerホーム・ページで「スキーマ」サブタブを選択します。データ・マスキング・セクションの次のリンクと関連ページが、パックの一部としてライセンスされています。

  • 定義: このページのすべてのリンク、ボタンおよびドリルダウンは、このパックのライセンス機能です。

  • フォーマット・ライブラリ: このページのすべてのリンク、ボタンおよびドリルダウンは、このパックのライセンス機能です。

Oracle Diagnostics Pack

Oracle Diagnostics Packは、自動パフォーマンス診断および高度なシステム監視機能を提供します。Diagnostics Packに含まれる機能は、次のとおりです。

  • 自動ワークロード・リポジトリ

  • 自動データベース診断モニター(ADDM)

  • アクティブ・セッション履歴(ASH)

  • パフォーマンス監視(データベースおよびホスト)

  • イベント通知: 通知メソッド、ルールおよびスケジュール

  • イベント履歴およびメトリック履歴(データベースおよびホスト)

  • ブラックアウト

  • 動的メトリック・ベースライン

  • 監視テンプレート

  • メモリー・アクセス・ベースのパフォーマンス・モニタリング

  • ストリーム当たりのボトルネック検出およびコンポーネント当たりの上位待機イベント分析を実行するためのサポート機能

前述した機能を使用するには、Diagnostics Packのライセンスを購入する必要があります。新しい初期化パラメータCONTROL_MANAGEMENT_PACK_ACCESSにより、Diagnostic PackおよびTuning Packへのアクセスが制御されます。このパラメータは、次の3つの値のうちのいずれかに設定できます。

  • DIAGNOSTIC+TUNING: Diagnostic PackおよびTuning Pack機能がデータベース・サーバーで有効化されています。

  • DIAGNOSTIC: Diagnostic Pack機能のみがサーバーで有効化されています。

  • NONE: Diagnostic PackおよびTuning Pack機能がデータベース・サーバーで無効にされています。

Diagnostic Pack機能は、データベース・サーバーのコマンドラインAPIを介してだけでなく、Enterprise Managerリンクによってアクセスできます。どちらのインタフェースを使用する場合でも、Diagnostics Packのライセンスが必要です。

Enterprise Manager

Enterprise Manager Grid ControlおよびDatabase Control内のどのリンクがDiagnostics Packの一部であるかを判断するには、Enterprise Managerホーム・ページの右上にある「設定」リンクをクリックします。

  • 「設定」リンクをクリックした場合、ナビゲーション・バーには「管理パックのアクセス権」リンクが含まれます。このリンクをクリックします。

  • すると「管理パックのアクセス権」ページが表示され、ここですべての管理パックに対しアクセス権を付与および削除できます。

    • Enterprise Manager Database Controlの場合、Diagnostics Packの「アクセス権の削除」ラジオ・ボタンをクリックし、「適用」をクリックします。

    • Enterprise Manager Grid Controlの場合、Diagnostics Packの適切なチェック・ボックスをクリックし、「適用」をクリックします。

これによって、Enterprise Manager内のDiagnostic Packに関連付けられたすべてのリンクおよびタブが無効になります。無効化されたリンクおよびタブはすべてDiagnostic Packの一部であるため、パック・ライセンスが必要です。

コマンドラインAPI

Diagnostic Packの機能は、データベース・サーバーAPIおよびコマンドライン・インタフェースでもアクセスできます。

  • DBMS_WORKLOAD_REPOSITORYパッケージは、Diagnostic Packのライセンスが必要です。

  • DBMS_ADDMパッケージは、Diagnostic Packのライセンスが必要です。

  • advisor_nameパラメータの値としてADDMを指定した場合、またはtask_nameパラメータの値にADDM接頭辞で始まる値を指定した場合、DBMS_ADVISORパッケージはDiagnostic Packのライセンスが必要です。

  • V$ACTIVE_SESSION_HISTORY動的パフォーマンス・ビューおよびその基礎となる表X$ASHは、Diagnostic Packのライセンスが必要です。

  • DBA_STREAMS_TP_PATH_BOTTLENECKビューは、Diagnostic Packのライセンスが必要です。

  • DBA_ADDM_で始まるすべてのビューは、Diagnostic Packのライセンスが必要です。

  • DBA_STREAMS_TP_COMPONENT_STAT内の一部のデータはDiagnostic Packが必要です。DBA_STREAMS_TP_COMPONENT_STATに対する問合せの次のフィルタ句により、Diagnostic Packに依存するデータが表示されます。

    where STATISTIC_UNIT  = 'PERCENT'
    

    たとえば、次の問合せにより、Diagnostic Packに依存するデータのみが表示されます。

    SELECT * FROM DBA_STREAMS_TP_COMPONENT_STAT
       where STATISTIC_UNIT = 'PERCENT';
    
  • 接頭辞DBA_HIST_で始まるすべてのデータ・ディクショナリ・ビューと、これらの基礎となる表は、Diagnostic Packのライセンスが必要です。例外は、DBA_HIST_SNAPSHOT、DBA_HIST_DATABASE_INSTANCE、DBA_HIST_SNAP_ERROR、DBA_HIST_SEG_STAT、DBA_HIST_SEG_STAT_OBJおよびDBA_HIST_UNDOSTATの各ビューのみです。これらは、Diagnostic Packのライセンスがなくても使用できます。

  • 接頭辞DBA_ADVISOR_を持つすべてのデータ・ディクショナリ・ビューは、これらのビューに対する問合せで、ADVISOR_NAME列内に「ADDM」の値を持つ行、またはTASK_NAME列内に「ADDM*」の値を持つ行またはそれに対応するTASK_IDの行が戻された場合、Diagnostics Packのライセンスが必要です。

  • Oracleホーム・ディレクトリの/rdbms/admin/ディレクトリにある、awrrpt.sql、awrrpti.sql、addmrtp.sql、addmrpti.sql、ashrpt.sql、ashrpti.sql、awrddrpt.sql、awrddrpi.sql、awrsqrpi.sql、awrsqrpt.sql、awrextr.sql、awrload.sql、awrextr.sql、awrload.sql、awrinfo.sqlおよびspawrrac.sqlのレポートは、Diagnostic Packのライセンスが必要です。

Oracle Diagnostics Pack Enterprise Managerリポジトリ・ビュー

  • 監視ビュー

    • MGMT$BLACKOUT_HISTORY

    • MGMT$BLACKOUTS

    • MGMT$ALERT_ANNOTATIONS

    • MGMT$ALERT_NOTIF_LOG

    • MGMT$TARGET_METRIC_COLLECTIONS

    • MGMT$METRIC_COLLECTIONS

    • MGMT$TARGET_METRIC_SETTINGS

    • MGMT$AVAILABILITY_CURRENT

    • MGMT$AVAILABILITY_HISTORY

    • MGMT$ALERT_CURRENT

    • MGMT$ALERT_HISTORY

    • MGMT$METRIC_DETAILS

    • MGMT$METRIC_CURRENT

    • MGMT$METRIC_HOURLY

    • MGMT$METRIC_DAILY

  • テンプレート・ビュー

    • MGMT$TEMPLATES

    • MGMT$TEMPLATE_POLICY_SETTINGS

    • MGMT$TEMPLATE_METRIC_COLLECTION

    • MGMT$TEMPLATE_METRIC_SETTINGS

Oracle Provisioning and Patch Automation Pack

Oracle Provisioning and Patch Automation Packは、ソフトウェア、アプリケーション、およびデータベースと基礎となるオペレーティング・システムのパッチのデプロイメントを自動化します。クリティカルなデータ・センターの運用が容易かつ効率的でスケーラブルになり、運用上のリスクと所有コストが低減します。オペレーティング・システムとデータベースを含むソフトウェア・スタック全体をプロビジョニングできる機能と、包括的なレポート・ツールを持つOracle Provisioning and Patch Automation Packは、システム管理全体において非常に重要な位置づけを占めます。

Oracle Provisioning and Patch Automation Packに含まれる機能は、次のとおりです。

  • Oracleデータベース製品およびオペレーティング・システムの自動パッチ適用

  • クリティカル・パッチ機能

  • ソフトウェア・イメージ・ライブラリ

  • ベアメタルOSプロビジョニング

  • シングル・インスタンスおよびRACプロビジョニング

  • シングル・クリックによるクラスタのスケールアップとスケールダウン

  • シングル・インスタンスのRACへの変換

  • CLIドリブン・ランタイム

  • エンタープライズ・セキュリティ・アドバイザ

  • プロビジョニングおよびデプロイメント・レポート

Oracle Tuning Pack

Oracle Tuning Packを使用すると、データベース管理者は、SQLチューニングおよび記憶域の最適化を含む、Oracle環境の高度なパフォーマンス管理が可能になります。Oracle Diagnostics Packは、Oracle Tuning Packの前提となる製品です。したがって、Oracle Tuning Packを使用するには、Oracle Diagnostics Packも必要です。

Tuning Packに含まれる機能は、次のとおりです。

  • SQLアクセス・アドバイザ

  • SQLチューニング・アドバイザ

  • 自動SQLチューニング

  • SQLチューニング・セット

  • SQL計画の管理の自動計画進化

  • SQL監視

  • オブジェクトの再編成

前述の機能を使用するためには、Tuning Packのライセンスを購入する必要があります。唯一の例外として、Tuning PackまたはOracle Real Application Testingのライセンスを購入している場合、SQLチューニング・セットを使用できます。新しい初期化パラメータCONTROL_MANAGEMENT_PACK_ACCESSが導入され、データベース・サーバーでのDiagnostic PackおよびTuning Packへのアクセスが制御されます。このパラメータは、次の3つの値のうちのいずれかに設定できます。

  • DIAGNOSTIC+TUNING: Diagnostic PackおよびTuning Pack機能がデータベース・サーバーで有効化されています。

  • DIAGNOSTIC: Diagnostic Pack機能のみがサーバーで有効化されています。

  • NONE: Diagnostic PackおよびTuning Pack機能がデータベース・サーバーで無効にされています。

Tuning Pack機能は、データベース・サーバーのコマンドラインAPIを介してだけでなく、Enterprise Managerリンクによってアクセスできます。どちらのインタフェースを使用する場合でも、Tuning Packのライセンスが必要です。

Enterprise Manager

Enterprise Manager Grid ControlおよびDatabase Control内のどのリンクがDiagnostics Packの一部であるかを判断するには、Enterprise Managerホーム・ページの右上にある「設定」リンクをクリックします。

  • 「設定」リンクをクリックした場合、ナビゲーション・バーには「管理パックのアクセス権」リンクが含まれます。このリンクをクリックします。

  • 「Management Packのアクセス権」ページが表示され、ここですべての管理パックに対しアクセス権を付与および削除できます。

    • Enterprise Manager Database Controlの場合、Tuning Packの「アクセス権の削除」ラジオ・ボタンをクリックし、「適用」をクリックします。

    • Enterprise Manager Grid Controlの場合、Tuning Packの適切なチェック・ボックスをクリックし、「適用」をクリックします。

これによって、Enterprise Manager内のTuning Packに関連付けられたすべてのリンクおよびタブが無効になります。無効化されたリンクおよびタブはすべてTuning Packの一部であるため、パック・ライセンスが必要です。

コマンドラインAPI

Tuning Packの機能は、データベース・サーバーAPIおよびコマンドライン・インタフェースでもアクセスできます。

  • DBMS_SQLTUNE

  • DBMS_ADVISORadvisor_nameパラメータの値が「SQL Tuning Advisor」または「SQL Access Advisor」である場合)

  • V$SQL_MONITOR

  • V$SQL_PLAN_MONITOR

  • Oracleホーム・ディレクトリの/rdbms/admin/ディレクトリにあるsqltrpt.sqlのレポートは、Tuning Packのライセンスが必要です。

その他のOracle製品

この章で説明したオプションおよびパックの他に、Oracleでは特定の顧客環境に対応する2つの製品が提供されています。

Oracle Database Lite

Oracle Database Lite Client: Oracle Database Lite Clientは、モバイルおよび組込みアプリケーション向けに使用される小規模の汎用リレーショナル・データベースです。組込みハードウェアおよびソフトウェア・アプリケーションでのスタンドアロン・データベースとして、またはOracle Database Lite Mobile Serverと併用する場合は接続されていないモバイル・アプリケーション用のデータ・ストアとして、Oracle Database Lite Clientを使用できます。

ユーザーごとに1 Named User Plusライセンスを購入する必要があります。

Oracle Database Lite Mobile Server: Oracle Database Lite Mobile Serverはモバイルおよび接続されていないアプリケーション向けの中間層インフラストラクチャです。これを使用すると、データの同期化やアプリケーション、ユーザーおよびデバイスの管理を行うことができます。Oracle Database Lite Mobile Serverはモバイル用のデータ・ストアとしてOracle Database Lite Clilentを使用することができるため、モバイルおよびフットプリントが小さいデバイス(ハンドヘルド、ノートブック、通信デバイスなど)でローカルに動作するアプリケーションに対し、効率的で信頼性のあるセキュアなデータ管理を提供します。Lite Mobile Serverは、デバイスとOracle Database間のスケーラブルなデータの同期化をサポートします。

Oracle Database Mobile ServerはProcessor単位でライセンスが供与されます。


注意:

Lite Mobile ServerとLite Clientを併用する場合、1つ以上のLite Mobile Server用のProcessorライセンスと、クライアント・ユーザーごとに1 Named User Plusライセンスを購入する必要があります。

Oracle Programmer

Oracle Programmerは、アプリケーション・プログラマ用にすべてのエディションのOracle Databaseにプログラム・インタフェースを提供する、独立したOracle製品です。Oracle Programmerは、Oracle Databaseにアクセスして操作する企業アプリケーションを構築する開発者に対して、豊富なインタフェース・セットを提供します。この製品は、Oracle Database製品とは別にライセンスが付与されます。Oracle Programmerは、次の製品のファミリです。

  • SQL形式の3つの埋込みインタフェース: プリコンパイラ、SQL*ModuleおよびSQLJ

  • データベース・スキーマからホスト言語バインドを生成する2つのユーティリティ: Object Type TranslatorおよびJPub

Oracle Secure Backup

Oracle Secure Backupは、Oracle環境全体にテープ・バックアップ管理を提供します。Oracle Secure Backupを使用して、直接添付またはネットワーク添付テープ・ドライブにより、Oracleデータベースおよびホスト・ファイル・システムをテープにバックアップできます。Oracle Secure Backupでは集中管理が可能となり、バックアップおよびリストア操作を制御できます。

Oracle Secure Backupには、様々な開発とデプロイメントのシナリオに適した次の形式があります。

Oracle Secure Backup 多数のサーバーで構成される環境の場合、Oracle Secure Backupはサーバーからテープへ高パフォーマンスのデータ保護を提供します。この保護はビジネス・クリティカルなデータのローカルおよびオフサイトでの格納にきわめて重要です。

Oracle Secure Backup Express 単一サーバーで構成される環境の場合、Oracle Secure Backup ExpressはOracle Secure Backupと同じテープ・バックアップ機能を提供しますが、直接添付テープ・ドライブが1つである単一ホストに制限されています。