ヘッダーをスキップ

Oracle Database インストレーション・ガイド
10gリリース2(10.2) for Microsoft Windows(32-bit)

B25255-02
目次
目次
索引
索引

戻る 次へ

6 Oracle Databaseソフトウェアの削除

この章では、Oracleのデータベース、インスタンスおよびソフトウェアの削除方法について説明します。

Oracle Cluster Synchronization Servicesの削除

Oracle Databaseを初めてインストールするときに、記憶域およびリカバリ・オプションとして自動ストレージ管理を選択した場合は、Oracle Universal Installerによって、シングル・インスタンスのOracle Cluster Synchronization Services(CSS)サービスが構成され、開始されます。

記憶域またはリカバリ・オプションとして自動ストレージ管理を選択しなかった場合は、OracleCSServiceサービスを削除できます。Oracleホームを削除することなくこのサービスを削除する手順は、次のとおりです。

  1. コマンド プロンプトを開きます。

  2. 一時的にORACLE_HOME環境変数を設定します。次に例を示します。

    set ORACLE_HOME=c:¥oracle¥product¥10.2.0¥db_1
    
    
  3. localconfigバッチ・ファイルを、OracleCSServiceサービスを削除するためのdeleteオプションとともに実行します。次に例を示します。

    SYSTEM_DRIVE:¥> oracle¥product¥10.2.0¥db_1¥bin¥localconfig delete
    


    注意:

    Oracleホームを削除する場合は、この手順を実行する必要はありません。  


    関連項目

    「別のOracleホームからのOracle Cluster Synchronization Servicesの実行」 

データベースからのOracle HTML DBの削除

この項では、データベースを削除せずに、Oracle HTML DBスキーマ、シノニムおよびユーザーをデータベースから削除する方法について説明します。データベースを削除する場合は、この手順を実行する必要はありません。

Oracle Universal Installerを使用してOracle HTML DBをそのOracleホームから削除してから、Oracle HTML DBコンポーネントをデータベースから削除できます。次の手順を実行します。

  1. SQL*Plusを使用して、SYSまたはSYSTEMなど、権限を持つユーザーとしてデータベースに接続します。次に例を示します。

    SYSTEM_DRIVE:¥> sqlplus sys/SYSpassword as sysdba
    
    
  2. 次のコマンドを実行します。

    SQL> ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = flows_010500;
    SQL> EXEC wwv_flow_upgrade.drop_public_synonyms;
    SQL> ALTER SESSION SET CURRENT_SCHEMA = SYSTEM;
    SQL> DROP USER flows_010500 CASCADE;
    SQL> DROP USER flows_files CASCADE;
    SQL> DROP USER htmldb_public_user CASCADE;
    

すべてのOracle Databaseコンポーネントの削除

Oracle Universal Installerを使用して、コンピュータ上のインベントリからOracleコンポーネントを削除します。 残りのコンポーネントは、後から手動で削除する必要があります。

インストール時にOracle Universal Installerを終了していない場合を除き、Oracleホームのファイルまたはディレクトリを、最初にOracle Universal Installerを使用せずに、Windowsのエクスプローラやコマンド プロンプトを使用して削除しないでください。そのように削除すると、OracleホームのコンポーネントはOracle Universal Installerインベントリに登録されたままになります。手動でOracleホームのファイルを削除し、同じOracleホームでインストールを試みると、選択したコンポーネントの一部またはすべてがインストールされないか、正しく構成されない可能性があります。

Oracle Universal Installerでは、インストールが突然中断されると、インストールがインベントリに登録されません。ただし、ファイルはOracleホームにコピーされている可能性があります。これらのファイルは手動で削除し、インストールを再開します。


注意:

Oracle Database Configuration Assistantを使用して、インスタンスと関連サービスを削除できます。 Oracle Database Configuration Assistantについては、『Oracle Database 2日でデータベース管理者』の「Oracleのインストールおよびデータベースの作成」を参照してください。 


この項では、次の手順について説明します。

  1. Oracleサービスの停止

  2. Oracle Universal Installerによるコンポーネントの削除

  3. 残りのOracle Databaseコンポーネントの手動削除

Oracleサービスの停止

Oracleコンポーネントを削除する前に、まずOracleのサービスを停止する必要があります。

次の手順に従います。

  1. Windowsの「スタート」メニューから、「プログラム」「管理ツール」「サービス」を選択し、「サービス」ユーティリティを開きます。

  2. Oracleのサービス(OracleまたはOraで始まる名前)が存在し、状態が「開始」である場合は、各サービスを選択して「停止」をクリックします。

  3. 「サービス」を終了します。

    関連項目

    サービス停止の詳細は、Microsoftのオンライン・ヘルプを参照してください。 

Oracle Universal Installerによるコンポーネントの削除

Oracle Universal Installerを使用して対話モードでコンポーネントを削除する手順は、次のとおりです。

  1. まず、「Oracleサービスの停止」の手順に従います。

  2. 「スタート」メニューから、「プログラム」「Oracle - HOME_NAME」「Oracle Installation Products」「Universal Installer」を選択してOracle Universal Installerを起動します。

    Oracle Universal Installerの「ようこそ」ウィンドウが表示されます。

  3. 「製品の削除」ボタンをクリックします。

    「インベントリ」ウィンドウが表示されます。

  4. 削除するコンポーネントが見つかるまで、インストール済のコンポーネントのツリーを展開します。

    たとえば、Enterprise Editionオプションでデータベースをインストールし、後から「カスタム」オプションで追加コンポーネントをインストールした場合、Oracleホーム・コンポーネントを展開して、Oracleホームにインストールされているすべてのコンポーネントを表示します。

  5. 削除するコンポーネントを選択します。

  6. 「削除」をクリックします。

    「確認」ウィンドウが表示されます。

  7. 「確認」ダイアログ・ボックスで「はい」をクリックして、選択したコンポーネントを削除します。


    注意:

    一部のコンポーネントを削除すると、他のコンポーネントが正常に機能しなくなる可能性があるというメッセージが表示される場合があります。 


    コンポーネントがコンピュータから削除されると、削除されたコンポーネントのない「インベントリ」ウィンドウが表示されます。

  8. 「閉じる」をクリックして、「インベントリ」ウィンドウを終了します。

  9. 「取消」をクリックして、Oracle Universal Installerを終了します。

  10. 「はい」をクリックして、終了を確認します。

残りのOracle Databaseコンポーネントの手動削除

Oracle Universal Installerでは、すべてのOracleコンポーネントは削除されません。Oracle Universal Installerを使用してOracleコンポーネントを削除した後、残ったレジストリ・キー、環境変数、「スタート」メニューのオプションおよびディレクトリを手動で削除する必要があります。

この項の内容は、次のとおりです。

自動ストレージ管理インスタンスの削除

データベースが削除されてから、Oracleホームで実行中の自動ストレージ管理(ASM)インスタンスを削除する手順は、次のとおりです。

  1. Windowsコマンド・プロンプトで、ORACLE_SID環境変数を自動ストレージ管理インスタンスのSIDに設定します。次に例を示します。

    SYSTEM_DRIVE:¥> set ORACLE_SID=+ASM
    
    
  2. SQL*Plusを起動し、SYSユーザーとして自動ストレージ管理インスタンスに接続します。

    SYSTEM_DRIVE:¥> sqlplus sys/sys_password as sysdba
    
    
  3. 次のコマンドを入力して、自動ストレージ管理インスタンスを使用中のOracleデータベースがあるかどうかを判断します。

    SQL> SELECT INSTANCE_NAME FROM V$ASM_CLIENT;
    
    

    このコマンドを実行すると、この自動ストレージ管理インスタンスを使用中のデータベース・インスタンスがすべて表示されます。このコマンドで表示されるのは、実行中のデータベース・インスタンスのみです。この自動ストレージ管理インスタンスには、実行中でない他のインスタンスが関連付けられている可能性があります。

    このOracleホームからデータベースを削除しても、このコマンドの出力にこの自動ストレージ管理インスタンスが他のOracleホームにあるデータベース・インスタンスをサポートしていることが示される場合は、自動ストレージ管理インスタンスまたはOracleホームを削除しないでください。

  4. 自動ストレージ管理インスタンスにデータベース・インスタンスが関連付けられていない場合は、このインスタンスに関連付けられているディスク・グループを削除します。


    注意:

    自動ストレージ管理ディスク・グループを削除すると、ディスク・デバイスが必要に応じて他の自動ストレージ管理インスタンスで使用可能になります。ただし、そのディスク・グループのデータはすべて失われます。ディスク・グループを削除する前に、そのデータを必要とする他のデータベース・インスタンスが存在しないことを確認してください。 


    1. 自動ストレージ管理インスタンスに関連付けられているディスク・グループを識別します。

      SQL> SELECT NAME FROM V$ASM_DISKGROUP;
      
      
    2. 削除するディスク・グループごとに、次のようなコマンドを入力します。

      SQL> DROP DISKGROUP disk_group_name INCLUDING CONTENTS;
      
      
  5. 自動ストレージ管理インスタンスを停止し、SQL*Plusを終了します。

    SQL> SHUTDOWN
    SQL> EXIT
    
    
  6. コマンド プロンプトで次のコマンドを入力し、自動ストレージ管理サービスを削除します。

    ORADIM -DELETE -ASMSID +ASM
    

    関連項目

     

Microsoftレジストリ エディタからのOracleキーの削除

Oracle Universal Installerでは、インストール時にOracleコンポーネント用のWindowsサービスを作成しますが、削除時にはOracle Netコンフィギュレーション・アシスタントおよびOracle Database Configuration Assistantによって作成されたすべてのサービスを削除するわけではありません。 また、レジストリ エディタの他のキーにはOracle Universal Installerでは削除されないものがいくつかあります。次の各項のいずれかの手順に従い、存在するレジストリ・キーをすべて手動で削除する必要があります。

Oracle Net Serviceレジストリ・キーの削除

Oracle Net Serviceレジストリ・エントリが存在する場合、そのエントリのみを削除する手順は、次のとおりです。

  1. 管理者グループのメンバーとしてログインします。

  2. 「Oracleサービスの停止」の手順に従って、Oracleサービスを停止してください。

  3. コマンド・プロンプトから次のコマンドを入力します。

    SYSTEM_DRIVE:¥> regedit
    
    
  4. HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Servicesに移動し、OracleHOME_NAMETNSListenerレジストリ・エントリを削除します。Oracle Universal Installerにより、他のすべてのOracle Netサービスが自動的に削除されます。

  5. レジストリ エディタを終了します。

  6. コンピュータを再起動します。

すべてのOracleレジストリ・キーの削除


注意:

これらの手順により、Oracleのコンポーネント、サービスおよびレジストリ・エントリがすべてコンピュータから削除されます。レジストリ・エントリを削除する際は、細心の注意を払ってください。間違ったエントリを削除すると、システムが機能しなくなる可能性があります。これらの手順を完了するまで、ORACLE_BASE¥ORACLE_HOME¥DB_NAMEの下のデータベース・ファイルを削除しないでください。  


Oracleレジストリ・キーをコンピュータから削除する手順は、次のとおりです。

  1. 管理者グループのメンバーとしてログインします。

  2. 「Oracleサービスの停止」の手順に従って、Oracleサービスを停止してください。

  3. コマンド プロンプトでレジストリ エディタを起動します。

    SYSTEM_DRIVE:¥> regedit
    
    
  4. HKEY_CLASSES_ROOTに移動します。

  5. OraOracleOrclまたはEnumOraで始まるキーを削除します。

    このキーの集合には、次の文字列から始まるキーが含まれます。

    • EnumOraHomes

    • OracleConfig

    • OracleDatabase

    • OracleHome

    • OracleInProcServer

    • OracleProcess

    • ORADC

    • ORAMMCCFG10

    • ORAMMCPMON10

    • OraOLEDB

    • OraPerfMon

    • ORCLMMC

    • ORCLSSO

  6. HKEY_CURRENT_USERに移動します。

  7. ORACLEキーを削除します。

  8. HKEY_CURRENT_USER¥Softwareに移動します。

  9. Microsoft¥Windows¥CurrentVersion¥Explorer¥MenuOrder¥Start Menu¥Programsの下にあるOracle-HOME_NAMEエントリなど、すべてのOracleキーを削除します。

  10. HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWAREに移動して、ORACLEグループ・キーを探します。

    ORACLEを選択して、inst_locキーの値を書き留めます。これがOracle Universal Installerの場所です。デフォルトの場所はc:¥Program Files¥Oracle¥Inventoryです。この値が違う場合は、あとで削除できるように、この値を書き留めておいてください。

  11. ORACLE Groupキーを削除します。

  12. HKEY_LOCAL_MACHINE¥SOFTWARE¥ODBCに移動します。

  13. ODBCの下にあるサブキーをすべて展開して、Microsoft ODBC for Oracleキーを除くOracle関連のODBCドライバ・キーをすべて削除します。

    たとえば、ODBC¥ODBCINST.INIディレクトリには、各Oracleホームのキーがリストされます。

  14. HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Servicesに移動します。

  15. このブランチの下のOracleまたはOraWebで始まるすべてのキーを削除します。

  16. HKEY_LOCAL_MACHINE¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥Eventlog¥Applicationに移動します。

  17. このブランチの下のOracleで始まるすべてのキーを削除します。

  18. レジストリ エディタを終了します。

  19. コンピュータを再起動します。

システム変数パスの更新

Path環境変数を確認し、すべてのOracleエントリを削除します。

  1. コントロール パネルの「システム」を開きます。

  2. 「システムのプロパティ」ダイアログ・ボックスで、「詳細」タブをクリックし、次に「環境変数」ボタンをクリックします。

  3. システム変数Pathを選択し、Path変数を編集してすべてのOracleエントリを削除します。

    たとえば、Path変数でORACLE_BASE¥ORACLE_HOMEを含むOracleエントリを削除します。次のようなエントリを含むPath変数があります。

    C:¥oracle¥products¥10.2.0¥db_1¥bin;C:¥oracle¥products¥10.2.0¥db_1¥jre¥1.4.2¥bin¥
    client;C:¥oracle¥products¥10.2.0¥db_1¥jre¥1.4.2¥bin

    JREパスがOracleによってインストールされていた場合は削除してください。

  4. Oracle用に設定されたCLASSPATH変数がある場合は削除してください。

  5. 他のOracle変数(ORACLE_HOMEORACLE_SIDTNS_ADMINJSERVまたはWV_GATEWAY_CFG)が設定されている場合、すべて削除します。

  6. 変更内容を保存して、コントロール パネルを閉じます。

「スタート」メニューからのOracleの削除

「スタート」メニューにOracleエントリがないか確認し、あれば削除します。

次の手順に従います。

  1. 「スタート」「プログラム」「Oracle - HOME_NAME」を選択します。

  2. メニューから「Oracle - HOME_NAME」を右クリックし、「削除」を選択します。

次の方法を使用して、Oracleメニューのエントリを削除することもできます。

  1. 「スタート」ボタンを右クリックし、ポップアップ・メニューを表示します。

  2. 「エクスプローラ - All Users」オプションを選択します。

  3. Documents and Settingsの下の¥Start Menu¥Programsフォルダを開きます。

  4. 右クリックしてOracle - HOME_NAMEフォルダを削除します。

Oracleディレクトリの削除

すべてのOracleレジストリ・キーを削除し、コンピュータを再起動した後、存在するすべてのOracleディレクトリおよびファイルを削除します。

「マイ コンピュータ」またはWindowsエクスプローラを使用して、次のディレクトリを削除します。

  1. SYSTEM_DRIVE:¥Program Files¥Oracleディレクトリを削除します。

  2. すべてのORACLE_BASEディレクトリをハード・ドライブから削除します。

  3. Oracle Universal Installerをデフォルト以外の場所にインストールした場合は、このディレクトリを削除してください。

  4. SYSTEM_DRIVE:¥Documents and Settings¥user_name¥Local Settings¥TempからOracle一時ディレクトリ・ファイルをすべて削除します。


戻る 次へ
Oracle
Copyright © 2006 Oracle Corporation.

All Rights Reserved.
目次
目次
索引
索引