Advanced Registration Flow のコンフィグレーションと管理

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Advanced Registration Flow の概要

この節では、以下の内容に関する情報を取り上げます。

 


Advanced Registration Flow とは

Oracle Enterprise Repository リリース 3.0 より前の Oracle Enterprise Repository のリリースでは、アセット登録プロセスを手動で開始してモニタするためのレジストラや高度なサブミッタが必要でした。必要な情報は、Asset Editor で収集され、適切なタブに入力されていました。レジストラは、各タブを検証し、ワークフローをモニタしていました。ワークフローの特定のステージの情報が受け入れ可能な場合、レジストラは該当するタブのデータを承認していました。また、レジストラにはプロセスのすべてのステージの情報を編集するためのオプションがありました。アセット登録の手動プロセスについては、『Oracle Enterprise Repository Registrar Guide』を参照してください。

Oracle Enterprise Repository 3.0 における Advanced Registration Flow の導入により、一般的な Oracle Enterprise Repository アセット登録タスク (アセットの送信、受け入れ、登録、その他の管理プロセスなど) を自動化するためにあらかじめ定義された一連のフローが提供されたことで、アセット登録の手動プロセスが自動化されました。

このリリースでは、Oracle Registry Repository Exchange Utility を使用した Oracle Enterprise Repository と Oracle Service Registry の同期も自動化されました。Oracle Registry Repository Exchange Utility の詳細については、Oracle Enterprise Repository の Oracle Registry Repository Exchange Utility のマニュアルを参照してください。

これを実現するために、Oracle Enterprise Repository には、Web サービス イベントの形式の Oracle Enterprise Repository アセット登録イベントのフローを管理する組み込みの JMS ベースのイベント エンジンが用意されています。これらのイベントは、あらかじめ定義されているフローをトリガします。Advanced Registration Flow は、インストールしてすぐに実行することも、環境に合わせて調整することもできます。

注意 : フロー自体のユーザ インタフェースはありませんが、所定のアセット メタデータと状態の変更は、特定の Oracle Enterprise Repository イベントに基づいてバックグラウンドで自動化されます。

使いやすさを向上させるために、Oracle Enterprise Repository には Oracle Business Process Management が付属しています。Oracle Business Process Management を使用すると、Oracle Enterprise Repository に用意されている既存のワークフローを変更し、Oracle Enterprise Repository 中心の新しいワークフローを実装できます。あらかじめ定義されている Oracle Business Process Management エンドポイントを使用するか、または独自の Web サービス エンドポイントを作成して、Oracle Enterprise Repository イベントをサブスクライブできます。また、トラブルシューティングとチューニングのためのイベントのモニタおよびロギングのツールも用意されています。

前提条件

Advanced Registration Flow は、Oracle Business Process Management のインストール時にインストールします。Advanced Registration Flow をインストールしたら、Oracle Enterprise Repository インストール ガイドの Advanced Registration Flow 用の Oracle Business Process Management のインストール手順に従って手動でデプロイしてください。

 


「コミュニティ フロー」の使用例

以前のリリースでは、多数の電子メール経由でエンドツーエンドからアセットの受け入れ、割り当て、および登録のプロセスを手動で開始してモニタするには、複数のレジストラが必要でした。新しく送信されるアセットに関する通知を受け取るレジストラが 1 つしかないために、新しいアセットに関する電子メールでレジストラが過負荷状態になる場合もありました。

コミュニティ フローは、自動割り当てルールのコンフィグレーションを許可することによってアセットの受け入れ、割り当て、および登録のプロセスを自動化する方法を提供し、さまざまな権限間の「フェデレーション レジストラ」の概念を導入します。システム レジストラ通知を使用してすべてのコミュニティに多数のレジストラを送信するのではなく、システム レジストラを 1 つまたはいくつかのコミュニティに制限し、コミュニティのレジストラの代わりに自動受け入れフローによってアセットの受け入れを行うことができます。コミュニティ フロー機能では、コミュニティのアセットの送信を承認する権限を持つコミュニティにアセットの送信を配布できます。

たとえば、2 つのコミュニティを追加し、各コミュニティについて 2 つの異なるレジストラをコンフィグレーションできます。次に、生成プロジェクトまたはアセットの種類に応じて、特定のアセットをコミュニティに関連付けることができます。コミュニティ フローでは、レジストラによる手動受け入れと同じ方法で、このようなアセットを自動的に受け入れます。

 


ソフトウェア コンポーネント

Advanced Registration Flow には以下のソフトウェア コンポーネントが含まれています。

Oracle Enterprise Repository Event Manager

Event Manager は、Web サービス メッセージの形式のアセット登録イベントを送信します。これらのイベントは、Oracle Enterprise Repository のアセットの送信、受け入れ、登録、およびその他の管理プロセスを自動化するビルド済みのフローをトリガします。「Oracle Enterprise Repository Event Manager のコンフィグレーション」を参照してください。

Subscription Manager

Subscription Manager は、一致するイベントが配信される Web サービス エンドポイント (あらかじめ定義された ALPBM エンドポイントまたはユーザ定義のエンドポイント) によってイベントのサブスクリプションを管理する XML ベースのコンフィグレーション ファイルです。Event Manager では、EndPointEventSubscription.xml ファイルを使用して、イベントを配信する必要のあるエンドポイントの情報をロードします。「Oracle Enterprise Repository Event Manager のコンフィグレーション」を参照してください。

JMS サーバ

Event Manager では、デフォルトで有効な組み込みバージョンの Apache ActiveMQ JMS サーバを使用します。組み込みの JMS サーバは、追加のコンフィグレーションを行わずにすぐに実行できるようにコンフィグレーションされています。ただし、Weblogic Server JMS や IBM MQSeries などの外部の JMS サーバを使用するように Event Manager をコンフィグレーションすることもできます。「Oracle Enterprise Repository 用の JMS サーバのコンフィグレーション」を参照してください。

Event Monitor

Event Manager で生成されるイベントをモニタするツールです。Event Monitor は、イベント トラフィックを監視し、イベント本体やイベント プロパティなどの情報を出力します。「イベントのモニタと管理」を参照してください。

Oracle Business Process Management

Oracle Business Process Management は、Oracle Enterprise Repository に付属しています。Oracle Business Process Management を使用すると、Oracle Enterprise Repository に用意されている既存のワークフローを変更し、Oracle Enterprise Repository 中心の新しいワークフローを実装できます。

Advanced Registration Flow

Advanced Registration Flow は、すぐに実行することも、環境に合わせて調整することもできます。「Advanced Registration Flow のコンフィグレーション」を参照してください。

イベント管理ツール

トラブルシューティングとチューニングのためのイベントのモニタおよびロギングのツールが用意されています。

Web ベースの Process Administrator

Oracle Business Process Management Process Execution Administrator は、Web サービス メッセージの形式のアセット登録イベントのオーケストレーションをアクティブに管理します。詳細については、「Oracle Business Process Management Web アプリケーションの管理」を参照してください。

Log Viewer

Oracle Business Process Management Log Viewer を使用すると、Process Execution Engine によって記録された情報を読み込むことができます。定義するプロジェクトごとに一連のログ ファイルが作成されます。Studio Log Viewer は、エンジン実行のモニタとトレースのためにファイルを読み込んで表示します。詳細については、「Oracle Business Process Management Log Viewer の使用」を参照してください。

電子メール通知テンプレート

自動登録フローでは、さまざまな状況で自動的に電子メール通知が送信されます。管理者は、他の電子メール テンプレートの場合と同様に、電子メールの件名や本文などをカスタマイズできます。「電子メール通知テンプレートのカスタマイズ」を参照してください。

ワークフロー コンフィグレーション ツール

新しいコンフィグレーション ファイルの生成、既存のファイルの更新、およびパスワードの暗号化のためのワークフロー コンフィグレーション ツールが用意されています。詳細については、「イベントのモニタと管理」を参照してください。

新しいコンフィグレーション ファイルの生成

Oracle Enterprise Repository の管理者は、新しいアセットの種類、プロジェクト、カテゴリなどに対応するためにフローをコンフィグレーションおよびカスタマイズする必要がある場合があります。Generate Config XML ツールは、Oracle Enterprise Repository に接続し、カスタマイズ可能な新しいファイルを作成します。

既存のコンフィグレーション ファイルの更新

Refresh Config XML ツールを使用すると、Event Manager を再起動せずにコンフィグレーション XML ファイルを更新できます。

コンフィグレーション ファイルのパスワードの暗号化

Security Encrypt Password ツールを使用すると、セキュリティを強化するためにパスワードを暗号化できます。


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