WebLogic Portal 10.0 へのアップグレード

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WebLogic Portal 10.3 へのアップグレード

この章では、WebLogic Portal 製品を 10.3 にアップグレードする場合に関連するアップグレード タスクについて説明します。

この章の内容は以下のとおりです。

 


始める前に

8.1、9.2、10.0 および 10.2 のポータルアプリケーションから WebLogic Portal 10.3 に直接アップグレードできます。以前のバージョンから WebLogic Portal 8.1 にアップグレードする場合は、『WebLogic Portal 8.1 へのアップグレード』を参照してください。

アップグレード中のデータベース変更

WebLogic アップグレード ウィザードでは、データベース スクリプトを実行して WebLogic Portal 10.3 のデータベース テーブルを追加および変更します。アップグレード ウィザードを実行してデータベース アップグレード タスクを行う前に、WebLogic Portal データベースをすべてバックアップしておく必要があります。

注意 : Oracle 8.1.7 (DBMS バージョンおよびドライバ) はサポートされなくなりました。WebLogic 10.3 にアップグレードする前に、ベンダの指示に従って Oracle 9i または 10G にアップグレードしておいてください。

WebLogic Portal 8.1 でサポートされるのは、Oracle Thin ドライバのみです。weblogic.jdbcx.oracle.OracleDataSource または weblogic.jdbc.oracle.OracleDriver ドライバでコンフィグレーションされた WebLogic Portal 8.1 ドメインはサポートされません。このドメインは正しくアップグレードされますが、サーバの起動時に次のエラーが発生します。

<Warning> <JDBC> <BEA-001129> <Received exception while creating connection for pool "portalDataSourceAlwaysXA": Invalid Oracle URL specified>
<Error> <Deployer> <BEA-149205> <Failed to initialize the application
'portalDataSourceAlwaysXA' due to error weblogic.application.ModuleException: - with nested exception:
[weblogic.common.ResourceException: Invalid Oracle URL specified]

10.3 アップグレード ウィザードを実行すると、デフォルトで次の 2 つのデータベースが自動的にアップグレードされます。

データベースのアップグレードを後から手動で行うようにすることもできます。非推奨のデータベース オブジェクトの削除、個別の行動追跡データベースのアップグレード、個別のコンテンツ管理データベースのアップグレードなどの特定のデータベース アップグレード タスクを実行するためには、手動でデータベースのアップグレードを行う必要があります。

データベース アップグレード タスクを手動で行う方法の詳細については、「手動によるデータベース アップグレード タスクの実行」を参照してください。

DDL ファイル

表 2-1 は、WebLogic Portal 8.1 から 9.2 へのデータベース アップグレードのためのデータ定義言語 (DDL) を含む .SQL ファイルを示しています。

表 2-1 8.1 から 9.2 へのアップグレードのための DDL を含むファイル
ディレクトリ名
ファイル名
<WLPORTAL_HOME>/p13n/db/<DBMS>
p13n9_create.tables.sql
 
p13n9_create.indexes.sql
 
upgrade_fromdbmsauth_towlssqlauth.sql (DBMS 認証プロバイダについてドメインがコンフィグレーションされている場合)
 
dep9_drop_tables.sql (手動アップグレードのみ)
<WLPORTAL_HOME>/content-mgmt/db/<DBMS>
cm9_create_tables.sql
 
cm9_create_indexes.sql
 
cm9_create_fkeys.sql
 
cm9_create_triggers.sql
 
cmv9_create_tables.sql
 
cmv9_create_indexes.sql
<WLPORTAL_HOME>/portal/db/<DBMS>
pf9_create_tables.sql
 
pf9_create_fkeys.sql
 
pf9_create_views.sql
 
comm_create_tables.sql
 
comm_create_fkeys.sql
 
comm_create_indexes.sql
 
comm_create_views.sql
 
comm_create_triggers.sql
 
dep9_drop_tables.sql (手動アップグレードのみ)

表 2-2 は、WebLogic Portal 9.2 から 10.0 へのデータベース アップグレードのための DDL を含む .SQL ファイルを示しています。

表 2-2 9.2 から 10.0 へのアップグレードのための DDL を含むファイル
ディレクトリ名
ファイル名
<WLPORTAL_HOME>/portal/db/<DBMS>
pf10_create_tables.sql
<WLPORTAL_HOME>/content-mgmt/db/<DBMS>
cm10_create_tables.sql
 
cmv10_create_tables.sql

.

表 2-3  10.0、10.2 から 10.3 へのアップグレードのための DDL を含むファイル
ディレクトリ名
ファイル名
<WLPORTAL_HOME>/p13n/db/<DBMS>
p13n102_create.tables.sql
p13n102_drop.tables.sql
p13n103_create_tables.sql
<WLPORTAL_HOME>/portal/db/<DBMS>
pf102_create_tables.sql
pf102_drop_tables.sql
<WLPORTAL_HOME>/content-mgmt/db/<DBMS>
cmv102_create_tables.sql

アプリケーションとデータのバックアップ

アプリケーション環境をアップグレードする前に、ドメイン、外部アプリケーション、およびアプリケーション データベース リソースを個別のプロセスで手動によりバックアップしておく必要があります。ドメインのすべてのマシンの関連情報をバックアップしてください。ウィザードでは、ドメインのディレクトリのみがバックアップされ、ファイルのパーミッションは保持されません。

不要なデータベース オブジェクトの削除

未使用および非推奨の WebLogic Commerce Services データベース オブジェクトを含む既存のデータベース(Portal 10.3 の以前の任意のデータベース)をクリーンアップできます。

オブジェクトをデータベースから削除するには、次のスクリプトを実行します。

 


WebLogic Portal 10.3 へのアップグレード

アップグレード手順では、ポータル ドメインおよびポータル アプリケーションをアップグレードする必要があります。WebLogic Portal の 9.2、9.2 MP1、10.0、10.0 MP1 および 10.2 バージョンからのアップグレードがサポートされています。

この節では、次のトピックについて説明します。

ポータル ドメインのアップグレード

この節では、WebLogic Portal のデータベースおよびメタデータ ファイルのアップグレードの手順について説明します。

ポータル アプリケーションのアップグレードを準備するときに、[ヘルプ|ヘルプ目次|Oracle Workshop for WebLogic ユーザーズガイド|Workshop for WebLogic 10.x へのアップグレード] をクリックして、使用可能な Workshop for WebLogic のアップグレードドキュメントを参照してください。Workshop for WebLogic のドキュメントにはインポート ウィザードを使用する場合の手順、アップグレード プロセス中に起こることの詳細、およびアップグレード タスクの前後に必要な手動のタスクが記載されています。

ポータル ドメインをアップグレードするには、以下の手順を実行します。

  1. WebLogic ドメインを実行中でないことを確認します。
  2. ポータル アプリケーションをアップグレードする前に、WebLogic アップグレード ウィザードを使用してポータル ドメインをアップグレードします。グラフィカル モードで WebLogic アップグレード ウィザードを起動し、Windows プラットフォームで WebLogic ドメインをアップグレードするには、次のいずれかを実行します。
    • <WLPORTAL_HOME>\common\bin ディレクトリで upgrade.cmd を実行します。
注意 : [スタートすべてのプログラムOracle ProductsWebLogic Server 10.x|Domain Upgrade Wizard] メニュー オプションは使用不可。これにより WebLogic Server ドメイン アップグレード ウィザードが開かれます。
注意 : WebLogic アップグレード ウィザードの詳細は、『WebLogic のアプリケーション環境のアップグレード』に記載されています。

ウィザードでは、ポータル、コンテンツ管理、およびパーソナライゼーション データベースのデータをアップグレードします。オプションで、バージョン 8.1 RDBMSAuthenticator を WebLogic 10.3 SQLAuthenticator にアップグレードします。ユーザ ストアのアップグレードの詳細については、「セキュリティ」を参照してください。

  1. WebLogic Portal 環境に影響する機能の変更」を読みます。
  2. 必要に応じて、『プロダクション業務ガイド』で説明しているように、個々のアプリケーションをアップグレードします。
ヒント : 起動スクリプトのドメインの設定方法をカスタマイズした場合は、WebLogic Portal 10.3 の起動スクリプトの実行時にその変更内容が上書きされます。起動スクリプト (および setDomainEnv.cmd/sh) を変更した場合は、その内容を手動でコピーして、アップグレードしたドメインに保持しておく必要があります。

Portal 9.2、10.0 および 10.2 から 10.3 へのアップグレード

WebLogic Portal 9.2、9.2 MP1、10.0、10.0 MP1 または 10.2 アプリケーションは 10.3 にアップグレードできます。WebLogic Portal 10.3 でも WebLogic Portal API は存続しています ( 10.0 で非推奨になった Commerce API を除く)。データベースおよびファイル ベースの資産の中核的なフォーマットも大半は変更ありません。このタイプのアップグレードの概要については、「Portal 9.2、10.0、10.2 から 10.3 へのアップグレードの概要」を参照してください。

アップグレード プロセスを実行すると、WebLogic Portal アプリケーションとリソースが WebLogic Portal 10.3 にアップグレードされます。9.2、10.0 および 10.2 のアップグレードは、Workshop for WebLogic Eclipse プロジェクト フォルダで実行されます。Portal 10.3 にアップグレードした後、前のポータルバージョンに戻ることはできません。

以下のいずれかのアップグレード方法を選択して Portal 9.2、10.0 または 10.2 のアプリケーションを 10.3 にアップグレードします。

ヒント : アップグレードされたアプリケーションで、新規もしくは、アップグレードされた10.3 ドメインを指定できます。

9.2、10.0 または 10.2 アプリケーションを 10.3 に アップグレードするには、以下の手順を実行します。

  1. すべてのビルド エラーを解決するために Workshop for WebLogic で、[プロジェクト|自動的にビルド] が有効に設定されていることを確認します。このオプションはデフォルトでは有効になっています。
  2. WebLogic アップグレード ウィザードを使用してドメインをアップグレードします。詳細については、「ポータル ドメインのアップグレード」を参照してください。
  3. 既存の WebLogic Portal 9.2 および 10.0 アプリケーションをアップグレードするには、Workshop for WebLogic で次のいずれかの手順を実行します。
    1. Workshop for WebLogic でワークスペースとして既存のポータル アプリケーションを開きます。[ファイル|ワークスペースの切り替え] を選択して、既存のワークスペースを検索し [OK] をクリックします。Workshop for WebLogic を起動する時、ワークスペース ランチャーで既存のポータル アプリケーションが選択され、[OK] をクリックします。
    2. ヒント : ワークスペースとして既存のポータルア プリケーションを開くには、ワークスペースとアプリケーションが同じマシンで作成され、アクセスされていることを確認します。プロジェクト ディレクトリは転送されていないプリファレンスを格納します。
    3. Workshop for WebLogic で展開された 9.2 または 10.0 のプロジェクトをインポートするには、[ファイル|インポート|全般|既存プロジェクトをワークスペースへ] を選択して、[次へ] をクリックします。[ルート ディレクトリの選択] をクリックして、プロジェクトのディレクトリを参照し、[終了] をクリックします。次に表示されるダイアログ ボックスで、もう一度 [終了] をクリックしてアップグレードを完了します。
    4. Workshop for WebLogic でアーカイブ済みの 9.2 または 10.0 プロジェクト ファイル ([.ZIP] ファイルなど) をインポートするには、[ファイル|全般|既存プロジェクトをワークスペースへ] を選択して、[次へ] をクリックします。[アーカイブ ファイルの選択] をクリックし、アーカイブ ファイルを参照し [終了] をクリックします。次に表示されるダイアログ ボックスで、もう一度 [終了] をクリックしてアップグレードを完了します。

ポータル 8.1 から 10.3 へのアップグレード

WebLogic Portal では、8.1 SP4、SP5、および SP6 アプリケーションを直接 10.3 にアップグレードできます。WebLogic Portal 10.3 でもほとんどの WebLogic Portal API は存続しています ( 10.0 で非推奨になった Commerce API を除く)。データベースおよびファイル ベースの資産の中核的なフォーマットも大半は変更ありません。変更点については、新しいフォーマットにアップグレードするため、また必要に応じて手動での変更を行うためのツールが用意されています。このタイプのアップグレードの概要については、「Portal 8.1 から 10.3 へのアップグレードの概要」を参照してください。

アップグレード プロセスを実行すると、WebLogic Portal 8.1 のポータル アプリケーションとリソースが WebLogic Portal 10.3 にアップグレードされます。8.1 から 10.3 へのアップグレードは、[.work] ファイルで実行されます。WebLogic Portal 8.1 から 10.3 にアップグレードすると、PointBase データベースもアップグレードされます。

アップグレード プロセスのおおまかな手順は以下のとおりです。

  1. WebLogic アップグレード ウィザードを使用してドメインをアップグレードします。詳細については、「ポータル ドメインのアップグレード」を参照してください。
  2. 既存の WebLogic Portal 8.1 SP4、SP5、および SP6 アプリケーションが WebLogic Portal 10.3 で実行されるようにアップグレードします。これは Workshop for WebLogic にあるインポート ユーティリティを使用して自動的に実行できます。8.1 アプリケーションのインポートの詳細について、「WebLogic Portal 8.1 プロジェクトの WebLogic Portal 10.3 へのアップグレード」を参照してください。
ヒント : 起動スクリプトのドメインの設定方法をカスタマイズした場合は、WebLogic Portal 10.3 の起動スクリプトの実行時にその変更内容が上書きされます。

 


WebLogic Portal 10.3 における機能の変更

WebLogic Portal 環境に影響する機能の変更」で説明している機能の変更を確認してください。ご使用の環境で手動アップグレード タスクが必要な場合は、手順に従ってタスクを実行します。


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