Oracle Workshop for WebLogic を使用した Eclipse との統合

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Oracle Enterprise Repository へのアセットの送信

この節では、以下の内容に関する情報を取り上げます。

 


概要

Eclipse からアセットを送信する方法は以下の 2 とおりです。

  1. アセンブリ モデルを送信する
  2. 個々のファイルのアーカイブを送信する

Oracle Enterprise Repository にアセットを送信する場合、Eclipse 用の Oracle Workshop for WebLogic プラグインでは、プロジェクトをアセンブリ モデルに変換できるか、またはアーカイブ ファイルとして送信できるかどうかを判断し、適切なウィザードを表示してアセットを Oracle Enterprise Repository に送信します。

アセンブリ モデル

アセンブリ モデルは、関連する一連のアセットであり、SCA 標準の観点から Oracle Workshop for WebLogic 統合プロジェクトの構造を表します。Oracle Workshop for WebLogic からプロジェクトが送信されると、アセンブリ モデルが自動的に作成されます。このモデルは、「アセンブリ モデル」という種類のルート アセットで構成されます。このアセットは他のすべてのアセットをモデルに論理的に格納します。モデルのアセットは、Oracle Workshop for WebLogic プロジェクトを定義する「コンポーネント」、「サービス」、「インタフェース」、「バインディング」および構成の階層構造を定義する「コンポジット」を表します。アセンブリ モデルのアセットを結び付けるために使用される関係は、Oracle Enterprise Repository システムが提供する関係です。アセンブリ モデルは Oracle Service Bus プロジェクトについてのみ生成されます。

リポジトリへのアセンブリ モデルの送信」を参照してください。

アーカイブ ファイル

Eclipse 用の Oracle Enterprise Repository プラグインを使用すると、Oracle Enterprise Repository に送信するファイルを選択できます。このプラグインでは、アーカイブ送信用にファイルを .zip 形式にパッケージ化します。「アーカイブされたアセットの送信」で説明されているように、Archive Submission Wizard を使用すると、アーカイブ ZIP ファイル経由で単一ペイロードまたは複合ペイロードのアセットを Oracle Enterprise Repository に送信できます。

 


リポジトリへのアセンブリ モデルの送信

Eclipse プロジェクトを右クリックし、ショートカット メニューの [Submit to Oracle Enterprise Repository] を選択すると、Oracle Workshop for WebLogic プラグインでは、Oracle Enterprise Repository との接続が確立されているかどうかを最初に確認します。接続が確立されていない場合は、[Connect to Enterprise Repository] ウィザードが起動され、接続が確立されます。

接続が確立されると、Oracle Workshop for WebLogic プラグインでは、プロジェクトをアセンブリ モデルに変換できるか、またはアーカイブ ファイルとして送信できるかどうかを判断します。プロジェクトをアセンブリ モデルに変換できる場合は、[Submit Assets to Enterprise Repository] ウィザードを使用して、プロジェクトに関連付けられたアセットを Oracle Enterprise Repository に送信できます。

たとえば、参照されるプロジェクトが統合された外部のエンドポイント (Oracle Service Bus など) である場合は、プロジェクトに関連付けられたアセットの送信に必要な情報がウィザードに表示されます。

ヒント : アセンブリ モデルをリポジトリに送信するには、ユーザが高度なサブミッタ ロールに割り当てられている必要があります。ロールの状態がわからない場合は、Oracle Enterprise Repository システム管理者に確認してください。

モデル送信情報の指定

アセンブリ モデルの送信時に、Oracle Workshop for WebLogic プラグインでは、送信されるアセットに関連付けられたメタデータ (モデルや関連する Artifact Store 情報など) をキャプチャします。

  1. Eclipse プロジェクトを右クリックし、ショートカット メニューの [Submit to Oracle Enterprise Repository] を選択します。
  2. 図 4-1 Oracle Enterprise Repository へのアセットの送信 - 送信情報の指定


    Oracle Enterprise Repository へのアセットの送信 - 送信情報の指定

  3. 必要に応じて、[Submission Information] ボックスのフィールドに入力します。「[Results] ペイン」に示すように、アセットが送信されると、モデルとリポジトリ プロジェクトの情報がアセット クエリの [Results] ペインに表示されます。
    • [Model Name] - Oracle Enterprise Repository に表示されるモデル名。モデルの一部であるすべてのアセットには、このモデル名が付けられます。名前のデフォルトは現在の Eclipse プロジェクトの名前ですが、最初の送信用にこの名前を変更することができます。
    • [Model Version] - モデル内のすべてのアセットに共通のラベル。最初の送信と後続の再送信の場合、このフィールドには <Default> という編集できない文字列が表示されます。「既存のモデルの再送信」で説明されているように、このフィールドは一定の条件が満たされた場合にのみ編集できます。
    • [Model Namespace] - アセンブリ モデルのグループ化のメカニズム。ネームスペースは、リポジトリ内のモデルのすべてのアセットの名前にあらかじめ付加されます。送信するプロジェクトにネームスペースが関連付けられている場合は、このネームスペースがデフォルトで表示されます。それ以外の場合は、ワークスペースの設定のデフォルト (存在する場合) が表示されます。デフォルトのネームスペース名は最初の送信用に変更することができます。新しいネームスペースは現在のプロジェクト用としてのみ保存され、ワークスペース名には影響しません。
    • [Repository Project] - 現在の Eclipse プロジェクトに関連付けられた Oracle Enterprise Repository プロジェクト。アセットの生成や使用はリポジトリで追跡され、通常はソフトウェア開発プログラムやビジネス イニシアティブなどを表すリポジトリ プロジェクトで発生します。送信するプロジェクトにリポジトリ プロジェクトが関連付けられている場合は、このリポジトリ プロジェクトがデフォルトで表示されます。それ以外の場合は、ワークスペースのデフォルト (存在する場合) が表示されます。デフォルトのリポジトリ プロジェクト名は最初の送信用に変更することができます。新しい名前は現在のプロジェクト用としてのみ保存され、ワークスペース名には影響しません。
    • [Comments for Registrar] - 必要に応じて、現在のプロジェクトに関する情報を Oracle Enterprise Repository レジストラに提供します。これらのコメントは、Asset Editor の [Administration] タブの [Audit Log] 要素を使用してレジストラで確認できます。ログ エントリの名前は「Submission Comment Added」になります。
    • 注意 : [Model Name]、[Version]、および [Namespace] の各フィールドは、最初の送信時に使用される値を反映し、プロジェクトの再送信時に編集することはできません。詳細については、「既存のモデルの再送信」を参照してください。
  4. [Artifact Store] 領域で、次の操作を行います。
    • [Artifact Store] 領域には、送信されるアセットが関連付けられるコンフィグレーション済みの Artifact Store の名前が表示されます。Artifact Store には、Oracle Enterprise Repository のアセットに関連するファイルが格納されます。Artifact Store は、Oracle Enterprise Repository コンソールで管理者によってコンフィグレーションされます。また、Artifact Store に関する追加の情報が [Details] ボックスに表示される場合もあります。
    • [Project Path] ボックスに、送信されるアセットが関連付けられているプロジェクト パスの名前を入力します。[Project Path] は、Eclipse プロジェクト レベルで定義され、Artifact Store の [Path] 属性に関連します。
  5. [Finish] をクリックして送信を完了します。

外部サービス参照の解決

未解決の外部サービス参照がプロジェクトに含まれている場合は、プロジェクトを Oracle Enterprise Repository に送信する前に、それらを解決することができます。ただし、これは必須ではありません。

  1. 未解決の外部サービス参照を含むプロジェクトを送信すると、図 4-2 に示すようなダイアログ ボックスが自動的に表示されます。このダイアログ ボックスには、未解決の参照の一致候補が示されます。
  2. 図 4-2 Oracle Enterprise Repository へのアセットの送信 - 外部サービス参照の解決


    Oracle Enterprise Repository へのアセットの送信 - 外部サービス参照の解決

  3. 未解決の外部参照を、ダイアログ ボックスに表示されている一致候補のサービスに対応付けます。
    • [External Service References] - Oracle Enterprise Repository に送信されるプロジェクトに関連付けられている未解決の外部サービス参照のリストが表示されます。サービス参照が選択されると、[Potential Service Matches] のリストが更新されます。また、このボックスには、現在解決済みの一致項目 (存在する場合) の名前も中括弧 ({}) に囲まれて表示されます。
    • [Potential Service Matches] - 選択された外部サービス参照の一致候補のすべてのサービスが表示されます。また、各項目の上にポインタを置くと、一致の割合の値が表示されます。当然、この割合が高いほど、一致する可能性が高くなります。一致候補が選択されると、そのサービスの詳細が [Details] セクションに表示されます。
    • [Match] - [Match] ボタンを選択すると、選択された一致候補が選択された外部サービス参照に関連付けられます。また、選択された外部サービス参照のラベルも更新され、名前が中括弧 ({}) に囲まれて表示されます。
  4. [Finish] をクリックしてサービス参照を解決します。

Oracle Enterprise Repository へのモデルの送信のガイドライン

以下のガイドラインは、アセンブリ モデルを Oracle Enterprise Repository に送信する場合に適用されます。

アセット命名アルゴリズム

アセンブリ モデルの送信時に、既存の Oracle Enterprise Repository の未削除のアセットに対するアセットの名前とバージョンの衝突が発生すると、assetname-1assetname-2assetname-3 のようにダッシュと数字を付加して名前が追加されます。名前の一部を削除する必要がある場合 (アセット名として使用可能なすべての文字が名前で使用されている場合など) は、名前の変更ができるように、名前の末尾が削除されます。

生成プロジェクト

アセンブリ モデルとして送信されるプロジェクトには、生成プロジェクトへの参照が含まれます。生成プロジェクトは、インポート バンドル内のすべてのアセットに適用されますが、実際には付加的なものです。バンドル内のアセットが Oracle Enterprise Repository にすでに存在し、生成プロジェクトが適用されている場合、既存の生成プロジェクトはそのまま残され、新しい生成プロジェクトがアセットに追加されます。

重複する WSDL のサポート

Eclipse 用の Oracle Enterprise Repository プラグインを使用してインポートされる WSDL を、Oracle Enterprise Repository Import/Export ツールで後から直接インポートすることはできません。Import/Export ツールを使用してそのような WSDL をインポートしようとすると失敗し、次の「Unsupported WSDL」エラー メッセージが送出されます。

Error [10,001]: Unsupported WSDL - Specified WSDL can be imported only using ALSync tool as previous version of this WSDL was imported via ALSync.?

既存のモデルの再送信

モデルを最初に送信する場合、モデルの各フィールドは、最初の送信時に使用される値を反映し、プロジェクトの再送信時に編集することはできません。これは、各フィールドがアセンブリ モデルのアセットをユニークに識別するためであり、これらのフィールドを変更すると、既存のモデルが更新されるのではなく、新しいモデルが作成されます。

モデルの各フィールドを変更できるのは、再送信時にエラーが発生 (名前の衝突など) したり、モデルがロックされたりして、新しいモデル名、バージョン、ネームスペースの入力が必要になる場合のみです。モデルは、以下の 2 つの状況でロックされることがあります。

モデルの再送信時に、上記のいずれかの状況が Oracle Enterprise Repository で検出されると、メッセージが表示され、ユーザは [Model Namespace]、[Model Name]、[Model Version] の各フィールドの一部またはすべてを変更できます。その後、ユーザはモデルの送信を続行できますが、送信されるモデルは新しいモデルになり、元のモデルは上書きされません (モデルがロックされるため)。

 


Oracle Enterprise Repository への Eclipse プロジェクト ファイルの送信

Eclipse プロジェクトを右クリックし、ショートカット メニューの [Submit to Oracle Enterprise Repository] を選択すると、Oracle Workshop for WebLogic プラグインでは、Oracle Enterprise Repository との接続が確立されているかどうかを最初に確認します。接続が確立されていない場合は、[Connect to Enterprise Repository] ウィザードが起動され、接続が確立されます。

接続が確立されると、Oracle Enterprise Repository プラグインでは、関連付けられたプロジェクトをアセンブリ モデルとして (「リポジトリへのアセンブリ モデルの送信」を参照)、またはアーカイブ ファイルとして送信できるかどうかを判断します。Oracle Enterprise Repository プロジェクトの場合は、[Submit Project Files] ウィザードを使用すると、既存のアーカイブを選択し、Oracle Enterprise Repository に送信するアセットで更新できます。

  1. Eclipse プロジェクトを右クリックし、ショートカット メニューの [Submit to Oracle Enterprise Repository] を選択します。
  2. [Archive Name] フィールドで、既存のプロジェクト アーカイブのパスを入力するか、省略記号ボタンを使用してアーカイブを参照します。新しいアーカイブ ファイルを作成することもできます。既存のファイルが選択されると、その完全修飾パスが [Archive Name] テキスト フィールドに挿入されます。有効なプロジェクト アーカイブの拡張子は .zip にする必要があります。
  3. 既存のアーカイブを選択する場合は、[OK] をクリックして、選択されたプロジェクト アーカイブの上書きを許可します。
  4. 図 4-3 プロジェクト ファイルの送信 - アーカイブ名の選択


    プロジェクト ファイルの送信 - アーカイブ名の選択

  5. 作成されたプロジェクト フォルダ構造を使用して、Oracle Enterprise Repository に送信するファイルを少なくとも 1 つプロジェクトから選択します。
  6. 必要に応じて、[Select Types] ボタンをクリックし、アーカイブに含める特定のファイル タイプを選択するダイアログ ボックスを開くことができます。
  7. アーカイブに含めるファイルを選択したら、[Next] をクリックします。プロジェクトから選択されたすべてのアーティファクトがアーカイブ ファイルに格納されます。
  8. アーカイブ ファイルとそのコンテンツが指定されたら、アセット送信データ (バージョン番号、送信されるアセットの種類、説明、関連コメントなど) を入力できます。
  9. 図 4-4 プロジェクト ファイルの送信 - 送信データの入力


    プロジェクト ファイルの送信 - 送信データの入力

  10. [Finish] をクリックします。
  11. 確認ウィンドウの [OK] をクリックして送信プロセスを完了します。

プロジェクトは、Oracle Enterprise Repository Asset Editor のファイル ツリーにある [Submitted - Pending Review] フォルダにアセットとして表示されます。Oracle Enterprise Repository ビューの [Results] ペインのデータを更新して、状態が [Pending Review] のアセットを表示することもできます。また、アセットをクリックして詳細を表示することもできます。詳細については、「[Results] ペイン」を参照してください。

 


アーカイブされたアセットの送信

[Archive Submission] ウィザードでは、AquaLogic Enterprise Repository 2.x 以前の従来の機能がサポートされます。このウィザードを使用すると、アセットのアーカイブ ZIP ファイルを作成することにより、単一ペイロードまたは複合ペイロードのアセットを Oracle Enterprise Repository に送信できます。

Oracle Enterprise Repository に送信するアーカイブを作成するには、次の手順に従います。

  1. アーカイブの作成対象のアセットを含むプロジェクトを選択します。
  2. 以下のいずれかの方法で [Export] ダイアログ ボックスを開きます。
    • 目的のプロジェクトを右クリックし、コンテキスト メニューの [Export] を選択します。
    • メインの [File] メニューから [Export] を選択します。
  3. [Export] ダイアログ ボックスで、[Oracle Enterprise Repository] フォルダを開き、[Build Archive Submission] オプションを選択します。
  4. 図 4-5 ファイル アーカイブの作成 - ファイルの選択


    ファイル アーカイブの作成 - ファイルの選択

  5. [Build File Archive - File Selection] ダイアログ ボックスで、次の操作を行います。
    1. アーカイブ名を入力します。この場合、ローカル ファイル ストアの既存のアーカイブを選択するか、または新しいアーカイブを作成します。どちらの場合でも、アーカイブの拡張子は .zip にする必要があります。
    2. ファイル カテゴリ ボタンを使用してファイルを選択し、アーカイブ ファイルに割り当てます。
    3. [Next] をクリックします。
    4. 図 4-6 ファイル アーカイブの作成 - 送信データの入力


      ファイル アーカイブの作成 - 送信データの入力

  6. [Enter Submit Data] ダイアログ ボックスで、アセットに関する適切な情報を入力します。
  7. [Finish] をクリックします。
  8. [OK] をクリックして Oracle Enterprise Repository への送信を確認します。

アセットは、インストール済みのレジストリにアップロードされ、Oracle Enterprise Repository の Asset Editor のファイル ツリーにある [Submitted - Pending Review] フォルダに表示されます。Oracle Enterprise Repository ビューの [Results] ペインのデータを更新して、状態が [Pending Review] のアセットを表示することもできます。また、アセットをクリックして詳細を表示することもできます。詳細については、「[Results] ペイン」を参照してください。


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