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Oracle Database PL/SQLパッケージ・プロシージャおよびタイプ・リファレンス
10g リリース2(10.2)
B19245-02
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16 DBMS_AQ

DBMS_AQパッケージは、Oracle Streams Advanced Queuing(AQ)へのインタフェースを提供します。


関連項目:

  • 『Oracle Streamsアドバンスト・キューイング・ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス』

  • DBMS_AQで使用するTYPEに関する情報は、「Oracle Streams AQタイプ」を参照してください。


この章では、次の項目について説明します。


DBMS_AQの使用方法


定数

BROWSELOCKEDまたはREMOVEなどの列挙定数を使用するときは、それを定義しているパッケージの有効範囲内で、PL/SQL定数を指定する必要があります。 操作インタフェースに関連付けられているすべてのタイプに、DBMS_AQを付加する必要があります。 たとえば、DBMS_AQ.BROWSEのようにします。 表16-1に、接頭辞DBMS_AQを必要とするPL/SQL列挙定数を示します。

表16-1 列挙定数

パラメータ オプション

visibility

IMMEDIATEON_COMMIT

dequeue mode

BROWSELOCKEDREMOVEREMOVE_NODATA

navigation

FIRST_MESSAGENEXT_MESSAGENEXT_TRANSACTION

state

WAITINGREADYPROCESSEDEXPIRED

sequence_deviation

BEFORETOP
注意: message_groupingをTRANSACTIONALに設定すると、sequence_deviation属性は、Oracle Streams AQ 10g リリース1(10.1)以前のリリースでは無効になります。 Oracle Streams AQ 10g リリース2(10.2)では、順序逸脱機能の使用は推奨されていません。

wait

FOREVERNO_WAIT

delay

NO_DELAY

expiration

NEVER

namespace

NAMESPACE_AQNAMESPACE_ANONYMOUS



データ構造

表16-2 DBMS_AQのデータ構造

データ構造 説明

オブジェクト名


データベース・オブジェクトに名前を付けます。

タイプ名


キュー・タイプを定義します。

Oracle Streams AQ PL/SQLコールバック


メッセージ通知時に起動されるようにデータベースに定義することで、ユーザー定義のPL/SQLプロシージャを指定します。


オブジェクト名

object_nameデータ構造は、データベース・オブジェクトの名前を付けます。 この構造は、キュー、キュー表、エージェント名およびオブジェクト・タイプに適用されます。

構文

object_name := VARCHAR2;
object_name := [schema_name.]name;

使用上の注意

オブジェクト名は、オプションのスキーマ名および名前で指定します。 スキーマ名が指定されない場合は、現在のスキーマ名が使用されます。 名前は、予約語に関して、『Oracle Database SQLリファレンス』のオブジェクト名ガイドラインに従う必要があります。 スキーマ、エージェントおよびオブジェクト・タイプの名前は、30バイト以内で設定します。 キューおよびキュー表の名前は、24バイト以内で設定します。

タイプ名

type_nameデータ構造は、キュー・タイプを定義します。

構文

type_name := VARCHAR2;
type_name := object_type | "RAW";

属性

表16-3 タイプ名の属性

属性 説明

object_type

オブジェクト・タイプ内の属性の最大数は900です。

"RAW"

RAWタイプのペイロードを格納するために、Oracle Streams AQは、ペイロード・リポジトリとしてLOB列を含むキュー表を作成します。 メッセージ・ペイロードの理論上の最大サイズは、LOB列に格納可能な最大データ量です。 ただし、ペイロードの最大サイズは、Oracle Streams AQにアクセスするときに使用するプログラム環境によって決まります。 PL/SQL、Javaおよびプリコンパイラの場合は32K、OCIの場合は4Gです。 PL/SQLのエンキューおよびデキューのインタフェースは、RAWバッファをペイロード・パラメータとして受け入れるため、32KBに制限されます。 OCIでは、ユーザーのRAWデータの最大サイズは、OCIオブジェクト・キャッシュによる割当てが可能な最大連続メモリー量(OCIRawが単純にバイト配列の場合)に制限されます。 通常は、最低32KBですが、ほとんどの場合それ以上になります。

LOB列はRAWペイロードの格納に使用されるため、Oracle Streams AQ管理者は、LOB表領域を選択して、キュー表作成時にstorage_clauseパラメータにLOB記憶域文字列を設定すると、LOB記憶域を構成できます。


Oracle Streams AQ PL/SQLコールバック

plsqlcallbackデータ構造は、メッセージ通知時に起動されるようにデータベースで定義することで、ユーザー定義のPL/SQLプロシージャを指定します。

構文

RAWペイロード・エンキューの通知メッセージが要求されている場合、PL/SQLコールバックには次の署名が付加されている必要があります。

procedure plsqlcallback(
  context  IN  RAW,
  reginfo  IN  SYS.AQ$_REG_INFO,
  descr    IN  SYS.AQ$_DESCRIPTOR,
  payload  IN  RAW,
  payloadl IN  NUMBER);

属性

表16-4 Oracle Streams AQ PL/SQLコールバックの属性

属性 説明

context

dbms_aq.registerにより渡されたコールバック関数のコンテキストを指定します。 詳細は、「AQ$_REG_INFOタイプ」を参照してください。

reginfo

詳細は、「AQ$_REG_INFOタイプ」を参照してください。

descr

詳細は、「AQ$_DESCRIPTORタイプ」を参照してください。

payload

RAWペイロード・エンキューの通知メッセージが要求されている場合、非永続キューにエンキューされたRAWペイロードが含まれます。 RAWペイロードが含まれる永続キューの場合、パラメータはNULLです。

payloadl

payloadの長さを指定します。 payloadがNULLの場合、payload1 = 0です。


ユーザー定義型のペイロード・エンキューの通知メッセージが要求されている場合、PL/SQLコールバックには次の署名が付加されている必要があります。

procedure plsqlcallback(
  context  IN RAW,
  reginfo  IN SYS.AQ$_REG_INFO,
  descr    IN SYS.AQ$_DESCRIPTOR,
  payload  IN VARCHAR2,
  payloadl IN NUMBER);

使用上の注意

DBMS_AQおよびDBMS_AQADM Javaクラス

DBMS_AQおよびDBMS_AQADMには、Javaインタフェースを使用できます。 Javaインタフェースは、$ORACLE_HOME/rdbms/jlib/aqapi.jarにあります。 これらのインタフェースを使用するには、ユーザーにDBMS_AQパッケージのEXECUTE権限が必要です。


DBMS_AQサブプログラムの要約

表16-5 DBMS_AQパッケージのサブプログラム

サブプログラム 説明

BIND_AGENTプロシージャ


LDAPディレクトリにOracle Streams AQエージェントのエントリを作成します。

DEQUEUEプロシージャ


指定したキューからメッセージをデキューします。

DEQUEUE_ARRAYファンクション


指定したキューからメッセージの配列をデキューします。

ENQUEUEプロシージャ


指定したキューにメッセージを追加します。

ENQUEUE_ARRAYファンクション


指定したキューにメッセージの配列を追加します。

LISTENプロシージャ


エージェントのリストにかわって1つ以上のキューをリスニングします。

POSTプロシージャ


匿名サブスクリプションに転送します。サブスクリプションに登録された全クライアントが通知を受信できます。

REGISTERプロシージャ


メッセージ通知を登録します。

UNBIND_AGENTプロシージャ


LDAPディレクトリからOracle Streams AQエージェントのエントリを削除します。

UNREGISTERプロシージャ


通知をオフにするサブスクリプションを登録解除します。



注意:

DBMS_AQには、純正レベルが定義されていません。したがって、RNDSWNDSRNPSまたはWNPS制約が定義されている他のプロシージャからこのパッケージ内のプロシージャをコールできません。


BIND_AGENTプロシージャ

このプロシージャによって、LDAPサーバーにOracle Streams AQエージェントのエントリを作成します。

構文

DBMS_AQ.BIND_AGENT(
   agent        IN SYS.AQ$_AGENT,
   certificate  IN VARCHAR2 default NULL);

パラメータ

表16-6 BIND_AGENTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

agent

LDAPサーバーで登録されるエージェント。

certificate

このエージェントでデジタル証明書(usercertificate属性)が使用されるLDAPにおける、organizationalpersonエントリの場所(LDAPの識別名)。 たとえば、"cn=OE, cn=ACME, cn=com"は、指定したエージェントで証明書が使用されるOrganizationalPerson OEの識別名です。


使用上の注意

LDAPサーバーでは、デジタル証明書がOrganizationalPersonエンティティの属性(usercertificate)として格納されます。 このOrganizationalPersonの識別名をエージェントのバインド時に指定する必要があります。


DEQUEUEプロシージャ

このプロシージャは、指定したキューからメッセージをデキューします。

構文

DBMS_AQ.DEQUEUE (
   queue_name          IN      VARCHAR2,
   dequeue_options     IN      dequeue_options_t,
   message_properties  OUT     message_properties_t,
   payload             OUT     "<ADT_1>"
   msgid               OUT     RAW);

パラメータ

表16-7 DEQUEUEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

queue_name

キュー名を指定します。

dequeue_options

詳細は、「DEQUEUE_OPTIONS_Tタイプ」を参照してください。

message_properties

詳細は、「MESSAGE_PROPERTIES_Tタイプ」を参照してください。

payload

Oracle Streams AQによって解釈されません。 ペイロードは、関連するキュー表の仕様に基づいて指定する必要があります。 type_nameの定義の詳細は、「タイプ名」を参照してください。

msgid

システムが生成するメッセージID。


使用上の注意

デキューされるメッセージの検索基準は、dequeue_optionsの次のパラメータによって判断されます。

デキュー順序は、dequeue_optionsmsgidと相関IDで上書きされないかぎり、キュー表の作成時に指定した値によって判断されます。

キュー操作には、データベース読込み一貫性メカニズムが適用されます。 たとえば、BROWSEコールは、ブラウズ・トランザクションの開始後にエンキューされたメッセージを参照しない場合があります。

デキュー時のデフォルトのNAVIGATIONパラメータは、NEXT_MESSAGEです。 この場合、後続のデキューは、最初のデキューで取得したスナップショットに基づいて、キューからメッセージを取り出します。 特に、最初のデキュー・コマンド後にエンキューされたメッセージは、キュー内の残りのメッセージがすべて処理されるまで処理されません。 これは、すべてのメッセージがすでにキューにエンキューされている場合、またはキューに優先順位が設定されていない場合は、通常問題ありません。 ただし、デキュー・コマンドのたびにキュー内の先頭メッセージを処理する必要があるときには、アプリケーションでFIRST_MESSAGEナビゲーション・オプションを使用する必要があります。 この処理は、すでにエンキューされたメッセージの処理中に優先順位の高いメッセージがキューに登録された場合に必要になります。


注意:

同時にエンキューされている複数のメッセージがある場合は、FIRST_MESSAGEナビゲーション・オプションを使用すると効率が向上します。 FIRST_MESSAGEオプションが指定されていない場合、Oracle Streams AQは最初のデキュー・コマンド時のスナップショットを生成し続けるため、パフォーマンスが低下します。 FIRST_MESSAGEオプションが指定されている場合、Oracle Streams AQはすべてのデキュー・コマンドに対して新しいスナップショットを使用します。

同一トランザクションでメッセージのグループ化に対応しているキューにエンキューされたメッセージは、グループを形成します。 そのトランザクションでエンキューされたメッセージが1つのみの場合は、実質的に1つのメッセージでグループを形成します。 1つのトランザクションでグループ化できるメッセージの数に上限はありません。

メッセージのグループ化に対応していないキューでは、LOCKEDまたはREMOVEモードのデキューは、1つのメッセージのみロックします。 これに対して、グループの一部のメッセージをデキューしようとするデキュー操作は、グループ全体をロックします。 これは、グループ内のすべてのメッセージを基本単位で処理する必要がある場合に有効です。

グループ内のすべてのメッセージがデキューされている場合、そのデキューはグループ内のすべてのメッセージが処理済であることを示すエラーを戻します。 この場合、アプリケーションはNEXT_TRANSACTIONを使用して、次に使用可能なグループからメッセージのデキューを開始します。 使用可能なグループがない場合、デキューは指定したWAIT期間後にタイムアウトします。

保護キューの使用方法

保護キューの場合は、dequeue_optionsパラメータにconsumer_nameを指定する必要があります。 consumer_nameの詳細は、「DEQUEUE_OPTIONS_Tタイプ」を参照してください。

保護キューを使用するときは、次の事項を満たしている必要があります。


DEQUEUE_ARRAYファンクション

このファンクションはメッセージの配列をデキューし、ペイロードの配列、メッセージ・プロパティの配列およびメッセージIDの配列の形式でそれらを戻します。 このファンクションは、正常にデキューされたメッセージの数を返します。

構文

DBMS_AQ.DEQUEUE_ARRAY (
   queue_name                IN   VARCHAR2,
   dequeue_options           IN   dequeue_options_t,
   array_size                IN   pls_integer,
   message_properties_array  OUT  message_properties_array_t,
   payload_array             OUT  "<COLLECTION_1>",
   msgid_array               OUT  msgid_array_t,
   error_array               OUT  error_array_t)
RETURN pls_integer;

パラメータ

表16-8 DEQUEUE_ARRAYファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

queue_name

メッセージをデキューするキュー名(単一行デキューと同じ)。

dequeue_options

配列内のすべてのメッセージに適用する一連のオプション(単一行デキューと同じ)。

array_size

デキューする要素の数。

message_properties_array

各メッセージ・プロパティに対応する配列を格納するレコード。 各ペイロード要素は、対応する一連のメッセージ・プロパティを持ちます。 詳細は、「MESSAGE_PROPERTIES_ARRAY_Tタイプ」を参照してください。

payload_array

デキューされたペイロード・データの配列。 "<COLLECTION_1>"は連想配列、VARRAYまたはPL/SQL表現でのネストした表です。

msgid_array

デキューされたメッセージのメッセージIDの配列。 詳細は、「MSGID_ARRAY_Tタイプ」を参照してください。

error_array

現在、実装されていません。


使用上の注意

dequeue_optionsに指定する0(ゼロ)以外の待機時間は、キュー内にメッセージがない場合にのみ認識されます。 キューにデキュー可能なメッセージが格納されている場合、DEQUEUE_ARRAYファンクションによって、最大array_sizeメッセージがデキューされ、直ちに戻ります。

message_idによるデキューはサポートしていません。 navigationパラメータの詳細は、「DEQUEUEプロシージャ」を参照してください。 既存のNAVIGATIONモードをサポートしています。 さらに、メッセージのグループ化に対応しているキュー用に、2つの新しいNAVIGATIONモードをサポートしています。

トランザクション・グループ・キューおよびONE_GROUPナビゲーションの場合、メッセージはarray_size制限に従って、単一のトランザクション・グループからのみデキューされます。 MULTI_GROUPナビゲーションでは、メッセージはarray_size制限に従って、複数のトランザクション・グループからデキューされます。 ORA-25235が返され、トランザクション・グループの終わりを示します。

DEQUEUE_ARRAYは、バッファに入れたメッセージではサポートされませんが、1つのメッセージにarray_sizeを設定すると、バッファに入れた個々のメッセージで使用できます。


ENQUEUEプロシージャ

このプロシージャは、指定したキューにメッセージを追加します。

構文

DBMS_AQ.ENQUEUE (
   queue_name          IN      VARCHAR2,
   enqueue_options     IN      enqueue_options_t,
   message_properties  IN      message_properties_t,
   payload             IN       "<ADT_1>",
   msgid               OUT     RAW);

パラメータ

表16-9 ENQUEUEプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

queue_name

このメッセージをエンキューするキュー名を指定します。 例外キューは指定できません。

enqueue_options

詳細は、「ENQUEUE_OPTIONS_Tタイプ」を参照してください。

message_properties

詳細は、「MESSAGE_PROPERTIES_Tタイプ」を参照してください。

payload

Oracle Streams AQによって解釈されません。 ペイロードは、関連するキュー表の仕様に基づいて指定する必要があります。 NULLは受け入れ可能なパラメータの1つです。 type_nameの定義の詳細は、「タイプ名」を参照してください。

msgid

システムが生成するメッセージID。 これは、デキュー時にメッセージを識別するために使用するグローバルな一意のIDです。


使用上の注意

enqueue_optionssequence_deviationパラメータを使用すると、2つのメッセージ間の処理順序を変更できます。 参照されるメッセージのIDは、enqueue_optionsのパラメータrelative_msgidで指定できます。 関係は、sequence_deviationパラメータによって識別されます。

メッセージにsequence_deviationを指定すると、このメッセージに指定できる遅延および優先の順位値が一部制限されます。 遅延の値は、このメッセージより後にエンキューされるメッセージの遅延以下に設定する必要があります。 優先順位は、このメッセージより後にエンキューされるメッセージの優先順位以上に設定する必要があります。


注意:

message_groupingTRANSACTIONALに設定すると、sequence_deviation属性は、Oracle Streams AQ 10g リリース1(10.1)以前のリリースでは無効になります。 Oracle Streams AQ 10g リリース2(10.2)では、順序逸脱機能の使用は推奨されていません。

メッセージが受信者のいないマルチ・コンシューマ・キューにエンキューされ、かつそのキューにサブスクライバが存在しない(またはこのメッセージと一致するルールベースのサブスクライバが存在しない)場合は、OracleエラーORA-24033が発生します。 これは、配信可能な受信者またはサブスクライバが存在しないために、そのメッセージが廃棄されることを示す警告です。

保護キューの使用方法

保護キューの場合は、messages_propertiesパラメータにsender_idを指定する必要があります。 sender_idの詳細は、「MESSAGE_PROPERTIES_Tタイプ」を参照してください。

保護キューを使用するときは、次の事項を満たしている必要があります。


ENQUEUE_ARRAYファンクション

このファンクションは、対応するメッセージ・プロパティの配列を使用して、ペイロードの配列をエンキューします。 出力は、エンキューしたメッセージのメッセージIDの配列になります。

構文

DBMS_AQ.ENQUEUE_ARRAY (
   queue_name                IN   VARCHAR2,
   enqueue_options           IN   enqueue_options_t,
   array_size                IN   pls_integer,
   message_properties_array  IN   message_properties_array_t,
   payload_array             IN   "<COLLECTION_1>",
   msgid_array               OUT  msgid_array_t,
   error_array               OUT  error_array_t)
RETURN pls_integer;

パラメータ

表16-10 ENQUEUE_ARRAYファンクションのパラメータ

パラメータ 説明

queue_name

メッセージをエンキューするキュー名(単一行エンキューと同じ)。

enqueue_options

詳細は、「ENQUEUE_OPTIONS_Tタイプ」を参照してください。

array_size

エンキューする要素の数。

message_properties_array

各メッセージ・プロパティに対応する配列を格納するレコード。 プロパティごとにarray_size要素を割り当てる必要があります。 詳細は、「MESSAGE_PROPERTIES_ARRAY_Tタイプ」を参照してください。

payload_array

ペイロード・データの配列。 "<COLLECTION_1>"は連想配列、VARRAYまたはPL/SQL表現でのネストした表です。

msgid_array

エンキューされたメッセージのメッセージIDの配列。 特定のメッセージでエラーが発生すると、対応するメッセージIDがNULLになります。 詳細は、「MSGID_ARRAY_Tタイプ」を参照してください。

error_array

現在、実装されていません。


使用上の注意

ENQUEUE_ARRAYは、バッファに入れたメッセージではサポートされませんが、1つのメッセージにarray_sizeを設定すると、バッファに入れた個々のメッセージで使用できます。


LISTENプロシージャ

このプロシージャは、エージェントのリストのかわりに1つ以上のキューをリスニングします。 エージェントのアドレス・フィールドは、エージェントが監視するキューを示します。 ローカル・キューのみアドレスとしてサポートされています。 将来使用するためにプロトコルが予約されています。

構文

DBMS_AQ.LISTEN (
   agent_list            IN    AQ$_AGENT_LIST_T,
   wait                  IN    BINARY_INTEGER DEFAULT DBMS_AQ.FOREVER,
   agent                 OUT   SYS.AQ$_AGENT);
DBMS_AQ.LISTEN (
   agent_list             IN   AQ$_AGENT_LIST_T,
   wait                   IN   BINARY_INTEGER DEFAULT FOREVER,
   listen_delivery_mode   IN   PLS_INTEGER DEFAULT DBMS_AQ.PERSISTENT,
   agent                  OUT  SYS.AQ$_AGENT,
   message_delivery_mode  OUT  PLS_INTEGER);
TYPE aq$_agent_list_t IS TABLE of aq$_agent INDEXED BY BINARY_INTEGER;
TYPE aq$_agent_list_t IS TABLE of aq$_agent INDEXED BY BINARY_INTEGER;

パラメータ

表16-11 LISTENプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

agent_list

リスニングするエージェントのリスト。

wait

リスニング・コールのタイムアウト(秒数)。 デフォルトでは、コールは永続的にブロックします。

listen_delivery_mode

永続メッセージ、バッファに入れたメッセージまたは両方のタイプのメッセージのいずれを優先するかをコール元が指定します。DBMS_AQ.PERSISTENTDBMS_AQ.BUFFEREDまたはDBMS_AQ.PERSISTENT_OR_BUFFEREDの配信モードを指定します。

agent

コンシューマ用のメッセージがあるエージェント。

message_delivery_mode

メッセージがあるキューおよびコンシューマとともにメッセージ・タイプを戻します。


使用上の注意

エージェント・アドレスがマルチ・コンシューマ・キューである場合、エージェント名は必須項目です。 単一コンシューマ・キューの場合は、エージェント名を指定する必要はありません。

このプロシージャは、引数としてエージェントのリストを使用します。 リストされた各エージェントのアドレス・フィールドに、監視するキューを指定します。 マルチ・コンシューマ・キューを監視するときは、エージェントの名前も指定する必要があります。 単一コンシューマ・キューの場合は、エージェント名を指定する必要はありません。 ローカル・キューのみアドレスとしてサポートされています。 将来使用するためにプロトコルが予約されています。

これは、リスト内のエージェントに対してコンシューマ用のメッセージが準備されているときに戻されるブロック・コールです。 複数のエージェントに対するメッセージがある場合は、リストの最初のエージェントのみ戻されます。 待機時間が期限切れしてもメッセージが見つからない場合は、エラーが発生します。

LISTENコールが正常に戻された場合でも、指定したキューの中に、リストされたエージェントの1つに対するメッセージがあることのみを示しています。 対象となっているエージェントは、関連メッセージを継続してデキューする必要があります。


注意:

非永続キューでは、LISTENはコールできません。


POSTプロシージャ

このプロシージャにより、匿名サブスクリプションのリストに転送します。匿名サブスクリプションの場合、サブスクリプションに登録された全クライアントが通知を受信できます。

構文

DBMS_AQ.POST (
  post_list       IN  SYS.AQ$_POST_INFO_LIST,
  post_count      IN  NUMBER);

パラメータ

表16-12 POSTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

post_list

転送する匿名サブスクリプションのリストを指定します。 AQ$_POST_INFO_LISTタイプのリストです。

post_count

post_listのエントリ数を指定します。


使用上の注意

このプロシージャにより、匿名サブスクリプションに転送します。匿名サブスクリプションの場合、サブスクリプションに登録された全クライアントが通知を受信できます。 複数のサブスクリプションを一度に転送することもできます。


REGISTERプロシージャ

このプロシージャにより、電子メール・アドレス、ユーザー定義のPL/SQLプロシージャまたはメッセージ通知用のHTTP URLを登録します。

構文

DBMS_AQ.REGISTER (
   reg_list     IN  SYS.AQ$_REG_INFO_LIST,
   count        IN  NUMBER);

パラメータ

表16-13 REGISTERプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

reg_list

メッセージ通知用に登録するサブスクリプションのリストを指定します。 AQ$_REG_INFOタイプのリストです。

count

reg_listのエントリ数を指定します。


使用上の注意

このプロシージャは、通知の登録に使用します。 メッセージ通知の送信先電子メール・アドレスの指定、通知時に起動するプロシージャの登録または通知転送先のHTTP URLの登録ができます。 複数のサブスクリプションを一度に登録することもできます。

電子メール通知を登録する場合、データベースが電子メール通知の送信に使用するSMTPサーバーのホスト名およびポート名を設定する必要があります。 必要であれば、発信元電子メール・アドレスを設定します。これは、データベースのsent fromフィールドで設定します。 この機能を使用するには、Java対応のデータベースが必要です。

HTTP通知を登録する場合、データベースがHTTP通知の転送に使用するプロキシ・サーバーおよび非プロキシ・ドメイン・リストのホスト名およびポート名を設定する必要があります。


関連項目:

電子メールとHTTP通知の詳細は、第18章「DBMS_AQELM」を参照してください。


UNBIND_AGENTプロシージャ

このプロシージャにより、LDAPサーバーからOracle Streams AQエージェントのエントリを削除します。

構文

DBMS_AQ.UNBIND_AGENT(
   agent    IN SYS.AQ$_AGENT);

パラメータ

表16-14 UNBIND_AGENTプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

agent

LDAPサーバーから削除されるエージェント



UNREGISTERプロシージャ

このプロシージャでは、通知をオフにするサブスクリプションを登録解除します。

構文

DBMS_AQ.UNREGISTER (
   reg_list     IN  SYS.AQ$_REG_INFO_LIST,
   reg_count    IN  NUMBER);

パラメータ

表16-15 UNREGISTERプロシージャのパラメータ

パラメータ 説明

reg_list

メッセージ通知用に登録するサブスクリプションのリストを指定します。 AQ$_REG_INFOタイプのリストです。

reg_count

reg_listのエントリ数を指定します。


使用上の注意

このプロシージャにより、通知をオフにするサブスクリプションを登録解除します。 複数のサブスクリプションを一度に登録解除することもできます。