| Oracle Database ユーティリティ 10g リリース2(10.2) B19211-01 |
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この章では、自動ストレージ管理コマンドライン・ユーティリティ(ASMCMD)について説明します。この章の内容は、次のとおりです。
ASMCMDは、自動ストレージ管理(ASM)ディスク・グループ内のファイルおよびディレクトリを簡単に表示したり操作するために使用するコマンドライン・ユーティリティです。これを使用すると、ディスク・グループの内容の一覧表示、検索の実行、ディレクトリおよびエイリアスの作成および削除、領域使用率の表示、その他の操作を実行できます。
ASMCMDでは、自動ストレージ管理(ASM)のファイル、ディレクトリおよびエイリアスを使用します。ASMCMDを使用する前に、これらの一般的な処理の概念がASM特有の環境にどのように適用されるかを理解しておく必要があります。次に、いくつかの重要な定義を示します。
ASMで作成されたすべてのファイルには、システム生成のファイル名(完全修飾されたファイル名)が付けられます。これは、ローカル・ファイル・システムでの完全パス名と似ています。次に完全修飾されたファイル名の例を示します。
+dgroup2/sample/controlfile/Current.256.541956473
ASMでは、次の形式に従ってファイル名が生成されます。
+diskGroupName/databaseName/fileType/fileTypeTag.file.incarnation
前述の完全修飾されたファイル名では、dgroup2がディスク・グループ名、sampleがデータベース名、controlfileがファイル・タイプとなります。
完全修飾されたファイル名の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
他のファイル・システムと同様、ASMのディレクトリは、ファイルのコンテナであり、他のディレクトリのツリー構造の一部になります。
実際の完全修飾されたファイル名は、ルートにプラス記号(+)が付いたディレクトリの階層構造で示されます。ASMでは、ディスク・グループごとに、ディスク・グループ内で完全修飾されたファイル名の構造に対応するディレクトリ階層構造が作成されます。この階層構造でのディレクトリを、システム生成のディレクトリと呼びます。ASMCMDでは、cd(ディレクトリ変更)コマンドを使用して、このディレクトリ階層を上下に移動できます。ASMCMDのls(ディレクトリの一覧)コマンドでは、カレント・ディレクトリの内容を一覧表示し、pwdコマンドではカレント・ディレクトリ名を出力します。
ASMCMDを起動すると、カレント・ディレクトリはルート(+)に設定されます。dgroup1およびdgroup2の2つのディスク・グループを持つASMインスタンスの場合、 ルート・ディレクトリをカレント・ディレクトリとしてlsコマンドを入力すると、出力結果は次のようになります。
ASMCMD> ls DGROUP1/ DGROUP2/
次に、ASMディレクトリ・ツリー(前述の完全修飾されたファイル名を参照)を移動する例を示します。
ASMCMD> cd +dgroup1/sample/controlfile ASMCMD> ls Current.256.541956473 Current.257.541956475
システム生成のディレクトリのサブディレクトリとして、独自のディレクトリを作成することもできます。これを行うには、ALTER DISKGROUPコマンドまたはASMCMDのmkdirコマンドを使用します。ユーザー作成のディレクトリにもサブディレクトリを作成でき、システム生成のディレクトリおよびユーザー作成のディレクトリの両方の階層構造をcdコマンドを使用して移動できます。ASMディレクトリの詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
次の例では、ディスク・グループdgroup1にディレクトリmydirを作成します。
ASMCMD> mkdir +dgroup1/mydir
(ディレクトリdgroup1は、システム生成のディレクトリです。その内容は、ディスク・グループdgroup1の内容です。)
-pフラグを付けてASMCMDを起動すると、ASMCMDでは、プロンプトの一部に常にカレント・ディレクトリが表示されます。
ASMCMD [+] > cd dgroup1/mydir ASMCMD [+DGROUP1/MYDIR] >
エイリアスは、システム生成のファイル名への参照(ポインタ)であり、よりユーザーに分かりやすい名前を持つファイル名です。UNIXオペレーティング・システムでのシンボリック・リンクと同様です。エイリアスは、ASMファイル名の使用を容易にするために作成します。エイリアスは、ALTER DISKGROUPコマンドまたはmkalias ASMCMDコマンドを使用して作成できます。
エイリアスの完全パスには、最小限のディスク・グループ名が付きます。エイリアスは、ディスク・グループ・レベル、システム生成またはユーザー作成の任意のサブディレクトリで作成できます。次にエイリアスの例を示します。
+dgroup1/ctl1.f +dgroup1/sample/ctl1.f +dgroup1/mydir/ctl1.f
ASMCMDのls(ディレクトリの一覧表示)に-lフラグを付けて実行すると、各エイリアスは、参照するシステム生成のファイルとともに一覧表示されます。
ctl1.f => +dgroup2/sample/controlfile/Current.256.541956473
詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
引数にファイル名またはディレクトリ名をとるASMCMDコマンドを実行する場合、絶対パスまたは相対パスのいずれの名前も指定できます。
絶対パスは、ファイルまたはディレクトリへの完全パスを示します。絶対パスはプラス記号(+)で始まり、その後にディスク・グループ名、対象のファイルまたはディレクトリまでのディレクトリ・ツリー内の後続ディレクトリが続きます。システム生成の完全なファイル名(完全修飾されたファイル名とも呼ばれる)は、ファイルへの絶対パスの例です。
絶対パスを使用すると、カレント・ディレクトリがどこに設定されているかに関係なく、コマンドを実行してファイルまたはディレクトリにアクセスできます。次のrmコマンドでは、ファイル名への絶対パスを使用しています。
ASMCMD [+DGROUP1/MYDIR] > rm +dgroup2/sample/datafile/users.259.555341963
次のコマンドでは、ディレクトリへの絶対パスを使用しています。
ASMCMD [+DGROUP1/MYDIR] > cd +dgroup2/sample/controlfile
相対パスは、ファイル名またはディレクトリ名の部分で構成され、カレント・ディレクトリの部分は含まれません。つまり、ファイルまたはディレクトリへのパスは、カレント・ディレクトリに対する相対的な位置を示します。
次の例で、rmコマンドは、相対パスであるファイルundotbs1.272.557429239で動作します。ASMCMDは、コマンド引数にカレント・ディレクトリを付加し、そのファイルへの絶対パスである+dgroup1/sample/datafile/undotbs1.272.557429239を取得します。
ASMCMD [+] > cd +dgroup1 ASMCMD [+DGROUP1] > cd sample/datafile ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE] > ls EXAMPLE.269.555342243 SYSAUX.257.555341961 SYSTEM.256.555341961 UNDOTBS1.258.555341963 UNDOTBS1.272.557429239 USERS.259.555341963 ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE] > rm undotbs1.272.557429239
ディレクトリへのパスを相対パスとして指定することもできます。cd(ディレクトリ変更)コマンドに、カレント・ディレクトリへの相対パスを持つディレクトリ引数を指定することによって、カレント・ディレクトリ・ツリー・ブランチの階層構造を上下に移動できます。
また、ディレクトリ名のかわりに擬似ディレクトリ「.」および「..」を使用できます。「.」擬似ディレクトリは、カレント・ディレクトリです。「..」擬似ディレクトリは、カレント・ディレクトリの親ディレクトリです。
次に、相対ディレクトリ・パスおよび擬似ディレクトリの使用例を示します。
ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE] > cd datafile ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE] >cd .. ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE] >
ワイルドカード文字の「*」および「%」は、絶対パスまたは相対パス内の0文字以上に一致します。2つの文字の動作は同じです。ワイルドカードを使用できるASMCMDコマンドは、ls、du、rmおよびfindです。次に、ワイルドカードの使用例を示します。
ASMCMD> ls +dgroup1/mydir1 ctl.f data1.f dummy.f ASMCMD> ls +dgroup1/mydir1/d* data1.f dummy.f ASMCMD> ls +group1/sample/* +dgroup1/sample/CONTROLFILE/: Current.260.555342185 Current.261.555342183 +dgroup1/sample/DATAFILE/: EXAMPLE.269.555342243 SYSAUX.257.555341961 SYSTEM.256.555341961 UNDOTBS1.272.557429239 USERS.259.555341963 +dgroup1/sample/ONLINELOG/: group_1.262.555342191 group_1.263.555342195 group_2.264.555342197 group_2.265.555342201 +dgroup1/sample/PARAMETERFILE/: spfile.270.555342443 +dgroup1/sample/TEMPFILE/: TEMP.268.555342229
ASMCMDユーティリティは、対話モードでも非対話モードでも実行できます。ASMCMDを実行する前に、正しくログインし、ご使用の環境が適切に構成されていることを確認する必要があります。
ASMCMDを実行するには、次の準備を行います。
SYSDBA権限を持つユーザーとしてログインする必要があります。オペレーティング・システム認証の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
ORACLE_HOMEおよびORACLE_SIDを設定し、ASMインスタンスを選択します。オペレーティング・システムによっては、ASMインスタンスに正しく接続するために、その他の環境変数を設定する必要があります。環境変数の設定の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。単一インスタンスのデータベースに対するデフォルトのASM SIDの値は、+ASMです。Real Application Clustersシステムの場合は、すべてのノードのASM SIDのデフォルト値は、+ASMnode#です。
binサブディレクトリがPATH環境変数に指定されていることを確認します。
ASMCMDユーティリティの対話モードは、ASMCMDコマンドの入力が求められるシェルに似た環境で動作します。
対話モードでASMCMDを実行するには、次の手順を実行します。
asmcmd
ASMCMDコマンド・プロンプトが表示されます。
ASMCMD>
[Enter]を押します。コマンドが実行され、場合によっては出力結果が表示された後、次のコマンドの入力が求められます。
exitを入力します。
asmcmdコマンドに-pオプションを指定すると、ASMCMDプロンプトにカレント・ディレクトリを表示させることができます。次に例を示します。
% asmcmd -p ASMCMD [+] > cd dgroup1/mydir ASMCMD [+DGROUP1/MYDIR] >
非対話モードでは、ASMCMDを起動するコマンドおよびコマンド引数を追加することによって、コマンドラインで単一のASMCMDコマンドを実行します。ASMCMDは、コマンドを実行し、必要な場合は出力を生成して終了します。非対話モードは、特にスクリプトの実行に便利です。
非対話モードでASMCMDを実行するには、次の手順を実行します。
asmcmd command arguments
次のように指定します。
commandには、有効なASMCMDコマンドを指定します。argumentsには、コマンド・フラグおよび引数を列挙します。
次に、非対話モードでのASMCMDの実行例を示します。
% asmcmd ls -l State Type Rebal Unbal Name MOUNTED NORMAL N N DGROUP1/ MOUNTED NORMAL N N DGROUP2/ %
ASMCMDの全般的なヘルプおよび使用可能なコマンドの一覧を表示するには、ASMCMDプロンプトまたは非対話モードでのコマンドとして、helpと入力します。
この項では、個々のASMCMDコマンドの詳細を説明します。表20-1に、すべてのASMCMDコマンドの一覧を示します。
カレント・ディレクトリを指定したディレクトリに変更します。
cd dir
dirは、絶対パスまたは擬似ディレクトリの「.」および「..」を含む相対パスのいずれでも指定できます。
ASMCMD [+DGROUP2/HR] > cd +dgroup1/sample ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE] > cd datafile ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE] >cd .. ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE] >
指定したディレクトリおよびその下のディレクトリ・ツリー全体のファイルが使用する領域の合計を表示します。
du [-H] dir
このコマンドは、UNIXのdu -sコマンドと似ています。dirを指定しない場合、カレント・ディレクトリの情報が表示されます。dirには、ワイルドカード文字を指定できます。
次の2つの値が、いずれもMB単位で表示されます。
Used_MB: この値には、アカウントへのミラーリングは含まれません。
Mirror_used_MB: この値には、アカウントへのミラーリングが含まれます。
たとえば、通常の冗長性ディスク・グループに100MBのデータが含まれている場合、ディスク・グループの各ファイルが2方向にミラー化されていると、Used_MBは100MBで、Mirror_used_MBは約200MBです。
-Hフラグを指定すると、列ヘッダーは出力されません。
次の例に、DGROUP1のSAMPLE ディレクトリおよびSAMPLEの下にあるすべてのディレクトリで使用されているディスク領域を示します。
ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE] > du Used_MB Mirror_used_MB 1251 2507
ASMCMDを終了し、オペレーティング・システムのコマンドライン・プロンプトに戻ります。
exit
指定したディレクトリおよびそのサブディレクトリ内で、指定した名前(ワイルドカードを使用)と一致するすべてのものの絶対パスを表示します。
find [-ttype]dirname
このコマンドは、ディレクトリ・ツリー内の指定したディレクトリおよびその下のすべてのサブディレクトリで、指定した名前を検索します。nameには、ディレクトリ名またはファイル名を指定し、ワイルドカード文字を使用できます。dirにもワイルドカードを使用できます。コマンドの出力結果には、ディレクトリ名の末尾にスラッシュ(/)が付き、ファイル名とは区別されます。
特定のタイプ(typeで指定)のすべてのファイルを検索するには、-tフラグを使用します。たとえば、type にCONTROLFILEを指定して、制御ファイルを検索できます。typeに指定できる値は、次のとおりです。
CONTROLFILE DATAFILE ONLINELOG ARCHIVELOG TEMPFILE BACKUPSET DATAFILE PARAMETERFILE DATAGUARDCONFIG FLASHBACK CHANGETRACKING DUMPSET AUTOBACKUP XTRANSPORT
次の例では、dgroup1ディスク・グループの「undo」で始まるファイルを検索します。
ASMCMD> find +dgroup1 undo* +dgroup1/SAMPLE/DATAFILE/UNDOTBS1.258.555341963 +dgroup1/SAMPLE/DATAFILE/UNDOTBS1.272.557429239
次の例では、+dgroup1/sampleディレクトリにあるすべての制御ファイルの絶対パスを戻します。
ASMCMD> find -t CONTROLFILE +dgroup1/sample * +dgroup1/sample/CONTROLFILE/Current.260.555342185 +dgroup1/sample/CONTROLFILE/Current.261.555342183
コマンドの構文およびコマンド・パラメータの説明を表示します。
help [command]
commandが指定されていない場合、helpコマンドでは、すべてのASMCMDコマンドの一覧およびASMCMDユーティリティの使用についての全般的な情報が表示されます。
help mkalias
ASMディレクトリの内容、指定したファイルの属性またはすべてのディスク・グループの名前および属性を一覧表示します。
ls [-lsdrtLaH] [name]
nameには、ワイルドカード文字を含むファイル名またはディレクトリ名を指定できます。
nameがディレクトリ名の場合、ASMCMDではディレクトリの内容、およびフラグ設定に応じて各ディレクトリ・メンバーの情報が一覧表示されます。ディレクトリ名の末尾にはスラッシュ(/)が付き、ファイル名とは区別されて一覧表示されます。
nameがファイル名の場合、ASMCMDではファイル、およびフラグ設定に応じてファイルの情報が一覧表示されます。ファイル名が相対パスで指定されている場合、ファイルはカレント・ディレクトリ内に格納されている必要があります。
コマンドのフラグを使用して、コマンドの出力を変更およびカスタマイズできます。次の表にフラグおよびその説明を示します。
すべてのフラグを指定すると、属性が結合されて表示され、重複するものは削除されます。ls +と指定すると、マウントされているかどうかも含めてすべてのディスク・グループの情報が戻されます。
ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE] > ls EXAMPLE.269.555342243 SYSAUX.257.555341961 SYSTEM.256.555341961 UNDOTBS1.258.555341963 UNDOTBS1.272.557429239 USERS.259.555341963 ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE] > ls -l Type Redund Striped Time Sys Name DATAFILE MIRROR COARSE APR 18 19:16:07 Y EXAMPLE.269.555342243 DATAFILE MIRROR COARSE MAY 09 22:01:28 Y SYSAUX.257.555341961 DATAFILE MIRROR COARSE APR 19 19:16:24 Y SYSTEM.256.555341961 DATAFILE MIRROR COARSE MAY 05 12:28:42 Y UNDOTBS1.258.555341963 DATAFILE MIRROR COARSE MAY 04 17:27:34 Y UNDOTBS1.272.557429239 DATAFILE MIRROR COARSE APR 18 19:16:07 Y USERS.259.555341963 ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE] > ls -lt Type Redund Striped Time Sys Name DATAFILE MIRROR COARSE MAY 09 22:01:28 Y SYSAUX.257.555341961 DATAFILE MIRROR COARSE MAY 05 12:28:42 Y UNDOTBS1.258.555341963 DATAFILE MIRROR COARSE MAY 04 17:27:34 Y UNDOTBS1.272.557429239 DATAFILE MIRROR COARSE APR 19 19:16:24 Y SYSTEM.256.555341961 DATAFILE MIRROR COARSE APR 18 19:16:07 Y USERS.259.555341963 DATAFILE MIRROR COARSE APR 18 19:16:07 Y EXAMPLE.269.555342243 ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE] > ls -l undo* Type Redund Striped Time Sys Name DATAFILE MIRROR COARSE MAY 05 12:28:42 Y UNDOTBS1.258.555341963 DATAFILE MIRROR COARSE MAY 04 17:27:34 Y UNDOTBS1.272.557429239 ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE] > ls -s Block_Size Blocks Bytes Space Name 8192 12801 104865792 214958080 EXAMPLE.269.555342243 8192 48641 398467072 802160640 SYSAUX.257.555341961 8192 61441 503324672 1011875840 SYSTEM.256.555341961 8192 6401 52436992 110100480 UNDOTBS1.258.555341963 8192 12801 104865792 214958080 UNDOTBS1.272.557429239 8192 641 5251072 12582912 USERS.259.555341963 ASMCMD [+DGROUP1] > ls +DGROUP1/SAMPLE CONTROLFILE/ DATAFILE/ ONLINELOG/ PARAMETERFILE/ TEMPFILE/ spfilesample.ora ASMCMD [+DGROUP1] > ls -l +DGROUP1/SAMPLE Type Redund Striped Time Sys Name Y CONTROLFILE/ Y DATAFILE/ Y ONLINELOG/ Y PARAMETERFILE/ Y TEMPFILE/ N spfilesample.ora=> +DGROUP1/SAMPLE/PARAMETERFILE/spfile.270.555342443 ASMCMD [+DGROUP1] > ls -r +DGROUP1/SAMPLE spfilesample.ora TEMPFILE/ PARAMETERFILE/ ONLINELOG/ DATAFILE/ CONTROLFILE/ ASMCMD [+DGROUP1] > ls -lL example_df2.f Type Redund Striped Time Sys Name DATAFILE MIRROR COARSE APR 27 11:04 N example_df2.f => +DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE/EXAMPLE.271.556715087 ASMCMD [+DGROUP1] > ls -a +DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE/EXAMPLE.271.556715087 +DGROUP1/example_df2.f => EXAMPLE.271.556715087 ASMCMD [+DGROUP1] > ls -lH +DGROUP1/SAMPLE/PARAMETERFILE PARAMETERFILE MIRROR COARSE MAY 04 21:48 Y spfile.270.555342443 ASMCMD [+DGROUP1] > ls -l + State Type Rebal Unbal Name MOUNTED NORMAL N N DGROUP1/ MOUNTED NORMAL N N DGROUP2/ MOUNTED EXTERN N N DGROUP3/
現在のASMクライアントについての情報を表示します。クライアントは、ASMCMDが現在接続されているASMインスタンスによって管理されるディスク・グループを使用するデータベースです。
lsct [-H] [group]
groupを指定すると、そのディスク・グループの情報のみ表示されます。-Hフラグを指定すると、列ヘッダーが非表示になります。
次の例では、dgroup1ディスク・グループにアクセスするクライアントの情報を表示します。
ASMCMD [+] > lsct dgroup1 DB_Name Status Software_Version Compatible_version Instance_Name sample CONNECTED 10.2.0.0.0 10.2.0.0.0 sample
すべてのディスク・グループおよびその属性を一覧表示します。
lsdg [-H] [group]
表20-3に、ディスク・グループごとに表示される属性を示します。
V$ASM_DISKGROUPビューで参照できる、表20-3に示す属性の詳細は、『Oracle Database管理者ガイド』を参照してください。
groupを指定すると、そのディスク・グループの情報のみ一覧表示されます。-Hフラグを指定すると、列ヘッダーが非表示になります。
次の例では、dgroup2ディスク・グループの属性を一覧表示します。
ASMCMD [+] > lsdg dgroup2 State Type Rebal Unbal Sector Block AU Total_MB Free_MB Req_mir_free_MB Usable_file_MB Offline_disks Name MOUNTED NORMAL N N 512 4096 1048576 4096 1208 1024 92 0 DGROUP2/
指定したシステム生成のファイル名のエイリアスを作成します。
mkaliasfilealias
aliasは、システム生成のファイルと同じディスク・グループに存在する必要があります。1つのASMファイルに作成できるのは、1つのエイリアスのみです。
次の例では、完全修飾されたファイル名+DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE/SYSAUX.257.555341961に対してsysaux.fエイリアスを作成します。
ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE] > mkalias SYSAUX.257.555341961 sysaux.f ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE] > ls -a none => EXAMPLE.269.555342243 +DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE/sysaux.f => SYSAUX.257.555341961 none => SYSTEM.256.555341961 none => UNDOTBS1.258.555341963 none => UNDOTBS1.272.557429239 none => USERS.259.555341963 sysaux.f
カレント・ディレクトリにASMディレクトリを作成します。
mkdir dir [dir] . . .
カレント・ディレクトリは、システム生成のディレクトリまたはユーザー作成のディレクトリです。ルート(+)・レベルのディレクトリを作成することはできません。
次の例では、ディスク・グループdgroup1に、ディスク・グループ・レベルのディレクトリsubdir1およびsubdir2を作成します。
ASMCMD [+DGROUP1] > mkdir subdir1 subdir2 ASMCMD [+DGROUP1] > ls SAMPLE/ example_df2.f subdir1/ subdir2/
カレント・ディレクトリの絶対パスを表示します。
pwd
ASMCMD> pwd +dgroup1/sample/controlfile
指定したASMファイルおよびディレクトリを削除します。
rm [-rf] name [name] . . .
nameがファイルまたはエイリアスの場合は、これらがクライアント・データベースで現在使用中でない場合のみ削除できます。 nameがディレクトリの場合は、(-rフラグが使用されていなければ)そのディレクトリが空であり、システム生成のディレクトリではない場合のみ削除できます。nameがエイリアスの場合は、エイリアスおよび参照するファイルの両方が削除されます。 (エイリアスのみ削除し、エイリアスが示すファイルは保持する場合は、rmaliasコマンドを使用します。)
ワイルドカードを使用する場合、rmは、(-rフラグが使用されていなければ)空ではないディレクトリを除くすべての一致項目を削除します。
再帰的に削除するには、-rフラグを使用します。これによって、空ではないディレクトリ内のすべてのファイルとディレクトリ、およびそのディレクトリ下のディレクトリ・ツリー全体のすべてのファイルとディレクトリを削除できます。
-rフラグまたはワイルドカード文字を使用すると、-fフラグを指定した場合を除き、続行する前に削除を確認するプロンプトが表示されます。ワイルドカード文字が、エイリアスまたはエイリアスを持つシステム生成のファイルに一致する場合は、エイリアスおよびエイリアスが示すシステム生成のファイルの両方が削除されます。-rフラグを使用する場合は、システム生成のファイルまたはエイリアスは、rmコマンドを実行するディレクトリ内に存在している必要があります。
たとえば、+dg/ORCL/DATAFILE/System.256.146589651を指すユーザーのエイリアス+dg1/dir1/file.aliasがある場合、rm -r +dg1/dir1 コマンドを実行すると、+dg/ORCL/DATAFILE/System.256.146589651および+dg1/dir1/file.aliasが削除されます。
次の例では、エイリアスalias293.fを削除します。
ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE] > rm alias293.f
エイリアスが示すファイルは残したまま、指定したエイリアスを削除します。
rmalias [-r] alias [alias] . . .
再帰的に削除するには、-rフラグを使用します。これによって、カレント・ディレクトリおよびカレント・ディレクトリ下のディレクトリ・ツリー全体のすべてのエイリアスを削除できます。エイリアスを削除した結果としてユーザー作成のディレクトリが空になる場合は、それらのディレクトリも削除されます。システム生成のファイルおよびディレクトリは、削除されません。
次の例では、エイリアスsysaux.fは削除され、そのエイリアスが指すデータ・ファイルは残されます。
ASMCMD [+DGROUP1/SAMPLE/DATAFILE] > rmalias sysaux.f
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