WebCenter Ensemble 10.3.0 - 2008 年 11 月リリース
このリリース ノートでは、WebCenter Ensemble 10g のすべてのリリース (ホット フィクスおよびメンテナンス パックを含む) について説明しています。特定のリリースに関する情報については、当該リリース ノートの該当する節を参照してください。
リリース ノートはリリース日以降も不定期に更新される場合があります。最新のリリース ノートについては、http://download.oracle.com/docs/cd/E13158_01/ensemble/docs103/index.html を参照してください。
WebCenter Ensemble は、UI の「ウィジェット化」によりポータル環境を補完するリバース プロキシです。これにより、ポータルでより多くのコンテンツを消費したり、非ポータル アプリケーションでポータル コンテンツを使用することができます。WebCenter Ensemble には以下の特徴があります。
- Web インジェクション : ページレットを、ページのソースを変更せずにプロキシされるページに注入できるようになりました。マークアップはすべて、プロキシを通過する際に変更できるため、スタイルの変更、スクリプトの追加、コンテンツの削除などが可能です。
- JavaScript インジェクション : ページレットは、対象ページに JavaScript 呼び出しを追加することによって非プロキシ ページにも注入できるようになりました。
- スタンドアロン モード : Ensemble は WebCenter Interaction を補完するものとして実行したり、ユーザ ストアとして LDAP や Active Directory サーバを使用することができます。Ensemble で WebCenter Interaction を必要とすることはなくなりました。
- 軽量クリッピング : 新しいビジュアル クリッパーを使用すると、HTML ページの要素をクリップすることができます。
- SPNEGO リソース認証 : Ensemble では SPNEGO トークンが生成されるため、SPNEGO で保護されたリソースを最初のログインのみで Ensemble の背後で使用できます。
- SSO トークン転送。
- リソースおよびページレット情報への REST アクセス。
- 認証ボールト プロバイダをカスタマイズできる Java インタフェース。
- 改善された認証情報のマッピング UI。
- リソースおよびページレットのコンフィグレーションの移行。
- Solaris および Linux のサポート。
- BEA ライセンス フレームワークの完全撤廃。このバージョンの機能を有効化するために、ライセンス キーを取得したり使用する必要はありません。
サポートされるオペレーティング システム、アプリケーション サーバ、データベース、ブラウザの最新情報については、one.bea.com/support にある Product Center の [Interoperability] ページを参照してください。
WebCenter Ensemble 10.3.0 は、リリース時点で次のものをサポートしています。
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オペレーティング システム : Oracle Enterprise Linux 5.2、Windows 2003 SP2、Solaris 9 および 10 (SPARC)、RedHat Linux 4 Update 3 および 5.2、SUSE Linux 9 および 10
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データベース : Oracle 9i (9.2.0.7)、RAC を含む Oracle 10g (10.1.0.3 以降)、RAC を含む Oracle 10g R2 (10.2.0.1 以降)、RAC を含む Oracle 11g (11.1.0.6 以降)*、MS SQLServer 2000 SP4、MS SQLServer 2005、MS SQLServer 2005 SP2
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ブラウザ : Internet Explorer 6.0 および 7.0 (Windows Vista を含む)、Firefox 2.0 以降および 3.0 以降、Safari 2.0 以降
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アプリケーション サーバ : 該当なし
* Oracle 11g データベースでは、init$ORACLE_SID.ora ファイルの最後にパラメータ _optimizer_group_by_placement=false を追加する必要があります。
サポートされている Oracle 製品の最新情報については、one.bea.com/support にある Product Center の [Interoperability] ページを参照してください。
WebCenter Ensemble 10gR3 は、リリース時点で次のものをサポートしています。
- WebCenter Interaction : AquaLogic Interaction 6.1、6.1 MP1、6.1 MP2、WebCenter Interaction 10.3.0
- WebCenter Analytics : AquaLogic Analytics 2.5、WebCenter Analytics 10.3.0
- AquaLogic Pathways 1.5
注意 : WebCenter Ensemble では、デプロイメント プラットフォームに関係なく上記の製品をサポートしています。
Ensemble 1.x から 10.3.0 へのアップグレードはサポートされていません。
以下の製品ドキュメントは、http://download.oracle.com/docs/cd/E13158_01/ensemble/docs103/index.html から入手できます。
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ドキュメント |
ドキュメントの説明 |
インストール ガイド
| WebCenter Ensemble のコンポーネントのインストール方法に関する説明。 |
管理者用ガイド |
WebCenter Ensemble の使用方法および管理方法に関する説明。 |
オンライン ヘルプ |
WebCenter Ensemble と共に提供される管理コンソールの使用方法に関する説明。 |
コンフィグレーション ワークシート
| さまざまな WebCenter Ensemble コンポーネントのインストールおよびコンフィグレーションに必要な情報を収集する際に印刷して参照可能。 |
- Ensemble インストーラを実行する前に AquaLogic の Windows サービスを実行している場合、致命的でない 2 つのエラーが発生する場合があります。これらのエラーは、ログ ファイルにおいて、wrapper.exe および wrapper.dll を置換するエラーとして表示されます。「プロセスはファイルにアクセスできません。別のプロセスが使用中です。」というエラー メッセージが表示されます。置換される 2 つのファイルが AquaLogic の以前のリリースから変更されていないため、これらのエラーは無視できます。今後、これらのエラーが発生しないようにするには、Ensemble インストーラを実行する前に、名前が「BEA AL」で始まるすべての Windows サービスを停止するようにしてください。(問題 #61647)
- 管理コンソールにログインできるのは、ASCII のユーザ名およびパスワードを所有するユーザのみです。(問題 #62650)
- フォーム ベースの自動ログインに対して認証ボールトの取得が機能しない場合、コンフィグレーションの [Action URL] が絶対パスであることを確認してください。(問題 #62688)
- 認証ボールト、名前付きフォーム、およびアクション URL でフォームの自動ログインを使用する場合、フォームとアクションの URL が認証を取得するために一致する必要があります。(問題 #62846)
- 1 回の操作で削除できるリソースは 1 つのみです。複数のリソースを削除するとエラーが発生します。(問題 #63160)
- Ensemble は、空白が含まれるディレクトリ パスにはインストールできません。(問題 #59328)
- Ensemble は、Pages または Pathways がインストールされているディレクトリにはインストールできません。(問題 #69989)
- Ensemble のデータベース テーブルは、管理コンソールまたはプロキシが最初に起動する際に作成および供給されます。最初にこれらのサービスのいずれかを起動する前に、コンフィグレーションを完了する必要があるという警告がインストーラによって明示されます。しかし、何らかの理由でコンフィグレーションが正しくないか不完全である場合に、これらのサービスが正常に起動すると、最初の起動時に作成される初期データが正確なものにならない場合があります。この場合、管理 UI で初期データを手動で再調査し、修正する必要があります。今後のリリースでは、SQL スクリプトを使用したデータベースのインストールを選択できるようにする予定です。(問題 #60957)
- Ensemble プロキシ サーバのコンフィグレーションと Ensemble プロキシ アプリケーションの設定は、これらが自動的に同期するようインストール要件通りに一致する必要があります。(問題 #63237)
- ALI 6.1 MP1 は Ensemble をインストールする前にインストールしておく必要があります。逆の順序でインストールすると、インストール後にコンフィグレーション マネージャが起動しません。(問題 #63585)
- Ensemble の評価版には、サンプルのユーザ、リソース、およびページレットが含まれています。セキュリティ上の理由から、実稼動環境で Ensemble を使用する前に、すべてのサンプル データを削除することをお勧めします。(問題 #69783)
- Ensemble が依存するディレクトリ サーバを変更する場合、新しい ALUI セキュリティ データベースをスクリプトで作成しておく必要があります。また、新しいデータベースは、コンフィグレーション マネージャの [Ensemble|ALUI Security Database] セクションで識別する必要があります。ALUI セキュリティ データベースの作成スクリプトは、ensembleadminui/
<version>/sql ディレクトリにあります。手順は Ensemble のインストール ガイドを参照してください。(問題 #69979)
- 評価版では、管理 UI が起動しない場合があります。この場合は、\settings\configuration.xml を開き、「aluisecurity:StoreServiceProperties」要素を見つけて、「database-connection:dbhost」の値を localhost に変更します。その後で管理 UI サービスを再起動してください。(問題 #69965)
- ページレットの名前とページレット ライブラリの名前に含めることができるのは ASCII 文字のみです。(問題 #70114)
- Web インジェクタは既存のインジェクタを含めたり「ネスト」することができますが、インジェクタ同士でネストすることはできません。このようにコンフィグレーションしたインジェクタは、そのネストを解除するまで削除できません。(問題 #69183)
- [Basic Credential Mapping] 画面でタブ操作している管理者が、静的フィールドのパスワード エントリでマスクされずに表示されます。(問題 #63115)
- リソースを削除できるのは Ensemble の管理者のみです。管理コンソールには管理者以外のユーザにも削除オプションが表示される場合がありますが、その削除は実行されません。(問題 #61194)
- 変更が行なわれていない場合でも、変更が失われるという警告が表示される場合があります。これは、テキスト フィールドの値をコピーした場合に発生します。この場合の警告は無視してください。(問題 #61700)
- リソースに、基本認証用の認証情報のマッピング設定が含まれている場合に、ユーザがフォーム ベースの認証情報のマッピングを代わりにコンフィグレーションするには、基本認証設定を最初に削除する必要があります。(問題 #62264)
- Ensemble 管理コンソールの wrapper.log に、NotSerializableException が記録される場合があります。これらの例外は特に問題ありません。(問題 #62154)
- Ensemble サーバのシステム クロックが正しくない場合、認証ボールト ソースでクッキーを設定できない場合があります。(問題 #63051)
- Ensemble プロキシは現在、ブラウザにクッキーを転送しません。代わりに、クッキーはプロキシ サーバに格納されます。このため、クライアントサイドの JavaScript はクッキーを扱うことができません。(問題 #56130)
- キャッシュ メカニズムの ehcache では、更新されたルールに関するピアからのメッセージを逃す場合があります。この問題は、キャッシュでのオブジェクトの有効期限が切れる (最大 10 分) 際に解決されます。すぐに変更を反映させる必要がある場合は、プロキシ サーバを再起動する必要があります。(問題 #60867)
- ページレットの注入では、消費するページのタイムスタンプは変更されません。したがって、注入物に対する変更がすぐに表示されない場合があります。変更をすぐに表示するには、ブラウザを更新します。(問題 #67667)
- WebCenter Interaction は Ensemble を介してプロキシされません。(問題 #61234)
- [Proxy Authentication] リストで現在指定されているどの認証レベルよりも高い認証レベルが、最低認証レベルとしてリソースで使用されている場合、エラーが送出されます。最高のコンフィグレーション レベル以下のレベルのみを使用してください。(問題 #61878)
- WebCenter Services をリソースとして登録する際、外部 URL はサービス プロバイダのルートと一致する必要があります。たとえば、http://<host:port>/serviceprovider/ で実行されているサービス プロバイダは、外部 URL /serviceprovider/ を使用して登録する必要があります。(問題 #69871)
- Ensemble インストーラでインストールされる各サービス (Ensemble 管理 UI、Ensemble プロキシ、ログイン サーバ) には、対応するディレクトリがファイル システムに存在します。各サービスのディレクトリには、
wrapper.conf が格納されている <version>\settings\conf フォルダがあります。wrapper.conf は、JVM がサービスを実行する環境を制御します。最適なパフォーマンスを確保するには、wrapper.java.initmemory および wrapper.java.maxmemory を、現在のデプロイメント環境に合わせてカスタマイズする必要があります。以下に一般的な値を示します。
開発または評価環境
| サービス名 |
wrapper.java.initmemory |
wrapper.java.maxmemory |
| プロキシ |
256 |
384 |
| ログイン サーバ |
32 |
64 |
| 管理 UI |
128 |
384 |
中規模デプロイメント環境 (サイジング情報を参照)
| サービス名 |
wrapper.java.initmemory |
wrapper.java.maxmemory |
| プロキシ |
384 |
512 |
| ログイン サーバ |
32 |
64 |
| 管理 UI |
256 |
512 |
大規模デプロイメント環境 (サイジング情報を参照)
| サービス名 |
wrapper.java.initmemory |
wrapper.java.maxmemory |
| プロキシ |
384 |
1024 |
| ログイン サーバ |
64 |
128 |
| 管理 UI |
256 |
512 |
選択したすべての最大サイズの合計に十分に対応できる物理メモリ容量がマシンにあり、かつ、その他のサービスおよびオペレーティング システム用に十分な物理メモリ容量を残しておく必要があります。十分な基底の物理メモリ容量を確保せずに大きすぎる最大サイズを設定すると、ページングが発生し、パフォーマンスが大幅に低下する可能性があります。上記の表には、さらに徹底してサイジングの見積もりを実施する前の、概算用の標準値を示しています。(問題 #62102)
- foreach および collectionlength アダプティブ タグによって、コレクションが null の場合に例外が発生します。開発者は、これらのタグでコレクションを使用する前に、null でないことを最初に確認する必要があります。(問題 #62536)