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Oracle Real-Time Collaboration管理者ガイド
10g リリース1(10.1.1)
B25134-01
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3 Oracle Real-Time Collaborationの構成

Oracle Real-Time Collaborationシステムの多くの部分は、プロパティを使用して構成できます。この章では、プロパティ管理システムおよび構成管理の基本事項について説明するとともに、様々な構成用として管理者が一般的に使用するプロパティについて説明します。この章には次の項があります。

プロパティを設定するには、rtcctlユーティリティを使用します。 この章では、rtcctlユーティリティを使用して様々なプロパティを設定するための構文を示します。このユーティリティの使用方法の詳細は、第4章「Oracle Real-Time Collaborationのrtcctlコマンドライン・ユーティリティ」を参照してください。

Oracle Real-Time Collaborationのプロパティの使用方法

プロパティを使用して、Oracle Real-Time Collaborationシステムを構成します。プロパティを設定することにより、システム全体の属性や、個々のインスタンスおよびコンポーネントをカスタマイズします。また、作成対象の特定のサイトのプロパティを設定することにより、会社内の特定の業務や部門の会議属性も制御できます(サイトの作成方法の詳細は、第8章「Oracle Real-Time Collaborationのサイト」を参照してください)。

後続の各項の構成は次のとおりです。

プロパティとその有効範囲

Oracle Real-Time Collaborationシステム内でプロパティの影響を受ける部分は、有効範囲と呼ばれます。各プロパティの有効範囲は、次のリストを参照してください。

  • システム・プロパティ: Oracle Real-Time Collaborationシステム全体に対して設定します。 通常、これらのプロパティは1回設定すればよく、Oracle Real-Time Collaborationコア・コンポーネントの新しいインスタンスまたは新しいセットをシステムに追加するときに変更する必要はありません。

    例: ロギングのプロパティ。このプロパティはシステム・ログの様々な側面を制御し、通常はシステム全体に対して1回設定します。

  • インスタンス・プロパティ: 1つのインスタンスに対して設定します。これらのプロパティの値を変更しても、影響を受けるのはそのインスタンスのみです。

    例: 場所のプロパティ。場所属性は、システム内のインスタンスごとに異なる値に設定できます。

  • コンポーネント・プロパティ: 特定のインスタンスのコンポーネントに対して設定します。これらのプロパティを変更しても、影響を受けるのはそのコンポーネントの構成のみです。

    例: コンポーネントのプロセス数を制御するプロパティ。インスタンス内のコンポーネントごとに異なるプロセス数を設定できます。たとえば、マルチプレクサ・コンポーネントでは2つのマルチプレクサ・プロセスを実行し、Web Conferencingサーバー・コンポーネントでは4つのCollaborationサーバー・プロセスを実行することができます。

    コンポーネント・プロパティを変更しても、影響を受けるのはそのインスタンス内のコンポーネントのみです。変更は、その他のインスタンス内の同じコンポーネントには影響しません。このため、たとえば、すべてのインスタンスのマルチプレクサ・プロセスの数を5に設定する場合、このプロパティをインスタンスごとに設定する必要があります。

  • サイト・プロパティ: 特定のサイトに対して設定し、特定の業務や部門についてOracle Real-Time Collaborationを構成します。 サイトの作成方法の詳細は、第8章を参照してください。

    例: PreLoginMessageプロパティ。このプロパティは、ログイン・ページのログイン・リンクの下に表示されるメッセージのテキストを制御します。作成するサイトごとに異なるメッセージを表示できます。

複数の有効範囲があるプロパティ

一部のプロパティは複数の有効範囲に影響します。 図3-1に、各プロパティの有効範囲と有効範囲間の関係を示します。

図3-1 構成プロパティの階層

プロパティ値の階層
図3-1「構成プロパティの階層」の説明

Oracle Real-Time Collaborationには、プロパティに対する機能が次のように用意されています。

  • 継承: 特定の有効範囲のプロパティ値は、階層の上位から継承できます。たとえば、システムを有効範囲としてログ・レベルを設定すると、このログ・レベルがすべてのインスタンスおよびインスタンス内のコンポーネントで使用されます。

    継承の経路は、図3-1に示されているとおり、上から下へという順序になります。最も広い有効範囲はシステム・レベルです。インスタンスとサイトは両方ともシステムからプロパティを継承できます。コンポーネントはそのインスタンスからプロパティを継承できます。

  • 上書きの許可: プロパティは特定の有効範囲に対して設定できますが、この値は階層の下位で上書きして、別の値に設定できます。たとえば、システムを有効範囲としてログ・レベルを設定しても、特定のインスタンスのログ・レベルは変更できます。その他すべてのインスタンスでは、システムを有効範囲として設定されたログ・レベルが維持されます。

  • 値の強制: 管理者は、上位レベルのプロパティ値を下位レベルに強制できます。 管理者は、-forceオプションを使用してシステム全体に対してプロパティを設定することによって、このプロパティがインスタンスまたはコンポーネント・レベルで上書きされないようにできます。 たとえば、SSLRequiredForMeetingsプロパティを強制的にシステム・レベルで設定すると、このプロパティはインスタンスまたはサイトで上書きできなくなります。値の強制の詳細は、「プロパティの継承の強制」を参照してください。

この方法により、管理者は、システムを構成する際の柔軟性や操作性を最大限まで高められます。 プロパティの有効範囲の設定時には、rtcctlコマンドに-system-instanceなどの有効範囲オプションを指定します。 rtcctlの詳細は、第4章を参照してください。

この章の残りの項では、個々のプロパティの使用方法について説明します。 各プロパティごとに、表3-1に説明されている有効範囲が適用されます。

表3-1 プロパティに対して使用可能な有効範囲

有効範囲 プロパティの影響範囲

システム

システム全体に影響するプロパティを設定可能

インスタンス

インスタンスに影響するプロパティを設定可能

コンポーネント

コンポーネントに影響するプロパティを設定可能

システムとインスタンス

システム全体に影響するプロパティを設定可能だが、特定のインスタンスについては上書き可能

インスタンスとコンポーネント

インスタンスに影響するプロパティを設定可能だが、このインスタンス内の特定のコンポーネントについては上書き可能

システム、インスタンス、コンポーネント

システム全体に影響するプロパティを設定可能だが、特定のインスタンス、およびこのインスタンス内の特定のコンポーネントについては上書き可能

サイト

サイト全体に影響するプロパティを設定可能

サイトとユーザー

サイト全体に影響するプロパティを設定可能だが、特定のユーザーについては上書き可能

システムとサイト

システム全体に影響するプロパティを設定可能だが、特定のサイトについては上書き可能


rtcctlを使用したプロパティの設定

プロパティを設定するには、rtcctlユーティリティを使用します。この章では、説明した各プロパティの設定方法の例を示します。これらの例では、「シェル・モードでのrtcctlの使用方法」に記載されているとおり、rtcctlをシェル・モードで使用することを前提としています。また、この章のすべての例では、次を実行してシェル・モードになっていることを想定して説明します。

$ORACLE_HOME/imeeting/bin/rtcctl
rtcctl>

シェル・モードを終了するには、exitを入力します。

現在のプロパティ設定の表示

現在のプロパティ設定のリストを表示するには、getPropertiesコマンドを使用します。既存のプロパティ設定の表示の詳細は、「getProperties」を参照してください。

システム、サイトまたはインスタンスに対して明示的に設定されたすべてのプロパティを表示するには、「システム」タブにあるステータス・レポートを使用します。

  1. 「システム」をクリックします。

  2. レポートの上部にある「プロパティを表示」が選択されていることを確認します。

  3. 「すべて開く」をクリックして、レポートのすべての情報を表示します。

  4. スクロール・ダウンして、特定のインスタンス、システムおよび各サイトに対して設定されたプロパティを確認できます。

    ステータス・レポートに表示されるのは、setPropertyコマンドを使用して設定したプロパティのみです。 システム・デフォルトはレポートに表示されません。

Oracle Web Conferencingで一般的に使用されるプロパティ

この章の後続の各項では、Oracle Real-Time Collaborationを構成する際に使用できるすべてのプロパティについて説明します。 ここでは、Oracle Web Conferencingの基本機能を制御するために一般的に使用されるプロパティを迅速に参照するための一覧を示します。 また、Oracle Real-Time Collaborationの様々なGraphical User Interfaceを介してユーザーが設定可能なプリファレンスに対応する一連のプロパティの一覧も示します。 この項では、次のトピックについて説明します。

Oracle Web Conferencingの基本機能のデフォルト動作

デフォルトでは、表3-2に示すOracle Web Conferencingの基本機能が有効です。 管理者は、表3-2に示すプロパティを使用して任意の機能を無効にできます。 たとえば、管理者は、セキュリティ上の理由により、一部の機能を無効にできます。

表3-2 Oracle Web Conferencingの基本機能を制御するプロパティ

プロパティ デフォルト動作

AddInDownloadEnabled


Oracle Real-Time Collaboration Add-In for Microsoft Officeをダウンロードするためのリンクを「ホーム」ページと「新規ユーザー」ページに表示します。

ChatEnabled


開催者および参加者は、会議コンソールで様々なレベルのチャットに参加できます。

ConferenceRecordingDownloadEnabled


会議参加者または会議アーカイブを表示できる他のユーザーは、会議の記録をダウンロードできます。

ConferenceRecordingPlaybackEnabled


会議参加者または会議アーカイブを表示できる他のユーザーは、会議の記録を再生できます。

EnableDesktopSharingMode


開催者およびプレゼンタはデスクトップを共有できます。

EnableDocumentPresentationMode


開催者およびプレゼンタは、ドキュメント・プレゼンテーション・モードを使用してドキュメントを表示できます。

EnableGuestForPresenterRole


開催者は、未登録のユーザーがプレゼンタになり、デスクトップを対話的に使用するのを許可できます。

EnableRecording


会議を記録することを許可します。

EnableVoice


会議での音声ストリーミングを許可します。

EnableWhiteboardMode


開催者とプレゼンタによる電子ホワイトボードの使用を許可します。

FileTransferEnabled


Oracle Messengerユーザーが、Oracle Messengerの非セキュアなファイル交換機能を使用してファイルを交換することを許可します。 この機能を無効にする場合は、ユーザーがOracle Messengerクライアントをダウンロードする前に無効にする必要があります。

GuestUserAccessEnabled


未登録のユーザー(Oracle Internet Directoryのメンバーではないユーザー)がOracle Real-Time Collaborationの機能を使用できます。

MessengerDownloadEnabled


Oracle Messengerをダウンロードするためのリンクを「ホーム」ページと「新規ユーザー」ページに表示します。

RememberPasswordEnabled


ユーザーはOracle Messengerにサイン・インするとき、常にパスワードを入力する必要があります。

SharedControlEnabled


会議中に開催者はデスクトップの操作権を他のユーザーと共有できます。


表3-2に示す各プロパティはブール型です。機能を許可する場合はtrueに設定し、許可しない場合はfalseに設定します。 「複数の有効範囲があるプロパティ」に記載されているとおり、プロパティ設定を強制すると、サイトとインスタンスではそのプロパティ設定が継承され上書きできなくなります。 たとえば、開催者が会議で音声ストリーミングを必ず使用できるようにするには、EnableVoiceプロパティを次のように設定します。

rtcctl>setProperty -system true -pname EnableVoice -pvalue false -force true

プロパティ値の強制の詳細は、「プロパティの継承の強制」を参照してください。 前述のプロパティ、およびWeb会議の構成に使用できる他の全プロパティの詳細は、「Web会議の構成」を参照してください。

Webクライアントおよび会議コンソールのデフォルト・プリファレンスのプロパティ

管理者は、Oracle Real-Time Collaboration Webクライアント・ページやOracle Web Conferencingコンソールの動作を制御するためにいくつかのプロパティを設定できます。 また、ユーザーも、自分の会議用にプリファレンスを設定したり、Webクライアントを使用した会議予定の作成時のデフォルト値を設定できます。

「複数の有効範囲があるプロパティ」に記載されているとおり、システムで設定したプロパティ値を強制すると、サイトとインスタンスではそのプロパティ値が継承されます。この場合、ユーザーはこれらの強制プロパティ値を変更できなくなります。反対に、管理者によってプロパティ値が強制的に設定されていない場合、ユーザーおよびサイト管理者は次のユーザー・インタフェースを使用してこれらを上書きできます。

  • 「サイト」タブの「会議のプロパティ」ページ

  • Webクライアントで各ユーザーに表示される「プリファレンス」ページ

  • 会議コンソールで各会議開催者に表示される「プリファレンス」ダイアログ

  • 「予定」タブに表示されるデフォルト

表3-3は、Oracle Real-Time Collaborationの様々なユーザー・インタフェースに表示されるデフォルトを設定するプロパティの一覧です。◎は、記載されているインタフェース内で設定を制御できることを意味します。

表3-3 「サイト」、「ユーザー」、「コンソール」および「予定」の各プリファレンスに対応するプロパティ

プロパティ 制御の対象 サイトのプロパティ ユーザーのプリファレンス コンソールのプリファレンス 予定のデフォルト

ConsoleAttendeeControlLayout

参加者による会議コンソールのレイアウトの変更

ConsoleAttendeeUseAnnotationTool

参加者またはプレゼンタによるホワイトボード・ツールの使用

ConsolePresenterUseAnnotationTool

参加者またはプレゼンタによるホワイトボード・ツールの使用

ConsoleAttendeeViewAttendeeList

参加者による参加者リストの表示

ConsoleAttendeeViewStatusAlerts

自分以外の参加者の会議への参加または退出におけるメッセージの表示

GroupChat

選択した参加者とのグループ・チャットへの参加

HostChat

参加者による会議の開催者とのチャット

ConferenceStartupMode

会議のデフォルトの共有モード

×

ConsoleAutoHide

デフォルトでのコンソールの非表示

×

ConsoleExpandHelpText

コンソールのツールバーへのヘルプ・テキストの表示

×

ConsoleExpandSecondRow

コンソールのツールバーの2行目の表示

×

HostExitUrl

開催者が会議から退出したときに表示されるWebページ

×

×

×

HostStartUrl

開催者が会議に参加したときに表示されるWebページ

×

×

×

ConsolePresenterSendPolls

プレゼンタによるアンケートの送信

ConsolePresenterSwitchModes

プレゼンタによる共有モードの変更

PublicChat

自分以外のすべての参加者との公開チャットへの参加


ネットワークの接続性とポートの構成

この項では、Oracle Real-Time Collaborationのネットワークの接続性の構成に関するすべてのプロパティを説明します。この項では、次のタイプのプロパティについて説明します。

Oracle HTTP Serverとの統合

Oracle Real-Time CollaborationシステムがOracle HTTP Serverと正常に通信していることを確認するには、Oracle HTTP Serverによって使用されるポートを識別するプロパティを設定する必要があります。

ApacheProtocolSecure

説明: ApacheWebHostでSSLを使用するかどうかを設定します。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム

例: Oracle HTTP Server WebホストでSSLを使用する場合、次のように、このプロパティをtrueに設定する必要があります。

rtcctl> setProperty -pname ApacheProtocolSecure -pvalue true

ApacheWebHost

説明: Oracle HTTP Server(Apacheサーバー)のホスト名を設定します。 Oracle Real-Time Collaborationインストーラは、クライアントがシステムに構成されている実際のホスト名を使用してOracle Real-Time Collaborationリソースにアクセスするものと想定しています。しかし、DNSエイリアシングやその他の拡張ネットワーク・デプロイのシナリオ上、外部の場所からOracle Real-Time Collaborationリソースにアクセスするための名前をカスタマイズする必要がある一部のデプロイでは、このような想定が当てはまらないことがあります。

デフォルト値: インストーラによってシステムから導出された実際のホスト名

有効な値: 任意のホスト名

有効範囲: インスタンス

例: 実際のホスト名がweb10.us.mycompany.comで、使用予定の名前がconference.company.comの場合は、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname ApacheWebHost -pvalue "conference.company.com"

ApacheWebPort

説明: Oracle HTTP ServerでHTTPリクエストをリスニングするポートです。

デフォルト値: 7777

有効な値: 正当な任意のポート値。 このポート値は、Apacheのポート・ディレクティブと一致する必要があり、通常はWebキャッシュのリスニング・ポートと一致します。

有効範囲: インスタンス

例: インスタンス上のOracle HTTP ServerでHTTPリクエスト用の7777(通常設定)ではなくポート80をリスニングする場合は、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname ApacheWebPort -pvalue 80

注意:

ポート値を80以外の値に設定すると、リモート・プロキシの背後から接続するユーザーのアクセスが禁止されることがあります。

ApacheWebSecurePort

説明: Oracle HTTP ServerでHTTPSリクエストをリスニングするポートです。

デフォルト値: 4443

有効な値: 正当な任意のポート値。 このポート値は、Apacheのポート・ディレクティブと一致する必要があり、通常はWebキャッシュのリスニング・ポートと一致します。

有効範囲: インスタンス

例: インスタンス上のOracle HTTP ServerでHTTPSリクエスト用の4443ではなくポート443をリスニングする場合は、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname ApacheWebSecurePort -pvalue 443

注意:

ポート値を443以外の値に設定すると、リモート・プロキシの背後から接続するユーザーのアクセスが禁止されることがあります。

Oracle Messengerで使用するドメイン名の設定

次のプロパティは、Oracle Messengerでのユーザーとの通信時に想定されるドメイン名を制御します。

IMDomainNames

説明: Oracle Messengerによって想定されるユーザーのドメイン名です。

デフォルト値: このシステムのOracle Internet DirectoryまたはLDAPサーバーのドメイン名(インストール時に決定)

有効な値: ドメイン名の配列。書式は"[\"domain1\", \"domain2\"]"です。

有効範囲: システム

例: Oracle Messengerによって想定されるドメイン名をmycompany.com、次に、us.mycompany.comに設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname IMDomainNames -pvalue "[\"mycompany.com\", \"us.mycompany.com\"]"

クライアント接続の構成

この項で説明するプロパティは、Oracle Real-Time CollaborationのコンポーネントがWeb会議またはインスタント・メッセージのクライアントと通信する方法を制御します。クライアント通信に使用されるポート値をリセットしたり、これらの一部のポートへのアクセスを有効化または無効化したりできます。

この項に記載されているポートの詳細は、「Oracle Real-Time Collaborationのポートとネットワークの接続性」を参照してください。

IMXMPPDirectConnEnabled

説明: Oracle Messengerクライアントおよびサード・パーティ・クライアント(Gaimなど)からXMPPおよびXMPPSポート(デフォルトではポート5222および5223)へのダイレクト接続を有効化し、RTCリダイレクタ、およびインスタント・メッセージ用のClient Connection Managerと通信できるようにします。


注意:

インスタント・メッセージ用のSecure Sockets Layer(SSL)接続のみが必要で、ユーザーがOracle Messengerのみを使用する場合は、IMSSLRequiredForXMPPプロパティをtrueに設定します(「SSLセキュリティの構成」を参照)。 両方のプロパティがtrueの場合、Oracle MessengerクライアントはXMPPSポートのみを介して接続します。

ただし、ユーザーがサード・パーティのメッセージ・クライアント(Gaimなど)も使用する場合、IMSSLRequiredForXMPPプロパティはクライアントに影響を与えません。 Gaimユーザーがクライアントに対してSSL接続を使用するように設定していることを確認するか、XMPPポートへのダイレクト接続を禁止(Network Address Translatorを使用するなど)するか、または、このプロパティをfalseに設定してXMPP接続全体を無効にする必要があります。 このプロパティをfalseに設定すると、サード・パーティ・クライアントはOracle Messengerと通信できなくなります。


デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: このシステムでインスタント・メッセージに対してダイレクトXMPP接続を有効化するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname IMXMPPDirectConnEnabled -pvalue true

RedirectorMxPort

説明: リダイレクタとマルチプレクサ間の通信用のポートを指定します。

デフォルト値: 1025(インストール時に自動的に割り当てられたポート)

有効な値: 任意の有効なポートID

有効範囲: システム

例: このポートを1025に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname RedirectorMxPort -pvalue "1025"

RedirectorServerPort

説明: Oracle Real-Time Collaborationのコンポーネント間で通信するためのポートです。

デフォルト値: インストール時に自動的に割り当てられたポート

有効な値: 任意のポートID

有効範囲: システム

例: このポートを2450に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname RedirectorServerPort -pvalue "2450"

RedirectorXMPPPort

説明: サード・パーティ・クライアントからOracle Messengerと通信するためのポートです。

デフォルト値: 5222(インストール時に自動的に割り当てられたポート)

有効な値: 任意のポートID

有効範囲: システム

例: このポートを5222に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname RedirectorXMPPPort -pvalue "5222"

RedirectorXMPPSecurePort

説明: SSL暗号化を使用してサード・パーティ・クライアントからOracle Messengerと通信するためのポートです。

デフォルト値: 5223(インストール時に自動的に割り当てられたポート)

有効な値: 任意のポートID

有効範囲: システム

例: このポートを5223に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname RedirectorXMPPSecurePort -pvalue "5223"

VoiceProxyListenPort

説明: peer-to-peerの通信が不可能な場合、ボイス・チャット中に2つのOracle Messengerクライアント間で通信するためのポートです。このポートは、Simple Traversal of UDP through NAT(STUN)サービス接続を確立します。

デフォルト値: 3478(インストール時に自動的に割り当てられたポート)

有効な値: 任意のポートID

有効範囲: システム

例: このポートを3478に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname VoiceProxyListenPort -pvalue "3478"

VoiceSrvHttpPort

説明: 音声ストリーミング中に音声変換サーバー・プロセスとOracle Web Conferencingプロセス間で通信するためのポートです。

デフォルト値: 2455(インストール時に自動的に割り当てられたポート)

有効な値: 任意のポートID

有効範囲: システム

例: このポートを2455に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname VoiceSrvHttpPort -pvalue "2455"

ロード・バランサとの統合

ロード・バランサは、クライアントのブラウザに対して単一の公開アドレスを提供する一方で、リクエストを処理するOracle Real-Time Collaborationコア・コンポーネントの複数のアプリケーション層にリクエストを分散します。これは、すべてのリクエストに対するグローバルなWebホストとして機能します。ロード・バランサ自体は非常に高速なネットワーク・デバイスであり、多数の物理サーバーにリクエストを分散できます。

Oracle Real-Time Collaborationは、Oracle Real-Time Collaborationがインストールされたすべてのアプリケーション層に対してロード・バランサをフロント・エンドとして使用するように構成できます。

通常、ここで説明するOracle Real-Time Collaborationプロパティはシステム全体に対して1回設定します。しかし、地理的な事情のために複数の公開アドレス・セットが存在する場合、リクエストを処理するOracle Real-Time Collaborationコア・コンポーネントがこれらのアドレスごとに複数存在することがあります。この2つ目のようなシナリオの場合、Oracle Real-Time Collaborationインスタンスごとに次のプロパティを設定する必要があります。

ロード・バランサを使用し、SSLアクセスを必須にする場合は、システムに対してGlobalProtocolSecureおよびGlobalWebSecurePortプロパティを設定する必要があります。

GlobalWebHost

説明: グローバルWebホストの名前です。

たとえば、ロード・バランサの背後に複数のアプリケーション層(server1.oracle.com、server2.oracle.com)が存在しても、会議に参加するために使用するURLに表示するWebホスト名はconference-server.mycompany.comにします。

名前がDNSに任意に登録されている場合、この名前は機能しません。

デフォルト値: なし

有効な値: ホスト名(computer.company.comやcomputer.us.company.comなど)

有効範囲: システム、インスタンス

例: グローバルWebホストをconference-server.oracle.comに設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname GlobalWebHost -pvalue "conference-server.mycompany.com"

GlobalWebPort

説明: グローバルWebホストのHTTPポートです。

デフォルト値: 80

有効な値: 任意のポートID

有効範囲: システム、インスタンス

例: グローバルWebホストをリセットして、HTTPリクエスト用のポート80をリスニングするよう設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname GlobalWebPort -pvalue 80

注意:

ポート値を80以外の値に設定すると、リモート・プロキシの背後から接続するユーザーのアクセスが禁止されることがあります。

GlobalWebSecurePort

説明: グローバルWebホストのHTTPSポートです。 ポート値を443以外の値に設定すると、リモート・プロキシの背後からのユーザーのアクセスが禁止されることがあります。

デフォルト値: 443

有効な値: 任意のポートID

有効範囲: システム、インスタンス

例: グローバルWebホストをリセットして、HTTPSリクエスト用のポート443をリスニングするよう設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname GlobalWebSecurePort -pvalue 443

注意:

ポート値を443以外の値に設定すると、リモート・プロキシの背後から接続するユーザーのアクセスが禁止されることがあります。

GlobalProtocolSecure

説明: グローバルWebホストがSSLセキュリティを使用するかどうかを設定します。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、インスタンス

例: グローバルWebホストでSSLを使用する場合、次のように、このプロパティをtrueに設定します。

rtcctl> setProperty -system true -pname GlobalProtocolSecure -pvalue true

コンポーネント・プロセスと接続の増加

Oracle Web Conferencingサーバー、Oracle Real-Time CollaborationマルチプレクサおよびClient Connection Managerの各プロセスは、クライアントによるWeb会議またはインスタント・メッセージへの接続をサポートします。 (これらのコンポーネントとその通信方法の概要は、「Oracle Real-Time Collaborationのアーキテクチャ」を参照してください。) Oracle Real-Time Collaborationのプロパティを使用して、実行プロセス数を増やしたり、Connection Managerプロセスによって処理される最大同時接続数を増やすことができます。

表3-4に、Oracle Real-Time Collaborationコア・コンポーネントをインストールするときに、インスタンスでデフォルトで起動されるプロセスの数を示します。

表3-4 マルチプロセスのコンポーネント

コンポーネント名 コンポーネント・タイプ デフォルトで起動されるプロセス

Client Connection Manager

connmgr

1

マルチプレクサ

mx

1

Web Conferencingサーバー

confsvr

4


より多くのユーザーがサイトにおける会議またはメッセージに参加できるように、実行プロセスの数を増やすことができます。プロセス数を増やすには、SrvNumProcsプロパティを使用します。また、実行中の各Client Connection Managerプロセスに対してクライアントが確立する最大接続数も制御できます。

表3-4には、数を増やすことができるプロセスのみが記載されています。 インスタンス上のOracleプレゼンス・サーバー・プロセスの数は1つのみであるため、数を増やすことはできません。 このサーバー・プロセスが停止すると、サーバー・プロセスに対する高可用性のプロセス・マネージャがサーバー・プロセスの再起動を試みます。元のサーバーを再起動できない場合は、別のコア・コンポーネント・インスタンス上から2番目のサーバーが起動します。 詳細は、「Oracleプレゼンス・サーバー・プロセスに対する高可用性のプロセス・マネージャ」を参照してください。


注意:

UNIX、LinuxまたはSolarisシステム上で許可されているオープン・ファイル記述子の数を調整する必要がある場合があります。この制限は、各マルチプレクサまたはClient Connection Managerが処理可能な同時接続数を制御するものです。 詳細は、「特定の数のクライアント接続をサポートできない」を参照してください。

IMMaxConnections

説明: システム上の各Connection ManagerプロセスにおけるOracleプレゼンス・サーバーへのクライアント接続の最大数を制御します。 システムでサポートされる接続の合計数は、システム上のすべてのConnection Managerプロセスに対するIMMaxConnectionsの合計になります。 たとえば、インスタンスAに2つのConnection Managerプロセス、インスタンスBに3つのConnection Managerプロセスがあるとします。IMMaxConnectionsは、インスタンスAでは4,000、インスタンスBでは2,000に設定されています。この場合、Oracle Messengerへの接続の合計数は、(4,000 x 2) + (2,000 x 3) = 14,000となります。

デフォルト値: 1000

有効な値: 任意の整数

有効範囲: インスタンス、システム

例: 現在のインスタンス上の各Connection Managerに対してOracle Messengerクライアントの同時接続数を2,000に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname IMMaxConnections -pvalue "2000"

UNIX、LinuxまたはSolarisシステム上で許可されているオープン・ファイル記述子の最大数が、ここに入力する値以上であることを確認してください。 詳細は、「特定の数のクライアント接続をサポートできない」を参照してください。

SrvNumProcs

説明: 各コンポーネントのプロセスを設定します。

デフォルト値: 1(コンポーネント・タイプmx)、1(コンポーネント・タイプconnmgr)、4(コンポーネント・タイプconfsvr)

有効な値: 任意の整数

有効範囲: コンポーネント

例:

ProcDisabled

説明: コンポーネントを無効にします。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: コンポーネント

例: コンポーネントID(cid)1001のコンポーネントを無効にするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -cid 1001 -pname ProcDisabled -pvalue true

注意:

コンポーネントを無効にすると、サービスが使用できなくなり、他のコンポーネントが失敗する場合があります。 コンポーネントの無効化は、特に指示された場合のみ設定してください。

SSLセキュリティの構成

Oracle Real-Time Collaborationは、HTTPS Secure Sockets Layer(SSL)を介した通信を完全にサポートしています。

SSL設定を構成するには、Oracle Real-Time CollaborationプロパティをOracle HTTP ServerまたはWebキャッシュの設定にあわせて設定する必要があります。次のプロパティを設定する必要があります。

デフォルトでは、SSLはシステム全体で無効です。 SSLを有効にするには、RTCSSLSupportEnabledプロパティを使用します。 SSLを有効にすると、標準構成では、すべてのWeb会議およびインスタント・メッセージ接続でSSLを使用する必要があります。 特定のSSL使用を選択的に解除するには、SSLRequiredForMeetingsおよびIMSSLRequiredForXMPPプロパティを使用します。

SSLRequiredForMeetingsプロパティは、Web会議への接続にSSLを使用するかどうかを制御します。 このプロパティは、システム全体、サイト別または特定のユーザーに対して構成できます。 このプロパティの値は会議のデフォルト動作を制御します。ただし、-force trueオプションを使用してプロパティの上書きを禁止しないかぎり、特定のサイトまたはユーザーはプロパティを上書きできます。 SSLRequiredForMeetingsのデフォルト設定はtrueで、-force trueオプションがシステム・レベルで設定されます。 これにより、すべてのWeb会議でSSL接続が使用され、サイトまたはユーザーはこのプロパティを上書きできません。 RTCSSLSupportEnabledがfalseに設定されている場合、この設定値は無効です。

IMSSLRequiredForXMPPプロパティは、Oracle Messengerクライアントがインスタント・メッセージに対してXMPPSを使用する必要があるかどうかを制御します。 このプロパティはシステム・レベルでのみ設定でき、すべてのインスタント・メッセージ接続を制御します。 このプロパティをfalseに設定すると、非SSLのXMPPリスニング・ポートは完全に無効になります。 このプロパティをfalseに設定すると、XMPPとXMPPSの両方のリスニング・ポートが機能できるため、各クライアントで使用するオプションを選択できます。 IMSSLRequiredForXMPPのデフォルト設定はtrueです。 RTCSSLSupportEnabledがfalseに設定されている場合、この設定値は無効です。


注意:

管理者は、一部またはすべてのページで、Oracle Application Server 10gの制御に基づいてHTTPSの使用を必須にできます。 オラクル社では、管理者はOracle10gAS Single Sign-Onアクセスに必ずHTTPSが使用されるように設定することをお薦めします。

SSL通信を必須にするプロパティを設定するのに加えて、Oracle Walletの場所とパスワードを識別するプロパティも設定する必要があります。

Oracle Real-Time CollaborationおよびOracle Collaboration Suiteの全コンポーネントに対してSSLベースの通信を設定する手順は、『Oracle Collaboration Suiteセキュリティ・ガイド』を参照してください。

RTCSSLSupportEnabled

説明: Oracle Real-Time Collaborationシステム全体に対して会議実行時にSSLを有効化します。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム

例: SSL通信を有効にして必須にするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname RTCSSLSupportEnabled -pvalue true

IMSSLRequiredForXMPP

説明: Oracle Messengerクライアント間で交換されるすべてのインスタント・メッセージに対してXMPPS接続を必須にします。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム

例: Oracle Messengerクライアントを使用して送信するすべてのメッセージに対してXMPPS接続を必須にするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname IMSSLRequiredForXMPP -pvalue true

SSLRequiredForMeetings

説明: すべてのWeb会議に対してHTTPS接続を必須にします。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト、サイトとユーザー

例: 会議ではデフォルトでHTTPSを使用するが、会議の予定作成時に、管理者がサイトのこの設定を上書きできるようにするかユーザーが設定を上書きできるようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname SSLRequiredForMeetings -pvalue true -force false

SSLCertificateHostname

説明: このプロパティは、Oracle Real-Time Collaborationシステムへの接続に使用する名前と一致しないSSL認証で、名前を受け入れるためにOracle Real-Time Collaborationを構成します。

デフォルトでは、このプロパティは設定されず、コンソールはApacheWebHostに一致する認証を想定しています。これはApachサーバーでは標準的な構成で、各サーバーにはそれぞれのSSL認証があり、認証名はApacheWebHostと一致します。

SSLCertificateHostnameを使用して異なる名前の使用を許可することにより、デプロイは、すべてのアプリケーション層全体で共有される単一の認証の使用、各アプリケーション層それぞれの認証の使用、または他の構成のいずれかを選択することができます。たとえば、すべてのサーバーで単一のSSL認証を使用する場合、SSLCertificateHostnameはGlobalWebHostに設定することができ、そのためApacheサーバーおよびロード・バランサは共通したSSL認証を共有できます。

デフォルト値: なし

有効な値: SSL認証のために有効な文字列(ホスト名またはIPアドレスなど)

有効範囲: システム、インスタンス

例:

rtcctl> setProperty -system true -pname SSLCertificateHostname -pvalue "conference-server.mycompany.com"

WalletLocation

説明: マルチプレクサとConnection Managerは、Oracle HTTP Serverが使用するウォレットと同じウォレットを使用でき、必要に応じて別のウォレットを使用できます。 ウォレットは自動ログイン・モードで使用するか、またはWalletPasswordプロパティを設定する必要があります。 ウォレットに対して自動ログイン・モードを有効にするには、Oracle Wallet Managerを使用します。 WalletLocationプロパティの値は、ウォレット・ファイルへのパスである必要があります。


関連資料:

Oracle Wallet Managerの使用方法の詳細は、『Oracle Application Server管理者ガイド』を参照してください。

デフォルト値: デフォルト値は設定されておらず、この場合、場所として$ORACLE_HOME/Apache/Apache/conf/ssl.wlt/defaultが使用されます。

有効な値: ウォレットの絶対パス、またはウォレットの$ORACLE_HOME/imeetingに対する相対パス

有効範囲: インスタンス、コンポーネント

例:

rtcctl> setProperty -pname WalletLocation -pvalue "/ocshome/Apache/Apache/conf/ssl.wlt/ocswallet"

WalletPassword

説明: 自動ログイン・モードのかわりに、Oracle Real-Time Collaborationはウォレット・パスワードを使用してSSLウォレットにアクセスできます。 ウォレットへのアクセスに必要なパスワードは、iasobfコマンドを使用してOracle Real-Time Collaborationプロセスを実行するユーザー・アカウントに対して不明瞭化する必要があります。

有効な値: ウォレット・ユーザーに対する不明瞭化したパスワード

有効範囲: インスタンス、コンポーネント

例:

  1. Oracle HTTP Server上で次のように入力し、ウォレット・ユーザーのパスワード(oracle1)を不明瞭化します。

    $ORACLE_HOME/Apache/Apache/bin/iasobf -p oracle1 root
    
    

    これにより、03421BAB7EC4DFBD304495A4D56D541030CE4F7BB1DCA48C5のように、16進でエンコードされた文字列が生成されます。

  2. 生成された不明瞭値を使用してWalletPasswordプロパティを設定します。

    rtcctl> setProperty -pname WalletPassword -pvalue hex_encoded_string
    

セキュア接続を設定するためのユーザー制御に対するプロパティの影響

会議に対してSSLが有効(ただし、必須ではない)な場合、ユーザーはOracle Real-Time Collaboration Webクライアントの「予定」タブで標準会議またはSSL会議のいずれかを選択できます。 Webクライアントでプリファレンスを設定する場合、ユーザーは作成する会議のすべての参加者に対してセキュア・モードの使用を必須にできます。

メッセージに対してSSLが有効(ただし、必須ではない)な場合、Oracle Messenger接続をサポートするサーブレットは、標準のHTTPまたはXMPP接続を試みる前に、HTTPS接続(IMXMPPDirectConnEnabledがtrueに設定されている場合はXMPPS接続)の確立を自動的に試みます。 各ユーザーは、「ツール」メニューから選択可能な「オプション」ダイアログで、「接続」オプションを「RTC接続の自動構成」に設定する必要があります。 これはデフォルト設定です。

Web会議とインスタント・メッセージでSSLが必須である場合、すべての接続はデフォルトでSSLになります。使用可能なオプションはSSLのみであるため、ユーザーは、ここに記載されているオプションを変更できません。

Oracle Messengerでのファイル交換の無効化

次のプロパティは、ユーザーがOracle Messengerのファイル交換機能を使用してファイルを転送できるかどうかを制御します。 ファイル交換機能によるファイル転送はセキュアでないため、この機能は無効にできます。 このプロパティを設定すると、Oracle Messengerクライアントの後続のダウンロードにのみ影響し、すでにインストールされたOracle Messengerクライアントへの影響はありません。

FileTransferEnabled

説明: Oracle Messengerのファイル交換機能を有効または無効にします。 デフォルトでは、Oracle Messengerユーザーはこの機能を使用してファイルを転送できますが、ファイル転送はセキュアではありません。 このプロパティをfalseに設定すると、ファイル交換機能を無効にできます。 このプロパティは、ユーザーがOracle Messengerクライアントをダウンロードする前に設定する必要があります。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム

例: Oracle Messengerのファイル交換機能を無効にするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname FileTransferEnabled -pvalue false

ゲスト・ユーザーによるアクセスの禁止

未登録のユーザー(Oracle Internet Directoryのメンバーではないユーザー)によるOracle Real-Time Collaboration機能の使用を禁止できます。 GuestUserAccessEnabledプロパティをfalseに設定すると、次のようになります。


注意:

GuestUserAccessEnabledをfalseに設定し、Oracle Calendarを使用してWeb会議予定を作成する場合は、Oracle Calendarでallowguestusersパラメータの設定が必要になる場合があります。 詳細は、『Oracle Calendarリファレンス・マニュアル』の第3章「カレンダ・サーバーのパラメータ」を参照してください。

GuestUserAccessEnabled

定義: 未登録のユーザーによるOracle Real-Time Collaboration機能の使用を許可または禁止します。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: サイト、システム

例: 認証されていないユーザーがサイト1010506でこのOracle Real-Time Collaborationシステムを使用できないようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname GuestUserAccessEnabled -pvalue false

UserProvisioningEnabled

説明: Oracle Collaboration SuiteユーザーによるOracle Real-Time Collaborationの使用を許可または禁止します。 このプロパティをfalseに設定すると、すべてのユーザーはOracle Real-Time Collaborationにアクセスできます。 このプロパティをtrue(デフォルト)に設定すると、プロビジョニングされたユーザーのみがOracle Real-Time Collaborationを使用できます。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム

例: すべてのOracle Collaboration SuiteユーザーがOracle Real-Time Collaborationを使用できるようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname UserProvisioningEnabled -pvalue false

Oracle Messengerでの永続的なパスワードの許可

Oracle Messengerクライアントは、ユーザーに対してサイン・インを要求します。デフォルトでは、ユーザーは常にパスワードの入力を要求されます。 RememberPasswordEnabledプロパティを設定すると、ユーザーはクライアントでパスワードを記憶するためのチェック・ボックスを選択できます。


注意:

クライアントがユーザーのパスワードを記憶することを許可する場合は、サイトでのセキュリティ問題を考慮する必要があります。

RememberPasswordEnabled

説明: trueに設定すると、Oracle Messengerの「サイン・イン」ダイアログにプロンプトが表示され、ユーザーはクライアントでパスワードを記憶するためのチェック・ボックスを選択できます。 falseに設定するとプロンプトは表示されず、ユーザーはサイン・インするたびにパスワードを入力する必要があります。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: ユーザーは、Oracle Messengerへのログイン時に、クライアントでパスワードを記憶することを選択できます。

rtcctl> setProperty -system true -pname RememberPasswordEnabled -pvalue true

統合サービスの有効化

Oracle Real-Time Collaboration統合サービスを使用すると、プログラムによって任意のOracle Real-Time Collaboration機能にアクセスできます。 デフォルトでは、すべてのサービスに対してプログラムによるアクセスが可能です。 ただし、セキュリティ上の理由により、一部のサービスへのアクセスを禁止できます。 この項で説明するプロパティは、Oracle Real-Time Collaboration統合サービスへのアクセスを制御します。

Oracle Real-Time Collaborationサイトで統合サービスを有効にする方法の概要は、「アプリケーションとサイトの統合」を参照してください。 統合サービスの使用方法の詳細は、『Oracle Real-Time Collaborationアプリケーション開発者ガイド』を参照してください。

AuthSessionEnabled

説明: 統合サービスにアクセスするプログラムが認証セッション・トークンを要求できるかどうかを制御します。 アプリケーションでトークンを取得できない場合、統合サービスは使用できません。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: サイトとユーザー

例: 統合サービスにアクセスするプログラムがサイト1010506から認証セッション・トークンを取得できないようにして、そのサイトの統合サービスへのアクセスを無効にするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname AuthSessionEnabled -pvalue false

このプロパティをユーザーに対して設定するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 0 -pname AuthSessionEnabled -pvalue false -userID "orcladmin"

サイトに対するこのプロパティを取得するには、次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 1010506 -pname AuthSessionEnabled -userID "-1"

ユーザーに対するこのプロパティを取得するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 0 -pname AuthSessionEnabled -userID "orcladmin"

ConfigurationServiceEnabled

説明: 構成サービスへのアクセスを制御します。 このサービスによって、クライアントはOracle Real-Time Collaborationデプロイから構成情報を問合せおよび更新できます。 たとえば、クライアントはこのサービスを使用して、サイトの会議で会議キーが必要かどうかなどの構成設定を取得および変更したり、このデプロイでサポートされているWebサービスのバージョンなどの統合サービス・カタログ情報を問い合せることができます。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: サイトとユーザー

例: サイト101304で構成サービスへのアクセスを許可するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 101304 -pname ConfigurationServiceEnabled -pvalue true

このプロパティをユーザーに対して設定するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 0 -pname ConfigurationServiceEnabled -pvalue true -userID "orcladmin"

サイトに対するこのプロパティを取得するには、次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 1010506 -pname ConfigurationServiceEnabled -userID "-1"

ユーザーに対するこのプロパティを取得するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 0 -pname ConfigurationServiceEnabled -userID "orcladmin"

EmbeddablePresenceEnabled

説明: 組込み可能な所在サービスへのアクセスを制御します。 ユーザーは、「プリファレンス」ページの「組込み可能な所在」タブを使用してコードの断片をダウンロードし、電子メッセージの最後にペーストしたり、カスタムWebページ用に作成したHTMLに追加できます。 ユーザーが在席情報をWebページに組み込むと、そのページを参照した同僚はユーザーの空き状況を確認でき、リンクをクリックしてチャット・セッションを開始できます(Oracle Messengerを使用している場合)。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: サイトとユーザー

例: サイト101304で組込み可能な所在へのアクセスを禁止するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 101304 -pname EmbeddablePresenceEnabled -pvalue false

このプロパティをfalseに設定すると、サイト101304のユーザーは「プリファレンス」ページの「組込み可能な所在」タブにアクセスできなくなります。

このプロパティをユーザーに対して設定するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 0 -pname EmbeddablePresenceEnabled -pvalue false -userID "orcladmin"

サイトに対するこのプロパティを取得するには、次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 1010506 -pname EmbeddablePresenceEnabled -userID "-1"

ユーザーに対するこのプロパティを取得するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 0 -pname EmbeddablePresenceEnabled -userID "orcladmin"

EmbeddablePresenceGuestChatEnabled

説明: 未登録のユーザーが、組込み可能な所在サービス(EmbeddablePresenceEnabledプロパティにより制御)を使用して作成した組込み所在からチャット・セッションを開始できるかどうかを制御します。


注意:

EmbeddablePresenceEnabledをtrueに設定すると、EmbeddablePresenceGuestChatEnabledもtrueに自動的に設定されます。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: サイトとユーザー

例: 未登録のユーザーがサイト104356で組込み所在のアイコンやリンクを介してユーザーとのチャットを実現するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 104356 -pname EmbeddablePresenceGuestChatEnabled -pvalue true

このプロパティをユーザーに対して設定するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 0 -pname EmbeddablePresenceGuestChatEnabled -pvalue true -userID "orcladmin"

サイトに対するこのプロパティを取得するには、次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 1010506 -pname EmbeddablePresenceGuestChatEnabled -userID "-1"

ユーザーに対するこのプロパティを取得するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 0 -pname EmbeddablePresenceGuestChatEnabled -userID "orcladmin"

EmbeddablePresenceEnabledをtrueに設定して組込み可能な所在の使用を許可する一方で、EmbeddablePresenceGuestChatEnabledをfalseに設定すると未登録アクセスを禁止できます。

PostConferenceServiceEnabled

説明: 会議後の管理サービスへのアクセスを制御します。このサービスによって、終了した会議の公開オプションを取得または設定したり、記録された会議を再生するためのURLを取得できます。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: サイトとユーザー

例: サイト102345で会議後サービスへのアクセスを許可するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 102345 -pname PostConferenceServiceEnabled -pvalue true

このプロパティをユーザーに対して設定するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 0 -pname PostConferenceServiceEnabled -pvalue true -userID "orcladmin"

サイトに対するこのプロパティを取得するには、次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 1010506 -pname PostConferenceServiceEnabled -userID "-1"

ユーザーに対するこのプロパティを取得するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 0 -pname PostConferenceServiceEnabled -userID "orcladmin"

PreConferenceServiceEnabled

説明: 会議の管理サービスへのアクセスを制御します。このサービスには、会議予定の作成、会議の更新、会議の削除、および今後の会議のリスト表示の各サービスが含まれます。 管理者は、「サイト」ページのサイトの横に表示される「詳細」を選択して「権限」を選択し、「会議の管理機能へのアクセスを許可します。」を「いいえ」に設定することによって、このプロパティを設定することもできます。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: サイトとユーザー

例: サイト101304で会議の管理サービスへのアクセスを許可するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 101304 -pname PreConferenceServiceEnabled -pvalue true

このプロパティをユーザーに対して設定するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 0 -pname PreConferenceServiceEnabled -pvalue true -userID "orcladmin"

サイトに対するこのプロパティを取得するには、次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 1010506 -pname PreConferenceServiceEnabled -userID "-1"

ユーザーに対するこのプロパティを取得するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 0 -pname PreConferenceServiceEnabled -userID "orcladmin"

PresenceServiceEnabled

説明: 所在サービスへのアクセスを制御します。このサービスによって、個人のステータスまたはエンティティのリストを確認したり、Webアプリケーションで在席情報を表示できます。 管理者は、「サイト」ページのサイトの横に表示される「詳細」を選択して「権限」を選択し、「ユーザーまたはグループの在席情報へのアクセスを許可しますか。」を「いいえ」に設定することによって、このプロパティを設定することもできます。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: サイトとユーザー

例: サイト101304で所在サービスへのアクセスを許可するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 101304 -pname PresenceServiceEnabled -pvalue true

このプロパティをユーザーに対して設定するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 0 -pname PresenceServiceEnabled -pvalue true -userID "orcladmin"

サイトに対するこのプロパティを取得するには、次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 1010506 -pname PresenceServiceEnabled -userID "-1"

ユーザーに対するこのプロパティを取得するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 0 -pname PresenceServiceEnabled -userID "orcladmin"

ReportingServiceEnabled

説明: レポート・サービスへのアクセスを制御します。このサービスによって、会議参加者リストや終了した会議の詳細をレポートしたり、終了した会議を日付別または会議ID別にリストできます。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: サイトとユーザー

例: アプリケーションがサイト102345からレポート・サービスにアクセスできないようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 102345 -pname ReportingServiceEnabled -pvalue false

このプロパティをユーザーに対して設定するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 0 -pname ReportingServiceEnabled -pvalue false -userID "orcladmin"

サイトに対するこのプロパティを取得するには、次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 1010506 -pname ReportingServiceEnabled -userID "-1"

ユーザーに対するこのプロパティを取得するには、-siteId 0を使用して次のように入力します。

rtcctl> getProperty -siteId 0 -pname ReportingServiceEnabled -userID "orcladmin"

SiteGuestChatEnabled

説明: プログラムで規定されたアクセスを介して未登録のユーザーのチャットを許可するかどうかを制御します。 管理者は、「サイト」ページのサイトの横に表示される「詳細」を選択して「権限」を選択し、「ゲスト・ユーザー(未登録ユーザー)のチャットを許可しますか。」を「いいえ」に設定することによって、このプロパティを設定することもできます。


注意:

このプロパティをfalseに設定すると、ライブ・ヘルプ・シナリオなど、ゲスト・ユーザーのチャットを実現する統合はできなくなります。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: サイト

例: サイト101304で統合サービスの未登録のユーザーによるチャットへのアクセスを許可するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 101304 -pname SiteGuestChatEnabled -pvalue true

WebServiceEnabled

説明: すべてのWebサービスで使用されるベース・サーブレットが使用可能かどうかを制御します。 このプロパティをfalseに設定すると、次のすべてのOracle Real-Time Collaboration機能が無効になります。


注意:

前述の機能を使用可能にするには、WebServiceEnabledプロパティをtrueに設定したままにする必要があります。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム

例: 他のOracle Collaboration SuiteアプリケーションおよびOracle Real-Time Collaboration機能によるOracle Real-Time Collaboration統合サービスへのアクセスを許可するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname WebServiceEnabled -pvalue true

クラスタの構成

「Oracle Real-Time Collaborationの階層」に記載されているとおり、Oracle Real-Time Collaborationコア・コンポーネントのクラスタを作成できます。これを行うには、コンポーネントのセットに対して、個別のInstanceLocationプロパティを割り当てます。 たとえば、コンポーネントAおよびBのInstanceLocationがU.S.で、コンポーネントCおよびDのInstanceLocationがIndiaである場合、1つはU.S.、1つはIndiaというラベルを持つ2つのクラスタが存在することになります。

また、音声変換サーバーとドキュメント変換サーバーが含まれるインスタンスも、サービスを提供するOracle Real-Time Collaborationコア・コンポーネントの場所と一致するInstanceLocationを割り当てることにより、クラスタ化できます。

音声変換サーバーまたはドキュメント変換サーバーが含まれるインスタンスが複数の場所にサービスを提供する必要がある場合は、AdditionalLocationsServedプロパティを割り当てます。

AdditionalLocationsServed

説明: 音声変換サーバーまたはドキュメント変換サーバー・インスタンスがサービスを提供する場所のリストを設定します。

デフォルト値: default

有効な値: クラスタ名の配列。書式は"[\"cluster1\", \"cluster2\"]"です。

有効範囲: インスタンス

例: ドキュメント変換サーバーまたは音声変換サーバー・インスタンスが、場所U.S.およびU.K.を持つインスタンスにサービスを提供するようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname AdditionalLocationsServed -pvalue "[\"U.S.\", \"U.K.\"]"

InstanceLocation

説明: インスタンスの場所を設定します。特定の場所にあるコア・サービスが、すべてロード・バランシングの対象であるとみなされます。

デフォルト値: default

有効な値: 任意の文字列

有効範囲: インスタンス

例: インスタンスの場所をU.S.に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname InstanceLocation -pvalue "U.S."

Oracle Real-Time Collaboration Webクライアント・ページの構成

この項のプロパティを使用して、Oracle Real-Time Collaboration Webクライアントの様々な要素をカスタマイズできます。カスタマイズできる要素には、Webサイトの外観や、ユーザーが会議予定を作成する際のデフォルト値などがあります。 この項では、次のトピックについて説明します。

Webクライアント・ページの色のカスタマイズ

Oracle Collaboration SuiteのWebページで使用する色は、Oracleが提供するXSSスタイルシートで制御されます。 次の2種類のスタイルシートがOracle Collaboration Suiteとともに出荷されます。

  • ocs.xss: 様々な影付きの青を使用するスタイルシート。

  • blaf.xss: 様々な影付きのゴールド、黄褐色および青を使用するスタイルシート (このスタイルシートは、旧リリースのOracle Collaboration Suiteで使用されていました)。

出荷時のOracle Collaboration Suite 10g リリース1(10.1.1)は、デフォルトでocs.xssスタイルシートを参照します。 必要な場合は、かわりにblaf.xssファイルを使用するようにOracle Real-Time Collaborationの構成ファイルを変更できます。 これを行うには、uix-config.xmlファイルを次のように編集します。

  1. テキスト・エディタで$ORACLE_HOME/j2ee/OC4J_imeeting/applications/imeeting/imtapp/WEB-INF/uix-config.xmlファイルを開きます。

  2. 使用するスタイルシートを指すように次の行を編集します。

    <style-sheet-name>blaf.xss</style-sheet-name>
    
    

Oracle Real-Time Collaborationの「ホーム」ページのカスタマイズ

次のプロパティを使用して、ユーザーがOracle Real-Time Collaborationにログインする際に使用するページをカスタマイズできます。 すべてのWebクライアント・ページの上部に表示されるロゴを変更したり、ユーザーがOracle Real-Time Collaborationにログインする前に表示されるページに表示するメッセージを変更できます。 また、Webクライアント・ページの上部にリンクのアイコンを表示するかどうかをカスタマイズできます。 この項に記載されているプロパティを使用して、Oracle Real-Time Collaborationシステム全体、または企業内の部門や業務用に作成するサイトをカスタマイズできます。

AddInDownloadEnabled

説明: Oracle Real-Time Collaboration Add-In for Microsoft Officeをダウンロードするためのリンクを「ホーム」ページと「新規ユーザー」ページに表示するかどうかを制御します。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: Oracle Real-Time Collaboration Add-In for Microsoft Officeをダウンロードするためのリンクをサイト(ID 104056)の「ホーム」ページと「新規ユーザー」ページから削除するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname AddInDownloadEnabled -siteId 104056 -pvalue false

CorpImageName

説明: このシステムまたはサイトの各Webクライアント・ページの上部に表示され、会社または組織を表す企業ロゴの名前です。 このプロパティは各アプリケーション層に設定します。

デフォルト値: oracle_ocs_corp.gif

有効な値: .GIF、.JPGまたはブラウザとの互換性があるファイル。ファイルは$ORACLE_HOME/imt/app/res/mediaに格納されていると想定されています。

有効範囲: システム、サイト

例: コア・コンポーネント・インスタンスの$ORACLE_HOME/bigcompany/customディレクトリにあるファイルからサイト(ID 104056)にロゴを表示するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname CorpImageName -siteId 104056 -pvalue "../../../../bigcompany/custom/sales_logo.gif"

ファイルへのパス名は、想定されているパス($ORACLE_HOME/imt/app/res/media)に対する相対パスで指定します。

DateFormat

説明: Oracle Real-Time Collaboration Webクライアント・ページのすべての表に表示される日付の書式を制御します。

デフォルト値: "dd-MMM-yyyy h:mm a"

有効な値: 引用符で囲まれた有効なJava日付書式の文字列

有効範囲: システム

例: システム上のすべての日付の書式を月、日、年、時、分、AMまたはPMの順に表示するように設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname DateFormat -pvalue "MMM-dd-yyyy h:mm a"

ListInstantConference

説明: trueに設定すると、ユーザーが作成したすべてのインスタント会議がユーザーの「会議」リストおよび公開されている「進行中の会議」リストに表示されます。 通常、このプロパティは、会議を迅速に作成して、登録済のユーザーおよび未登録のユーザーの両方が自社の会議Webサイトからその会議を利用できるようにする必要がある組織に対して使用します。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: すべてのインスタント会議が公開会議リストに公開されるようにサイト104056を設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 104056 -pname ListInstantConference -pvalue true

MessengerDownloadEnabled

説明: Oracle Messengerをダウンロードするためのリンクを「ホーム」ページと「新規ユーザー」ページに表示するかどうかを制御します。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: Oracle Messengerをダウンロードするためのリンクをサイト(ID 104056)の「ホーム」ページと「新規ユーザー」ページから削除するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname MessengerDownloadEnabled -siteId 104056 -pvalue false

NewUserInstructionText

説明: 「「Web Conferencingへようこそ」ページ」で「新規ユーザー」ボタンの横に表示されるメッセージです。

デフォルト値: "新規ユーザーは、新規ユーザーのテストを1回以上実行し、会議に参加するために使用するマシンがOracle Web Conferencingと互換性があることを確認する必要があります。「トラブルシュート」をクリックして、高度な診断を実行するか、その他の互換性の問題を解決してください。"

有効な値: 引用符で囲まれた任意のテキスト

有効範囲: システム、サイト

例: 営業サイト(ID 104056)の「新規ユーザー」ボタンの横にテキストを設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname NewUserInstructionText -siteId 104056 -pvalue "Click New User to make sure your machine is compatible with Big Company Real-Time Collaboration."

PreLoginMessage

説明: ログイン・ページのログイン・リンクの下に表示されるメッセージのテキストを設定します。

デフォルト値: なし

有効な値: 引用符で囲まれた任意のテキスト

有効範囲: システム、サイト

例: 営業サイト(ID 104056)のログイン・リンク・テキストを設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname PreLoginMessage -pvalue "Enter your Big Company e-mail name and password to log in."

ShowGblButtonImage

説明: Webクライアント・ページの上部にある4つのテキスト・リンクとともに各アイコンを表示します。 これらのテキスト・リンクは、「ログイン」(または「ログアウト」)、「管理者へ連絡」、「プリファレンス」および「ヘルプ」です。 このオプションがtrueかfalseかに関係なく、テキスト・リンク自体はページに常に表示されます。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: テキスト・リンクのアイコンを表示するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname ShowGblButtonImage -pvalue true

WelcomeHeaderDescText

説明: Oracle Real-Time Collaborationツールの使用目的を説明する「「Web Conferencingへようこそ」ページ」上の説明パラグラフです。

デフォルト値: "Oracle Real-Time Collaborationは会議のためのリアル・タイム・コラボレーション環境を提供します。"

有効な値: 引用符で囲まれた任意のテキスト

有効範囲: システム、サイト

例: サイト(ID 104056)で、営業社員に対してOracle Real-Time Collaboration機能の使用方法を説明するメッセージを表示するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname WelcomeHeaderDescText -pvalue "Use this site to conduct sales conferences with Big Company customers and employees. Click Login to schedule new conferences or view conference records. Click New User to download an instant messaging tool."

WelcomeHeaderText

説明: 「「Web Conferencingへようこそ」ページ」でWelcomeHeaderDescTextの前に表示されるヘッダーのテキストです。

デフォルト値: "Oracle Real-Time Collaborationへようこそ"

有効な値: 引用符で囲まれた任意のテキスト

有効範囲: システム、サイト

例: サイト(ID 104056)のOracle Real-Time Collaborationの「「Web Conferencingへようこそ」ページ」に会社名をリストするヘッダーを表示するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname WelcomeHeaderText -pvalue "Welcome to Big Company Real-Time Collaboration"

表のカスタマイズ

MaxTableRowsプロパティを使用して、Oracle Real-Time Collaboration Webクライアント・ページに表示する表の最大行数を指定します。

MaxTableRows

説明: Oracle Real-Time Collaboration Webクライアント・ページに表示する表の行数を制御します。

デフォルト値: 1000

有効な値: -1(すべての会議を表示)または任意の正数

有効範囲: ユーザー

例: Oracle Real-Time Collaboration Webクライアントのすべてのページで表に表示する最大行数を30に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname MaxTableRows -pvalue 30

「登録」および「会議に参加」ダイアログの構成

開催者は、要登録の会議の予定を作成できます。 このような会議に参加するには、参加者は、「名前」、「住所」、「会社名」、「電子メール・アドレス」および「電話番号」を登録フォームに入力する必要があります。開催者はこの機能を使用して、営業プレゼンテーション、Webセミナー、オンライン・トレーニング、または社外の参加者が多数含まれるその他の企業プレゼンテーションの参加者に関する情報を追跡できます。

デフォルトでは、ログインした登録済のユーザーは、登録時に必要に応じて次のフィールドに入力します。


会社名
住所
電話番号

登録済ユーザーがログインしていない場合、これらのフィールドは必須です。

未登録のユーザーは、登録時に次のフィールドに入力する必要があります(これらは必須です)。




電子メール・アドレス
会社名
住所
電話番号

これらのフィールドは変更できません。これらは、すべてのOracle Real-Time Collaborationシステムにおけるデフォルトの登録フィールドです。

EnrollmentInfoTextプロパティを使用すると、登録フォームにオプションのフィールドを追加できます。このプロパティはシステムまたはサイト・レベルで設定できますが、新しいフィールドを作成するとこのシステムですべての要登録の会議に影響するため、これを回避するために、サイト・レベルで使用することをお薦めします。

EnrollmentInfoText

説明: 登録が必要な会議にユーザーが参加するときに入力するフィールドの配列を定義します。これらのフィールドは、名前、住所、電話番号および電子メール・アカウントといったデフォルトのフィールド以外に追加するフィールドです。

デフォルト値: なし

有効な値: 1つ以上のフィールドを示す配列。書式は"[\"field1\", \"field2\"]"です。

有効範囲: システム、サイト

例: 営業サイト(ID 1023251)開催の会議に登録する際に参加者の会社規模と参加者の役職を求める2つの新しいフィールドを追加するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname EnrollmentInfoText -siteID 1023251 -pvalue "[\"Company Size\", \"Job Title\"]"

すべての追加フィールドは単一の配列で定義されるため、フィールドを削除または変更する必要がある場合、他のフィールドも忘れずに編集する必要があります。 たとえば、前述のように「Company Size」および「Job Title」フィールドを定義したときに、「Job Title」を「Occupation」に変更するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname EnrollmentInfoText -siteID 1023251 -pvalue "[\"Company Size\", \"Occupation\"]"

「プライバシについて」リンクのカスタマイズ

Web会議で記録された会話やアーカイブされたチャット・メッセージなどの個人データの取得と保存に関する規則に従うために、会議やメッセージの詳細の保存期間や、情報の記録に関する承諾の必要有無などに関して、会社のプライバシについての声明や許容可能な使用方針をユーザーに表示できます。 Oracle Real-Time Collaborationには、プライバシに関する記述の作成時に考慮する必要のある事項のタイプの例を示すメッセージが用意されています。この記述を参照するには、Oracle Real-Time Collaboration Webクライアント・ページの下部にある「プライバシについて」リンクをクリックします。このリンクが会社の作成による記述を指し示すようにしたり、またはリンクを非表示にしたりできます。

PrivacyLink

説明: プライバシ・リンクが指し示すURLを設定します。

デフォルト値: cmn_privacy.uix

有効な値: 任意のURL。Webクライアントのホームからの相対リンク、またはhttp://www.site.com/filename.htmlなどの書式の絶対リンクを指定できます。

有効範囲: システム、サイト

例: プライバシ・リンクがWebページwww.mycompany.com/legal/privacy.htmlを指し示すようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname PrivacyLink -pvalue "www.mycompany.com/legal/privacy.html"

ShowPrivacyLink

説明: Webクライアント・ページの下部にプライバシ・リンクを表示するかどうかを設定します。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイトID 123456のプライバシ・リンクを非表示に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteID 123456 -pname ShowPrivacyLink -pvalue false

Oracle Calendarの使用時における「予定」タブの非表示

会社がOracle CalendarとWeb Conferencingの両方を使用している場合は、ユーザーがカレンダのみから会議予定を作成するように設定できます。 これを行うには、次のプロパティを設定し、「予定」タブがOracle Real-Time Collaboration Webクライアント・ページに表示されないようにします。 このプロパティは、システムまたはサイト(あるいはその両方)レベルで設定できます。 たとえば、このプロパティをシステム・レベルでtrueに設定し、各サイトに対してはfalseに設定できます(プロパティをシステム・レベルで-force trueに設定していない場合)。

IsCalendarOCSInstalled

説明: 「予定」タブを表示するかどうかを設定します。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506で「予定」タブを非表示にし、ユーザーがOracle CalendarのみからWeb会議予定を作成するように設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname IsCalendarOCSInstalled -pvalue true

「クイックリンク」ビンの構成

一般的に使用されるURLをOracle Real-Time Collaborationの「「Web Conferencingへようこそ」ページ」および「ホーム」ページの「クイックリンク」ビンに追加することによって、これらのURLに簡単にアクセスできるようにできます。このビンには4つのユーザー定義のリンクを追加できます。次のプロパティを使用してリンク名とURLを設定します。

たとえば、Oracle Technology Networkにある「Oracle Real-Time Collaboration Troubleshooting and Frequently Asked Questions」(http://www.oracle.com/technology/products/cs/user_info/ortc/index.html)にリンクの1つを設定できます。

PreQuicklinkNName

説明: 「「Web Conferencingへようこそ」ページ」のクイックリンクの名前を設定します。Nは1〜4の数値です。

デフォルト値: Quicklink1、Quicklink2、Quicklink3、Quicklink4

有効な値: 任意の文字列

有効範囲: システム、サイト

例: 最初のユーザー定義のリンクを「Oracle Real-Time Collaboration FAQ」という名前として構成するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname Quicklink1Name -pvalue "Real-Time Collaboration FAQ"

PreQuicklinkNURL

説明: PreQuicklinkNNameに関連付けるURLを設定します。Nは1〜4の数値です。

デフォルト値: なし

有効な値: 任意の有効なURL

有効範囲: システム、サイト

例: 最初のユーザー定義のリンクを、Oracle Technology Networkの公開Webサイト上にあるOracle Real-Time Collaboration FAQ Webサイトに移動するように構成するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname Quicklink1URL -pvalue "http://www.oracle.com/technology/products/cs/user_info/ortc/index.html"

QuicklinkNName

説明: 「ホーム」ページのクイックリンクの名前を設定します。Nは1〜4の数値です。

デフォルト値: Quicklink1、Quicklink2、Quicklink3、Quicklink4

有効な値: 任意の文字列

有効範囲: システム、サイト

例: 最初のユーザー定義のリンクを「Oracle Real-Time Collaboration FAQ」という名前として構成するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname Quicklink1Name -pvalue "Real-Time Collaboration FAQ"

QuicklinkNURL

説明: QuicklinkNNameに関連付けるURLを設定します。Nは1〜4の数値です。

デフォルト値: なし

有効な値: 任意の有効なURL

有効範囲: システム、サイト

例: 最初のユーザー定義のリンクを、Oracle Technology Networkの公開Webサイト上にあるOracle Real-Time Collaboration FAQ Webサイトに移動するように構成するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname Quicklink1URL -pvalue "http://www.oracle.com/technology/products/cs/user_info/ortc/index.html"


注意:

任意のクイックリンクに関連付けられている値がNULLである場合、このリンクは「クイックリンク」ビンには表示されません。

招待メールの構成

Oracle Real-Time Collaborationシステムは、会議へのユーザーの招待などの様々な目的のためにアウトバウンド電子メールを生成したり、Webクライアント・ページと対話するユーザーからの電子メールを受信できます。

EmailEnabled

説明: 電子メールによる会議への招待の送信を有効化します。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、インスタンス

例: システム全体に対して会議の招待メールを送信する機能を有効化するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname EmailEnabled -pvalue true

SmtpHost

説明: Oracle Real-Time Collaborationが電子メールを送信するために使用する必要があるSMTPサーバーのホスト名です。

デフォルト値: なし

有効な値: 任意のホスト名

有効範囲: システム、インスタンス

例:

SmtpPort

説明: SMTPサーバーのリスニング・ポートです。

デフォルト値: 25

有効な値: 任意のポートID

有効範囲: システム、インスタンス

例:

Web会議の構成

次のプロパティを使用して、Oracle Real-Time Collaborationシステム全体または特定のサイトから開催される会議について会議セッションの特定の特性を構成できます。

これらのプロパティの多くは、Oracle Real-Time Collaboration Webクライアント・ページまたはWeb Conferencingコンソールから「プリファレンス」コマンドを使用して設定された個々のユーザーのプリファレンスに影響を与えます。また、プロパティはユーザーが「予定」タブを使用して会議予定を作成するときに表示されるオプションにも影響します。 すべてのプロパティは、会議中の会議コンソールの動作に影響を与えます。


注意:

サイト管理者およびユーザーによる会議のプロパティ設定の上書きを禁止するには、プロパティの設定時に-force trueオプションを使用します。 詳細は、「プロパティの継承の強制」を参照してください。

この項では、次のトピックについて説明します。

会議のデフォルトの構成

次の各プロパティは、コンソールのツールバーを表示するかどうか、会議終了後に表示されるWebページのURLなど、会議時の一般的なデフォルトをいくつか制御します。 後続の「会議中の共有オプションの構成」「会議の記録オプションの構成」などの項では、特定の会議タスクのデフォルトを制御する追加のプロパティについて説明します。

AttendeeStartUrl

説明: 参加者が会議に参加するときに、特定のWebページをその参加者に表示できます。 会議の開催者にこのWebページは表示されません。


注意:

AttendeeExitUrlプロパティを設定して、参加者が会議を退出する際にWebページを表示することもできます。 通常は、会議の終了後に参加者からフィードバックを収集する場合にこのプロパティを設定します。 詳細は、「会議後のフィードバックの要求の構成」を参照してください。

デフォルト値: なし

有効な値: 任意の有効なURL

有効範囲: システム、サイト

例: 会議参加者に対してWebページを表示するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname AttendeeStartUrl -pvalue "http://mycompany.com/attendeeWelcome.html"

ConsoleAutoHide

説明: 会議コンソールを会議の開始時に自動的に非表示にするかどうかを設定します。 コンソールを非表示にした場合でも、開催者と参加者は画面上部にマウス・カーソルを移動すると、コンソールを表示できます。「PIN」アイコンをクリックすると、コンソールを引き続き表示するように設定できます。

管理者は、「サイト」タブの「会議のプロパティ」サブタブを使用して、サイトに対してこのオプションを設定することもできます(詳細は、「サイト・プロパティのカスタマイズ」を参照)。 また、会議の開催者は、「予定」タブの下にあるOracle Web Conferencingコンソールのオプションを選択して、特定の会議に対してこのオプションを設定できます。Webクライアント・ページの「プリファレンス」を使用して開始するすべての会議に対してこのオプションをデフォルトとして設定することもできます。 設定するには、「自動的に隠す」を選択します。 このプロパティをtrueに設定すると、これらすべてのページでこのオプションがデフォルトで選択されます。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例:

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname ConsoleAutoHide -pvalue true

注意:

ConsoleAutoHideプロパティを設定する際は注意が必要です。会議のコンソールが表示されないと、ユーザーはWeb会議に正常に参加できているのかどうかわからない場合があります。

ConsoleExpandHelpText

説明: 会議コンソールにおけるユーザーによるヘルプ・テキストの表示を許可または禁止します。 これは、「ヘルプ」ボタンをクリックしたときに表示される「ヘルプ」ページではなく、Web Conferencingコンソールで疑問符をクリックしたときにコンソールバーの下部に表示されるヘルプ・テキストです。 「ヘルプ」ボタンから表示される「ヘルプ」ページは常に使用可能です。

管理者は、「サイト」タブの「会議のプロパティ」サブタブを使用して、サイトに対してこのオプションを設定することもできます(詳細は、「サイト・プロパティのカスタマイズ」を参照)。 また、会議の開催者は、「予定」タブの下にあるOracle Web Conferencingコンソールのオプションを使用して、特定の会議に対してこのオプションを設定できます。Webクライアント・ページの「プリファレンス」を使用して開始するすべての会議に対してこのオプションをデフォルトとして設定することもできます。 設定するには、「ヘルプ・テキストを表示」を選択します。このプロパティをtrueに設定すると、これらすべてのページでこのオプションがデフォルトで設定されます。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: 拡張ヘルプ・テキストをサイト1010506の会議の会議コンソールに表示しないようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname ConsoleExpandHelpText -pvalue false

ConsoleExpandSecondRow

説明: ユーザーが会議コンソールの第2行(アイコンおよび制御)を拡張するのを許可または禁止します。第2行には、ネットワーク接続表示、セキュリティ・アイコン、「アンケート」、「プリファレンス」および「会議の詳細」ボタンがあります。

管理者は、「サイト」タブの「会議のプロパティ」サブタブを使用して、サイトに対してこのオプションを設定することもできます(詳細は、「サイト・プロパティのカスタマイズ」を参照)。 また、会議の開催者は、「予定」タブの下にあるOracle Web Conferencingコンソールのオプションを使用して、特定の会議に対してこのオプションを設定できます。Webクライアント・ページの「プリファレンス」を使用して開始するすべての会議に対してこのオプションをデフォルトとして設定することもできます。 設定するには、「ツールバーの2行目を表示」を選択します。このプロパティをtrueに設定すると、これらすべてのページでこのオプションがデフォルトで設定されます。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: 第2行の各アイコンをサイト1010506の会議の会議コンソールに表示しないようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname ConsoleExpandSecondRow -pvalue false

EarlyJoinMinutes

説明: 会議の予定開始時間より何分前からならユーザーが参加できるかを分単位で設定します。ここで設定した時間より前にユーザーが参加しようとすると、後で参加するよう求める警告メッセージが表示されます。

デフォルト値: 30

有効な値: 任意の正の整数

有効範囲: システム

例: この値を15分に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname EarlyJoinMinutes -pvalue 15

FirstAttendeeBehavior

説明: プレゼンタになるかどうかを最初の参加者に質問するどうかを設定します。

デフォルト値: Attendee

有効な値: Attendee(参加者はプレゼンタにならない)、DesktopControl(参加者はプレゼンタになることが可能)

有効範囲: システム、サイト

例: 最初の参加者にプレゼンタ・モードを選択するかどうかを質問するよう設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname FirstAttendeeBehavior -pvalue DesktopControl

HostStartUrl

説明: 開催者が会議に参加するときに、特定のWebページを開催者に表示できます。 会議参加者にこのWebページは表示されません。


注意:

HostExitUrlプロパティを設定して、開催者が会議を退出する際にWebページを表示することもできます。 通常は、会議の終了後に開催者からフィードバックを収集する場合にこのプロパティを設定します。 詳細は、「会議後のフィードバックの要求の構成」を参照してください。

デフォルト値: なし

有効な値: 任意の有効なURL

有効範囲: システム、サイト

例: 会議の開催者に対してWebページを表示するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname HostStartUrl -pvalue "http://mycompany.com/hostWelcome.html"

MtgNoHostShutdownEnabled

説明: このプロパティをtrueに設定すると、予定された会議時間から180秒以内に開催者が会議に参加しない場合、会議は自動的に終了します。 falseに設定すると、開催者が会議に参加するまで開始時間から少なくとも30分は会議がオープン状態となります。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: コンポーネント

例: 開催者が会議に参加しない場合は180秒後に会議を自動的に終了するようにコンポーネントID(cid)1010506のコンポーネントを設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -cId 1010506 -pname MtgNoHostShutdownEnabled -pvalue true

会議中の共有オプションの構成

これらのプロパティは、ユーザーが会議の開催中に様々なツールを使用してデスクトップを共有できるかどうかを制御します。 これらのプロパティのいずれかがfalseに設定されていると、その共有モードのアイコンはコンソールに表示されず、ユーザーはその機能をコンソールで使用できません。

ConferenceStartupMode

説明: Oracle Web Conferencingコンソールがロードされるときのデフォルトのスタートアップ・モードを設定します。

管理者は、「サイト」タブの「会議のプロパティ」サブタブを使用して、サイトに対してこのオプションを設定することもできます(詳細は、「サイト・プロパティのカスタマイズ」を参照)。 また、会議の開催者は、「予定」タブの下にあるOracle Web Conferencingコンソールのオプションを使用して将来の会議に対してこのオプションを設定できます。Webクライアント・ページの「プリファレンス」を使用してすべての会議に対してこのオプションをデフォルトとして設定することもできます。設定するには、「スタートアップ・モード」を選択します。 このプロパティを設定すると、設定がページにデフォルトで表示されます。

デフォルト値: DesktopSharing

有効な値: DocumentPresentation、Whiteboard、DesktopSharing

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506の会議が常にDesktopSharingモードで開始されるように設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname ConferenceStartupMode -pvalue DesktopSharing

EnableDesktopSharingMode

説明: 会議でのデスクトップ共有を許可または禁止します。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506の会議でデスクトップ共有モードを禁止するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname EnableDesktopSharingMode -pvalue false

EnableDocumentPresentationMode

説明: 会議でのドキュメント・プレゼンテーションを許可または禁止します。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506の会議でドキュメント・プレゼンテーション・モードを禁止するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname EnableDocumentPresentationMode -pvalue false

EnableVoice

説明: Web会議中に参加者が一方向または双方向音声通信に参加するのを許可または禁止します。falseの場合、コンソールのツールバーに音声アイコンが表示されません。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506でWeb会議中にユーザーが音声通信に参加するのを禁止するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname EnableVoice -pvalue false

EnableWhiteboardMode

説明: 会議でのホワイトボード・モードの使用を許可または禁止します。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506の会議に対してホワイトボード・モードを許可するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname EnableWhiteboardMode -pvalue true

会議の記録オプションの構成

次のプロパティは、Web会議の記録のデフォルトを制御します。 参加者が会議のアーカイブから記録をダウンロードしたり再生できるかどうかを制御する追加のプロパティについては、「アーカイブの制御」を参照してください。

AutomaticRecording

説明: trueに設定すると、会議が自動的に録音されます。録音は開催者が参加すると同時に開始されます。 開催者は、「記録」アイコンをクリックして記録を取り消したり一時停止できます。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: Web会議が記録されるようにサイト1010506を設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname AutomaticRecording -pvalue true

EnableRecording

説明: 会議中の記録機能の使用を許可または禁止します。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: 参加者が会議を記録できないようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname EnableRecording -pvalue false

ShowRecordOption

説明: 開催者が会議に参加するときに、会議を記録するかどうかを尋ねる追加ダイアログを表示します。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506で開催されている会議に開催者が参加するときに、会議を記録するかどうかをその開催者に尋ねるダイアログを追加するには、次のように入力します。

setProperty -siteId 1010506 -pname ShowRecordOption -pvalue true

会議チャットのデフォルトの構成

会議の開催者と参加者は、会議内でチャット・セッションを開催できます(これらのセッションはOracle Messengerチャットとは別です)。次のプロパティを使用して、これらのチャット・セッションのデフォルトを構成できます。

ChatEnabled

説明: 会議中のチャット機能の使用を許可または禁止します。 このプロパティをfalseに設定する場合、ChatRowEnabledはtrueに設定しないでください。ChatRowEnabledをtrueに設定すると、参加者には「チャット」行が表示されたままになり、チャットが可能になってしまいます。 また、このプロパティをfalseに設定すると、「予定」タブ、および個々のユーザーの「プリファレンス」ページ下のOracle Web Conferencingコンソールのオプションにある3つのチャット・オプションがグレー表示になり、会議の開催者はこれらのオプションを選択できなくなります。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506のユーザーが会議中にチャット機能を使用できないようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname ChatEnabled -pvalue false

GroupChat

説明: 会議中に参加者がグループ・チャットに参加するのを許可または禁止します。

管理者は、「サイト」タブの「会議のプロパティ」サブタブを使用して、サイトに対してこのオプションを設定することもできます(詳細は、「サイト・プロパティのカスタマイズ」を参照)。 また、会議の開催者は、「予定」タブの下にあるOracle Web Conferencingコンソールのオプションを使用して将来の会議用として、または、Web Conferencingコンソール内の「プリファレンス」を使用して現在の会議用としてこのオプションを設定できます。Webクライアント・ページの「プリファレンス」を使用してすべての会議のデフォルトとしてこのオプションを設定することもできます。 設定するには、「チャット」で「グループ・チャット」をクリックします。このプロパティをtrueに設定すると、このオプションはデフォルトで選択されます。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506で開催される会議で参加者がグループ・チャットに参加できるようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname GroupChat -pvalue true -siteID 1010506

GroupChatEnabled

説明: コンソールに「グループ・チャットの作成」ボタンが表示されるのを許可または禁止します。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506で開催される会議で「グループ・チャット」ボタンが表示されないようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname GroupChatEnabled -pvalue false -siteID 1010506

HostChat

説明: 会議中に参加者が開催者とチャット・セッションを開始するのを許可または禁止します。

管理者は、「サイト」タブの「会議のプロパティ」サブタブを使用して、サイトに対してこのオプションを設定することもできます(詳細は、「サイト・プロパティのカスタマイズ」を参照)。 また、会議の開催者は、「予定」タブの下にあるOracle Web Conferencingコンソールのオプションを使用して将来の会議用として、または、Web Conferencingコンソール内の「プリファレンス」を使用して現在の会議用としてこのオプションを設定できます。Webクライアント・ページの「プリファレンス」を使用してすべての会議のデフォルトとしてこのオプションを設定することもできます。 設定するには、「チャット」でホスト・チャットをクリックします。このプロパティをtrueに設定すると、このオプションはデフォルトで選択されます。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506での会議の参加者が「チャット」ウィンドウの「ホスト」タブをクリックして会議の開催者とチャット・セッションを開始するのを禁止するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname HostChat -pvalue false

PublicChat

説明: 会議中に参加者が公開チャットに参加するのを許可または禁止します。

管理者は、「サイト」タブの「会議のプロパティ」サブタブを使用して、サイトに対してこのオプションを設定することもできます(詳細は、「サイト・プロパティのカスタマイズ」を参照)。 また、会議の開催者は、「予定」タブの下にあるOracle Web Conferencingコンソールのオプションを使用して将来の会議用として、または、Web Conferencingコンソール内の「プリファレンス」を使用して現在の会議用としてこのオプションを設定できます。Webクライアント・ページの「プリファレンス」を使用してすべての会議のデフォルトとしてこのオプションを設定することもできます。 設定するには、「チャット」で「パブリック・チャット」をクリックします。このプロパティをtrueに設定すると、このオプションはデフォルトで選択されます。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506での会議の参加者が「チャット」ウィンドウの「パブリック」タブをクリックして他の参加者とチャット・セッションを開始するのを禁止するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname PublicChat -pvalue false

参加者とプレゼンタの権限の構成

これらのプロパティは、参加者とプレゼンタが会議中に実行可能なタスクを制御します。 これらの多くは、Oracle Real-Time Collaboration Webクライアント・ページまたは会議コンソールの「プリファレンス」コマンドを使用して設定でき、「予定」タブを使用して会議予定を作成するときにも設定できます。 詳細は、「Webクライアントおよび会議コンソールのデフォルト・プリファレンスのプロパティ」を参照してください。

AssignHostToGuestEnabled

説明: 元の開催者が会議を退出する際、未登録のユーザーを開催者として割り当てることを許可または禁止します。 falseの場合、未登録のユーザーには会議を開催する権限は付与されません。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト123456で元の開催者が会議を退出する際、未登録のユーザーに開催者権限を付与できるようにするには、次のように入力します。

setProperty -siteId 123456 -pname AssignHostToGuestEnabled -pvalue true

注意:

開催者が未登録のユーザーに開催者権限を付与できるようにする場合は、サイトでのセキュリティ問題を考慮する必要があります。

ConsoleAttendeeControlLayout

説明: 会議中に参加者が「プリファレンス」ボタンを使用してコンソールの外観を変更するのを許可または禁止します。 このプロパティによる会議の開催者またはプレゼンタへの影響はありません。

管理者は、「サイト」タブの「会議のプロパティ」サブタブを使用して、サイトに対してこのオプションを設定することもできます(詳細は、「サイト・プロパティのカスタマイズ」を参照)。 また、会議の開催者は、「予定」タブの下にあるOracle Web Conferencingコンソールのオプションを使用して将来の会議用として、または、Web Conferencingコンソール内の「プリファレンス」を使用して現在の会議用としてこのオプションを設定できます。Webクライアント・ページの「プリファレンス」を使用してすべての会議のデフォルトとしてこのオプションを設定することもできます。 設定するには、「権限」で「すべての参加者: コンソール・レイアウトの操作」を選択します。 このプロパティをtrueに設定すると、このオプションはデフォルトで設定されます。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506で会議中に参加者がコンソールの外観を変更できるようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname ConsoleAttendeeControlLayout -pvalue true

ConsoleAttendeeUseAnnotationTool

説明: 参加者がホワイトボード・ツールを使用するのを許可または禁止します。 このプロパティによる開催者およびプレゼンタへの影響はありません。

管理者は、「サイト」タブの「会議のプロパティ」サブタブを使用して、サイトに対してこのオプションを設定することもできます(詳細は、「サイト・プロパティのカスタマイズ」を参照)。 また、会議の開催者は、「予定」タブの下にあるOracle Web Conferencingコンソールのオプションを使用して将来の会議用として、または、Web Conferencingコンソール内の「プリファレンス」を使用して現在の会議用としてこのオプションを設定できます。Webクライアント・ページの「プリファレンス」を使用してすべての会議のデフォルトとしてこのオプションを設定することもできます。 設定するには、「権限」で「すべての参加者: 注釈ツールの使用」を選択します。このプロパティをtrueに設定すると、このオプションはデフォルトで選択されます。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506で会議中に参加者(参加者のみ)がホワイトボードを使用できるようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname ConsoleAttendeeUseAnnotationTool -pvalue true

ConsoleAttendeeViewAttendeeList

説明: 参加者が他の参加者のリストを表示するのを許可または禁止します。 このプロパティがfalseの場合でも、会議の開催者およびプレゼンタは参加者リストを表示できます。 Webセミナーを実施するサイトに対してこのプロパティをfalseに設定すると、参加者は他の参加者のリストを表示できませんが、開催者およびプレゼンタは表示できます。

管理者は、「サイト」タブの「会議のプロパティ」サブタブを使用して、サイトに対してこのオプションを設定することもできます(詳細は、「サイト・プロパティのカスタマイズ」を参照)。 また、会議の開催者は、「予定」タブの下にあるOracle Web Conferencingコンソールのオプションを使用して将来の会議用として、または、Web Conferencingコンソール内の「プリファレンス」を使用して現在の会議用としてこのオプションを設定できます。Webクライアント・ページの「プリファレンス」を使用してすべての会議のデフォルトとしてこのオプションを設定することもできます。 設定するには、「権限」で「すべての参加者: 参加者リストの表示」を選択します。 このプロパティをtrueに設定すると、このオプションはデフォルトで設定されます。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506で参加者(参加者のみ)が参加者リストを表示できないようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname ConsoleAttendeeViewAttendeeList -pvalue false

ConsoleAttendeeViewStatusAlerts

説明: 参加者が会議に参加したり会議を退出したりするときに警告メッセージが表示されるのを許可または禁止します。trueの場合、次のページの「すべての参加者: 参加者が参加した際のアラートの表示」オプションがデフォルトで選択されます。

管理者は、「サイト」タブの「会議のプロパティ」サブタブを使用して、サイトに対してこのオプションを設定することもできます(詳細は、「サイト・プロパティのカスタマイズ」を参照)。 また、会議の開催者は、「予定」タブの下にあるOracle Web Conferencingコンソールのオプションを使用して将来の会議用として、または、Web Conferencingコンソール内の「プリファレンス」を使用して現在の会議用としてこのオプションを設定できます。Webクライアント・ページの「プリファレンス」を使用してすべての会議のデフォルトとしてこのオプションを設定することもできます。 設定するには、「権限」で「すべての参加者: 参加者が参加した際のアラートの表示」を選択します。 このプロパティをtrueに設定すると、このオプションはデフォルトで設定されます。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506の会議で参加者(参加者のみ)にステータス警告メッセージが表示されないようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname ConsoleAttendeeViewStatusAlerts -pvalue false

EnableGuestForPresenterRole

説明: 開催者のデスクトップを参照している未登録のユーザーがプレゼンタになってデスクトップを対話的に使用するのを開催者が許可できるかどうかを許可または禁止します。 falseの場合、未登録のユーザーには会議でプレゼンタになる権限は付与されません。この設定が使用されるのは、たとえば、Web会議が営業セッション用として使用されるときに、顧客が開催者のデスクトップを対話的に使用できないようにする必要がある場合などです。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト123456の会議でゲストがプレゼンテーションを行う、つまりデスクトップを対話的に使用するのを開催者が許可できないようにするには、次のように入力します。

setProperty -siteId 123456 -pname EnableGuestForPresenterRole -pvalue false

注意:

開催者が未登録のユーザーにプレゼンタ権限を付与できるようにする場合は、サイトでのセキュリティ問題を考慮する必要があります。

ConsolePresenterSendPolls

説明: プレゼンタとして設定されている参加者がアンケートを送付するのを許可します。

管理者は、「サイト」タブの「会議のプロパティ」サブタブを使用して、サイトに対してこのオプションを設定することもできます(詳細は、「サイト・プロパティのカスタマイズ」を参照)。 また、会議の開催者は、「予定」タブの下にあるOracle Web Conferencingコンソールのオプションを使用して将来の会議用として、または、Web Conferencingコンソール内の「プリファレンス」を使用して現在の会議用としてこのオプションを設定できます。Webクライアント・ページの「プリファレンス」を使用してすべての会議のデフォルトとしてこのオプションを設定することもできます。 設定するには、「権限」で「プレゼンタ: アンケートの送信」を選択します。このプロパティをtrueに設定すると、このオプションはデフォルトで選択されます。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: プレゼンタであるサイト1010506の会議参加者がアンケートを送付できるようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname ConsolePresenterSendPolls -pvalue true

ConsolePresenterSwitchModes

説明: プレゼンタとして設定されている参加者が会議の共有モードを変更(たとえば、「ドキュメント共有中」から「ホワイトボード」へ)するのを許可します。

管理者は、「サイト」タブの「会議のプロパティ」サブタブを使用して、サイトに対してこのオプションを設定することもできます(詳細は、「サイト・プロパティのカスタマイズ」を参照)。 また、会議の開催者は、「予定」タブの下にあるOracle Web Conferencingコンソールのオプションを使用して将来の会議用として、または、Web Conferencingコンソール内の「プリファレンス」を使用して現在の会議用としてこのオプションを設定できます。Webクライアント・ページの「プリファレンス」を使用してすべての会議のデフォルトとしてこのオプションを設定することもできます。 設定するには、「権限」で「プレゼンタ: モード切替え」を選択します。このプロパティをtrueに設定すると、このオプションはデフォルトで選択されます。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: プレゼンタであるサイト1010506の会議参加者が会議モードを切り替えることができるようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname ConsolePresenterSwitchModes -pvalue true

ConsolePresenterUseAnnotationTool

説明: 共有操作権を持つ参加者がホワイトボード・ツールを使用するのを許可します。

管理者は、「サイト」タブの「会議のプロパティ」サブタブを使用して、サイトに対してこのオプションを設定することもできます(詳細は、「サイト・プロパティのカスタマイズ」を参照)。 また、会議の開催者は、「予定」タブの下にあるOracle Web Conferencingコンソールのオプションを使用して将来の会議用として、または、Web Conferencingコンソール内の「プリファレンス」を使用して現在の会議用としてこのオプションを設定できます。Webクライアント・ページの「プリファレンス」を使用してすべての会議のデフォルトとしてこのオプションを設定することもできます。 設定するには、「権限」で「プレゼンタ: 注釈ツールの使用」を選択します。このプロパティをtrueに設定すると、このオプションはデフォルトで選択されます。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

例: プレゼンタとして設定されているサイト1010506の会議参加者が注釈ツールを使用できるようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname ConsolePresenterUseAnnotationTool -pvalue true

SharedControlEnabled

説明: 開催者またはその他のプレゼンタがデスクトップの操作権をその他の参加者と共有するのを許可または禁止します。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: サイト1010506の会議で開催者が操作権を参加者と共有するのを禁止するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname SharedControlEnabled -pvalue false

フィードバック方法の構成

Oracle Real-Time Collaborationからは次の2つの方法でフィードバックを収集できます。

次の各項では、これらのフィードバック方法をサポートするプロパティの設定方法を説明します。

会議後のフィードバックの要求の構成

会議開催者が会議を退出するとき、会議に関するフィードバックを用意するよう開催者に求めるダイアログが表示されます。 次のプロパティを使用すると、このダイアログを非表示にしたり、開催者およびユーザーを独自のカスタムWebページに移動できます。次のプロパティは、システム全体または特定のサイトに対して設定できます。

AttendeeExitUrl

説明: 会議参加者が会議を退出した後に各参加者を特定のWebページに移動させることができます。 会議後、参加者にWebサイト上でのアンケート入力その他のタスクの実行を依頼する場合は、このプロパティを使用します。

デフォルト値: なし

有効な値: 任意の有効なURL

有効範囲: システム、サイト

例: 営業サイト(ID 1234567)の会議参加者に対して会議退出時にカスタムWebページ(http://mycompany.com/feedback_form.htm)を表示するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteID 1234567 -pname AttendeeExitUrl -pvalue "http://mycompany.com/feedback_form.htm"

HostExitUrl

説明: 会議退出後の開催者に特定のWebページを表示します。 会議後、開催者にWebサイト上でのアンケート入力その他のタスクの実行を依頼する場合は、このプロパティを使用します。

デフォルト値: なし

有効な値: 任意の有効なURL

有効範囲: システム、サイト

例: すべての会議開催者に対して会議退出時にカスタムWebページ(http://host_feedback_form/mycompany.com)を表示するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname HostExitUrl -pvalue "http://host_feedback_form/mycompany.com"

ShowFeedBack

説明: 会議退出時に開催者に表示されるデフォルトのフィードバック・フォームの表示/非表示を切り替えます。このフォームでは、開催者は、会議を評価し、かつ会議のサービスに関する追加コメントを記載するよう求められます。フィードバック・フォームから収集されたデータは、「レポート」タブにあるフィードバック・レポートに使用されます。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: システム、サイト

例: 営業サイト(ID 1234567)で開催されたWeb会議のフィードバック・フォームを非表示にするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteID 1234567 -pname ShowFeedBack -pvalue false

注意:

システム全体についてデフォルトのフィードバック・フォームを非表示にすることを選択した場合、「レポート」タブ内のフィードバック・レポートにはデータが含まれません。

顧客フィードバックの電子メール・アカウントの構成

Oracle Real-Time Collaboration Webクライアントのすべてのページの上部には「管理者へ連絡」リンクが表示されます。 ユーザーがこのリンクをクリックしてメッセージを入力すると、定義した管理用アカウントへ電子メールとして送信されます。

AdminEmail

説明: ユーザーがOracle Real-Time Collaboration Webクライアント・ページから「管理者へ連絡」リンクをクリックすると電子メールの送信先となる電子メール・アカウントを設定します。

デフォルト値: なし

有効な値: 任意の有効な電子メール・アドレス

有効範囲: システム、インスタンス

例: 管理用電子メールの送信先をjane.doc@mycompany.comに設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname AdminEmail -pvalue jane.doe@mycompany.com

ContactFromEmail

説明: ユーザーがOracle Real-Time Collaboration Webクライアント・ページの上部にある「管理者へ連絡」リンクをクリックすると電子メールを送信する電子メール・アカウントを設定します。 これによって、管理者は「管理者へ連絡」の質問から電子メールが着信することを識別できます。

デフォルト値: なし

有効な値: SMTPサーバー用の任意の有効な電子メール・アドレス

有効範囲: システム、インスタンス

例: 「管理者へ連絡」のすべての電子メールを送信するようにアカウントrtc_comments@mycompany.comを設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname ContactFromEmail -pvalue rtc_comments@mycompany.com

音声変換サーバーの構成

この項のプロパティを使用して、音声変換サーバーで使用する回線の種類(T1またはE1)を制御し、音声変換サーバーがデプロイされているサイトから外線をかける際の発信番号を設定できます。

音声変換サーバーの構成の詳細は、「Oracle Real-Time Collaboration用の音声変換サーバーの設定」を参照してください。

VoiceDialInPrefix

説明: 音声変換サーバーのインスタンスに対して発信番号を設定します。発信番号は、外線にダイヤルする前に音声変換サーバーが受信したすべてのダイヤルイン番号に追加されます。 通常、企業では、社内電話網の外部の番号にダイヤルするときに発信番号(9など)を付けます。

デフォルト値: なし

有効な値: 任意の有効なダイヤル・シーケンス。 多くの場合、この値は9などの数値です。有効なダイヤル・シーケンスには、0〜9の数値や*、#などの文字があります。

有効範囲: インスタンス

例: 音声変換サーバー・インスタンスの発信番号を9に構成するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -i instance-name -pname "VoiceDialinPrefix" -pvalue "9"

VoiceGCProtocol

説明: E1またはT1回線で使用する通信プロトコルを設定します。 このプロパティは、音声変換サーバーでE1回線サポートが必要な場合のみISDNに設定する必要があります。

デフォルト値: pdk_us_mf_io

有効な値: pdk_us_mf_io(Robbed-Bit T1回線の場合)、ISDN(E1回線の場合)

有効範囲: インスタンス、コンポーネント

例: 音声変換サーバーがE1回線を介してISDNプロトコルをサポートするように設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -cid VoiceConvID -pname VoiceGCProtocol -pvalue ISDN

音声変換サーバーのコンポーネントID(cid)はgetStateコマンドを使用して確認できます(詳細は、「getState」を参照)。

VoiceIsGCSupported

説明: このOracle Real-Time Collaborationシステムをサポートする音声変換サーバーでE1またはT1回線を使用するかどうかを設定します。 このプロパティは、音声変換サーバーでE1回線サポートが必要な場合のみtrueに設定する必要があります。

デフォルト値: false

有効な値: true(E1回線サポートの場合)、false(T1回線サポートの場合)

有効範囲: インスタンス、コンポーネント

例: 音声変換サーバーがE1回線をサポートするように設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -cid VoiceConvID -pname VoiceIsGCSupported -pvalue true

音声変換サーバーのコンポーネントID(cid)はgetStateコマンドを使用して確認できます(詳細は、「getState」を参照)。

レポートの構成

この項で説明するプロパティを使用して、利用状況レポートに表示するデフォルト期間やサービスのクオリティ測定の制限など、レポートのデフォルトを制御できます。 この項では、次のトピックについて説明します。

利用状況レポートおよびフィードバック・レポートの構成

「レポート」タブの利用状況レポートを使用すると、日、週、月、四半期または年単位で会議、ユーザー、インスタント・メッセージ、ストリーミング音声ユーザーなどの数に関する統計を分析できます。 また、「レポート」タブのフィードバック・レポートを使用すると、会議の開催者からのフィードバック・コメントや評価を確認できます。 この項で説明するプロパティを使用して、これらのレポートの対象になる期間単位のデフォルト数を制御できます。

NumDayTrendPeriods

説明: 管理者がデータを日単位で表示することを選択した場合に、利用状況レポートおよびフィードバック・レポートの対象になるデフォルトの日数を制御します。

デフォルト値: 14

有効な値: 任意の正の整数

有効範囲: システム、サイト

例: レポート対象の日数を7に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname NumDayTrendPeriods -pvalue 7

NumMonthTrendPeriods

説明: 管理者がデータを月単位で表示することを選択した場合に、利用状況レポートおよびフィードバック・レポートの対象になるデフォルトの月数を制御します。

デフォルト値: 12

有効な値: 任意の正の整数

有効範囲: システム、サイト

例: レポート対象の月数を6に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname NumMonthTrendPeriods -pvalue 6

NumQuarterTrendPeriods

説明: 管理者がデータを四半期単位で表示することを選択した場合に、利用状況レポートおよびフィードバック・レポートの対象になるデフォルトの四半期数を制御します。

デフォルト値: 8

有効な値: 任意の正の整数

有効範囲: システム、サイト

例: レポート対象の四半期数を4に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname NumQuarterTrendPeriods -pvalue 4

NumWeekTrendPeriods

説明: 管理者がデータを週単位で表示することを選択した場合に、利用状況レポートおよびフィードバック・レポートの対象になるデフォルトの週数を制御します。

デフォルト値: 26

有効な値: 任意の正の整数

有効範囲: システム、サイト

例: レポート対象の週数を12に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname NumWeekTrendPeriods -pvalue 12

NumYearTrendPeriods

説明: 管理者がデータを年単位で表示することを選択した場合に、利用状況レポートおよびフィードバック・レポートの対象になるデフォルトの年数を制御します。

デフォルト値: 4

有効な値: 任意の正の整数

有効範囲: システム、サイト

例: レポート対象の年数を3に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname NumYearTrendPeriods -pvalue 3

サービスのクオリティ測定の構成

管理者は、「レポート」タブにあるサービスのクオリティ・レポートを使用して、会議への接続、クライアントのダウンロード、音声接続への参加などをユーザーが行う際のシステムのパフォーマンスを評価できます。 次のプロパティを使用してレポート用の測定値を設定することにより、サービスが許容可能かどうかを確認できます。

AcceptableJoinLatency

説明: 会議への参加に要する時間が許容可能かどうかを判定するための測定値を設定します。このレポートの値は秒(s)単位です。

デフォルト値: 25秒

有効な値: 後ろに空白とs(秒)またはms(ミリ秒)が付いた任意の数値。 値全体を引用符で囲む必要があります。

有効範囲: システム

例: このシステムの会議に参加するのに要する最長時間を15秒に設定し、15秒を超えた場合はサービスのクオリティ・レポートで受入れ拒否とみなすようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname AcceptableJoinLatency -pvalue "15 s"

AcceptableNetworkLatency

説明: ネットワーク接続の速度が許容可能かどうかを判定するための測定値を設定します。値は、秒(s)またはミリ秒(ms)単位で設定できます。この値は、レポートではミリ秒(ms)単位で表示されます。

デフォルト値: 300ミリ秒

有効な値: 後ろに空白とs(秒)またはms(ミリ秒)が付いた任意の数値。 値全体を引用符で囲む必要があります。

有効範囲: システム

例: ネットワーク待機時間の許容最長時間を350ミリ秒に設定し、350ミリ秒を超えた場合はサービスのクオリティ・レポートで受入れ拒否とみなすようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname AcceptableNetworkLatency -pvalue "350 ms"

可用性レポートの構成

サード・パーティ製監視ソフトウェアを使用して、Oracle Real-Time Collaborationサービスのステータスと可用性を監視できます。これを行うには、テスト・サーブレットまたはrunTestコマンドを使用して、ステータス情報を収集します(「Oracle Real-Time Collaborationの監視インタフェース」を参照)。監視ソフトウェアによって、Webサーバーにポストできるレポートが生成される場合、この項に記載されているプロパティを使用して、「レポート」にある「可用性」サブタブにこのレポートを表示できます。

AvlURL

説明: 使用するサード・パーティ製監視ソフトウェアのレポート・ページのURL。このページにはOracle Real-Time Collaborationサービスの可用性が表示されます。

デフォルト値: なし

有効な値: 任意の有効なURL

有効範囲: システム

例: サード・パーティ製監視ソフトウェアによってサイト105204のOracle Real-Time Collaborationサービスの可用性を示すページがmycompany.com/avail_report.htmlに生成される場合、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 105204 -pname AvlURL -pvalue "http://mycompany.com/avail_report.html"

アーカイブの制御

この項では、Oracle Messengerのアーカイブの保存、Oracle Web Conferencingのアーカイブの公開、および会議参加者が会議の記録を再生またはダウンロード可能かどうかの制御を行うプロパティについて説明します。

ConferenceRecordingDownloadEnabled

説明: 参加者および会議の開催者が会議の記録ファイルをダウンロードできるかどうかを制御します。 falseの場合、会議参加者、会議の開催者、および会議のアーカイブを表示できるユーザーは「アーカイブ」ページから記録をダウンロードできません。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: サイトとユーザー

例: 会議参加者、会議の開催者、および会議のアーカイブを表示できるユーザーがサイト1010506の会議の記録をダウンロードできないようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname ConferenceRecordingDownloadEnabled -pvalue false

ConferenceRecordingPlaybackEnabled

説明: 参加者が会議の記録を再生できるかどうかを制御します。 falseの場合、会議参加者または会議記録を表示できるユーザーは「アーカイブ」ページから記録を再生できません。 会議の開催者は記録を再生できます。

デフォルト値: true

有効な値: true/false

有効範囲: サイトとユーザー

例: ユーザーがサイト1010506の会議の記録を再生できないようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -siteId 1010506 -pname ConferenceRecordingPlaybackEnabled -pvalue false

注意:

このプロパティをtrueに設定した場合は、変更内容を反映するためにOracle Real-Time Collaborationサーバーを再起動する必要があります。 サーバーの再起動の詳細は、「Oracle Real-Time Collaborationコンポーネントの起動と停止」を参照してください。

IMArchiveEnabled

説明: Oracle Messengerインスタント・メッセージをOracle Real-Time Collaborationサーバーに保存し、ユーザーが「アーカイブ」タブからメッセージにアクセスできるようにします。メッセージは、連絡先名および日付別に保存されます。メッセージのアーカイブを表示できるのは、メッセージに参加したユーザーのみです。 デフォルトでは、アーカイブは無効です(このプロパティはfalseに設定されます)。 このプロパティをfalseに設定すると、「メッセージ・アーカイブ」は表示されません。

デフォルトでは、メッセージ・アーカイブはOracle Messengerクライアントで有効で、サーバーではなくユーザーのマシンに保存されます。 ユーザーは、メッセージ・アーカイブをオフにできます。これを行うには、「ツール」メニューから「オプション」を選択してから「インスタント・メッセージ」を選択し、「メッセージを保存」の選択を解除します。

Oracle Messengerのアーカイブの詳細は、「Oracle Messengerのアーカイブ」を参照してください。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム

例: すべてのインスタント・メッセージをサーバーに保存し、Webクライアント・ページの「アーカイブ」タブからメッセージを表示できるようにするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname IMArchiveEnabled -pvalue true

PublishOption

説明: 公開オプションを「会議の終了」ダイアログに追加し、開催者がこの会議(すべての会議記録も含む)を公開できるようにします。公開された会議は、会議参加者が表示できます。 Oracle Web Conferencingのアーカイブの詳細は、「Oracle Web Conferencingのアーカイブ」を参照してください。

デフォルト値: ShowUnchecked

有効な値: DontShow、ShowChecked、ShowUnchecked、ShowCheckedDisabled、ShowUncheckedDisabled

有効範囲: システム、サイト

例: このサイトで開催されている任意の会議の「会議の終了」ダイアログに公開オプションを追加するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname PublishOption -pvalue showchecked -siteID 0

システム・ログの構成

Oracle Real-Time Collaborationシステムによって生成される多くのログを使用して、様々なプロセスのパフォーマンスを分析したり、コンポーネント、プロセスおよびインシデントの日付ごとに特定の問題をトラブルシューティングしたりできます。次のプロパティを使用すると、ログに保存する詳細の量、ログをフラッシュして再度書き込むタイミング、生成されたログ・ファイルの場所などを制御できます。

ログ・ファイルおよびログ・ファイルのコンテンツの表示の詳細は、「Oracle Real-Time Collaborationのシステム・ログ」および付録C「Oracle Real-Time Collaborationのログ・ファイル」を参照してください。

LogFlushInterval

説明: ログをフラッシュするタイミング、つまり、ログをリフレッシュして新しいデータが書き込まれるタイミングを制御します。時間値と時間単位のタイプを示すテキスト文字列を入力します。

デフォルト値: 10 sec

有効な値: 日、時、分、秒およびミリ秒の組合せ。有効な略語には、d、hr、min、sec、millisがあります。時間の数値と時間単位の略語の間には空白を1つ挿入します。このため、値は引用符で囲む必要があります。

有効範囲: コンポーネント(デフォルト)、システム、インスタンス

例: ログのフラッシュ間隔を1秒に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -pname LogFlushInterval -pvalue "1 sec"

LogLevel

説明: ログに格納する詳細の量を制御します。

デフォルト値: CONFIG

有効な値: NONE、SEVERE、WARNING、INFO、CONFIG、FINE、FINER、FINEST、ALL。SEVEREからFINESTまでのそれぞれの設定値では、下位の設定値に格納されるメッセージも格納されます。

有効範囲: システム、インスタンス、コンポーネント。このプロパティはシステムを有効範囲として設定できますが、特定のインスタンスに対して上書き可能です。さらに、このインスタンス内で特定のコンポーネントに対して上書き可能です。

例:

管理者が、システム全体に対するログ・レベルをSEVEREに設定するとします。 特定のインスタンスに対してはログをWARNINGレベルで記録します。 さらに、そのインスタンス内のWeb Conferencingサーバーに対してはFINEレベルで詳細を記録します。

LogPath

説明: ログのパス。$IMT_HOMEに対する相対パスで指定します。 $IMT_HOMEディレクトリは、デフォルトでは$ORACLE_HOME/imeetingです。

デフォルト値: logs(これは$IMT_HOMEからの相対パスになるため、この値は$ORACLE_HOME/$IMT_HOME/logsになります。)

有効な値: 任意のディレクトリ。ディレクトリ名は、フォワード・スラッシュ(/)を使用して指定する必要があります(Microsoft Windowsプラットフォームの場合も含む)。

有効範囲: コンポーネント(デフォルト)、システム、インスタンス

説明: ログ・パスを$ORACLE_HOME/imeeting/rtclogfiles/に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname LogPath -pvalue "rtclogfiles"

UserLogLevel

説明: OC4J_imeetingプロセスによってログに記録される詳細のレベルを設定します(Webクライアントのみ)。 これは、個々のユーザーによるWebクライアント・ページのアクセスまたは使用の際に発生する問題をデバッグするときに役に立ちます。

デフォルト値: CONFIG

有効な値: NONE、SEVERE、WARNING、INFO、CONFIG、FINE、FINER、FINEST、ALL。詳細は、「LogLevel」の説明を参照してください。SEVEREからFINESTまでのそれぞれの設定値では、下位の設定値に格納されるメッセージも格納されます。

有効範囲: システム、インスタンス、コンポーネント。このプロパティはシステムを有効範囲として設定できますが、特定のインスタンスに対して上書き可能です。さらに、このインスタンス内で特定のコンポーネントに対して上書き可能です。

例: Webクライアント・プロセス(OC4J_imeeting)のログ・レベルをFINEに設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname UserLogLevel -pvalue FINE

タイムゾーンの構成

ユーザーは、Oracle Real-Time Collaborationのクライアントにログインして「プリファレンス」をクリックすることにより、タイムゾーンを設定できます。 使用可能なタイムゾーンのリストが表示されます。

ユーザーがタイムゾーンを設定すると、Oracle Real-Time CollaborationのクライアントおよびWeb ConferencingまたはOracle Messengerコンソールのすべての日付と時間参照が、各ユーザーのタイムゾーンに自動的に変換されます。

例: ユーザーAは、タイムゾーンを「(-05:00) アメリカ東部標準時」に設定しています。 このタイムゾーンで、2004年3月30日5:00 PM開始の会議予定を作成します。この会議には、タイムゾーンを「(-08:00) アメリカ太平洋標準時」に設定しているユーザーBが招待されています。 ユーザーBが「予定された会議」タブ内の招待を確認すると、2004年3月30日2:00 PMと表示されています。つまり、時刻はユーザーBの太平洋標準時に変換されています。

サポートされているタイムゾーンの完全なリストは、付録Bを参照してください。

ユーザーがOracle Real-Time Collaborationに初めて登録する場合、ユーザーのデフォルトのタイムゾーンはシステム・レベルのプロパティDefaultTimeZoneNameに基づいて設定されます。

DefaultTimeZoneName

説明: このOracle Real-Time Collaborationシステムにデフォルトのタイムゾーンを設定します。

デフォルト: UMT(Universal Mean Time)

有効な値: 付録Bに記載されている任意のタイムゾーン

有効範囲: システム

例: システム・タイムゾーンをニューヨーク時間に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname DefaultTimeZoneName -pvalue America/New_York

LDAP設定の構成

次の各プロパティを使用して、Oracle Internet DirectoryおよびLDAP設定を構成します。

OIDAuthAttribute

説明: LDAPサーバーのユーザー属性を指定します。

デフォルト値: uid

有効な値: ユーザーに対して一意である、LDAPサーバーのユーザー属性

有効範囲: システム

例: ユーザー属性をmailに設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname OIDAuthAttribute -pvalue mail

OIDAuthAttributeContainsDomain

説明: すべてのユーザーに対するOIDAuthAttributeプロパティにIMDomainNamesプロパティ値が含まれるかどうかを指定します。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム

例: OIDAuthAttributeプロパティがmailに設定され、IMDomainNamesプロパティがドメイン名mycompany.comに指定されている場合は、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname OIDAuthAttributeContainsDomain -pvalue true

LdapHost

説明: LDAPサーバーが稼働するマシンのIPアドレスまたはホスト名です。

デフォルト値: インストール時に決定

有効な値: 有効なIPアドレスまたはホスト名

有効範囲: システム

例: ホスト名をmymachine.mycompany.comに設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname LdapHost -pvalue mymachine.mycompany.com

LdapPort

説明: LdapHostプロパティで指定されたLDAPサーバーが新しい接続をリスニングするポートです。 LdapSSLPortEnabledプロパティがtrueに設定されている場合、接続はセキュアです。

デフォルト値: 389

有効な値: 有効なポート番号

有効範囲: システム

例: LDAPポートを3060に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname LdapPort -pvalue 3060

LdapUserName

説明: LDAPサーバーへの読取りアクセス権を持つユーザーの名前です。

デフォルト値: 空の文字列(匿名ユーザー)

有効な値: 有効なユーザー名

有効範囲: システム

例: LDAPユーザー名をorcladminに設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname LdapUserName -pvalue cn=orcladmin

LdapPassword

説明: LdapUserNameプロパティで指定したユーザー名のパスワードです。

デフォルト値: 空の文字列(匿名ユーザーのパスワード)

有効な値: 有効なパスワード

有効範囲: システム

例: LDAPパスワードをadminに設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname LdapPassword -pvalue admin

LdapSSLPortEnabled

説明: Oracle Real-Time CollaborationとLDAPサーバー間の接続がセキュアかどうかを指定します。

デフォルト値: false

有効な値: true/false

有効範囲: システム

説明: Oracle Real-Time CollaborationとLDAPサーバー間のセキュア接続を有効にするには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname LdapSSLPortEnabled -pvalue true

登録通知メッセージの構成

次のプロパティを使用して、ユーザーにOracle Messengerのダウンロードを促すために送信する電子メール・メッセージを構成します。

MailReminderDelay

説明: アラームの電子メール通知メッセージの間隔を指定します。

デフォルト値: 10日

有効な値: 任意の正数(ミリ秒)

有効範囲: システム

例: アラームの電子メール通知メッセージの間隔を5日に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname MailReminderDelay -pvalue 432000000

MaxNoOfEmailNotification

説明: ユーザーに送信する電子メール通知メッセージの最大数を指定します。

デフォルト値: 10

有効な値: 任意の正数

有効範囲: システム

例: 電子メール通知メッセージの最大数を3に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname MaxNoOfEmailNotification -pvalue 3

MailRetryCount

説明: 電子メール通知メッセージの1回目の送信が失敗した場合に再送信する最大回数を指定します。

デフォルト値: 2

有効な値: 任意の正数

有効範囲: システム

例: 再送信の最大回数を1に設定するには、次のように入力します。

rtcctl> setProperty -system true -pname MailRetryCount -pvalue 1