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この節では、Oracle WebLogic Portal を 10.3 にアップグレードするための方法と手順の概要を説明します。以下の WebLogic Portal アプリケーションから Portal 10.3 へ直接アップグレードできます。
WebLogic Portal 8.1 を 9.2 にアップグレードして、9.2 から 10.0 または 10.2 にアップグレードしてから、10.0 または 10.2 から 10.3 にアップグレードする必要はありません。
WebLogic Portal アップグレードに関するタスクの一部は、WebLogic アップグレード ウィザードを実行して行います。WebLogic アップグレード ウィザードについては、「WebLogic のアプリケーション環境のアップグレード」で説明します。
ここで説明するさまざまな作業を明確にするために、用語について簡単に説明します。
WebLogic Portal 9.2、9.2 MP1、10.0、10.0 MP1、および 10.2 アプリケーションを 10.3 にアップグレードできます。アップグレード プロセスでは、WebLogic Portal ドメインとアプリケーションをアップグレードします。アプリケーションをアップグレードする前に、WebLogic アップグレード ウィザードを使用してポータル ドメインをアップグレードします。アップグレード手順は、「WebLogic Portal 10.3 へのアップグレード」で説明されます。
WebLogic Portal 10.3 でも WebLogic Portal API は存続しています (10.0 で非推奨になった Commerce API を除く)。データベースおよびファイル ベースの資産の中核的なフォーマットも大半は変更ありません。変更点については、新しいフォーマットにアップグレードするため、また必要に応じて手動での変更を行うためのツールが用意されています。
9.2、10.0 および 10.2 アップグレードは、.project ファイルで実行されます。ポータル 10.3 にアップグレードした後、前のポータル バージョンに戻ることはできません。WebLogic Portal 9.2、10.0 または 10.2 から 10.3 にアップグレードする場合は、PointBase データベース バージョンがすでにアップグレード済みです。
Portal 9.2 または 10.0/10.2 アプリケーションを Portal 10.3 にアップグレードするために、次のいずれかのメソッドを選択します。
| ヒント : | 既存の EAR アプリケーションをアップグレードできません。プロジェクトのみがアップグレードできます。 |
アップグレードの手順については、「Portal 9.2、10.0 および 10.2 から 10.3 へのアップグレード」を参照してください。
WebLogic Portal では、8.1 SP4、SP5、および SP6 アプリケーションを直接 10.3 にアップグレードできます。WebLogic Portal 10.3 でもほとんどの WebLogic Portal API は存続しています (10.0 で非推奨になった Commerce API を除く)。データベースおよびファイル ベースの資産の中核的なフォーマットも大半は変更ありません。変更点については、新しいフォーマットにアップグレードするため、また必要に応じて手動での変更を行うためのツールが用意されています。
アップグレード プロセスを実行すると、WebLogic Portal 8.1 のポータル アプリケーションとリソースが WebLogic Portal 10.3 にアップグレードされます。8.1 から 10.3 へのアップグレードは、.work ファイルで実行されます。起動スクリプトのドメインの設定方法をカスタマイズした場合は、WebLogic Portal 10.3 の起動スクリプトの実行時にその変更内容が上書きされます。
| 注意 : | WebLogic Portal 8.1 から 10.3 にアップグレードすると、PointBase データベースもアップグレードされます。 |
アップグレードの手順については、「Portal 8.1 から 10.3 へのアップグレード」を参照してください。
ドメイン アップグレード ツールは、必要に応じて、ライブラリ モジュールを追加または削除します。また、新しい製品のインストールを指すように、既存のライブラリ モジュール パス情報を変更します。
使用されないライブラリは config.xml ファイルから削除されます。8.1.x から 10.3 にアップグレードする場合は、config.xml ファイルにライブラリが追加されます。9.2 または 10.0 から 10.3 にアップグレードする場合は、config.xml ファイルのモジュールのバージョン番号が 10.3 に変更されます。10.0 MP1 から 10.3 にアップグレードする場合は、ドメイン アップグレードは maintenance-lib の参照を削除します。
WebLogic Portal 10.3 では、WebLogic Portal 10.3 (アップグレードされたドメインまたは新規ドメイン) に、変更しないでデプロイされた Portal 9.2、10.0 または 10.2 EAR ファイル (または、展開された EAR フォルダ)のバイナリ互換性をサポートします。10.3 より前の Workshop for WebLogic ライブラリ モジュールへの参照は、<WLPORTAL_HOME>/p13n/lib/j2ee-modules/wlp-compat/ ディレクトリを使用して新しい Workshop for WebLogic ライブラリへの参照に自動的に置き換えられます。
Workshop for WebLogic でポータルプ ロジェクトを使用する場合は、Workshop for WebLogic をアップグレードする必要があります。
この節では、WebLogic Portal の古いバージョンと Portal 10.3 リリースで異なる重要な機能について説明します。
| 注意 : | 次の節の内容は、WebLogic Portal 8.1 から 10.3 にアップグレードした場合にのみ該当します。 |
WebLogic Portal 8.1 には、WebLogic Portal 固有の RDBMSAuthenticator がありました。これは非推奨になりました。WebLogic Server 9.2 には、ユーザおよびグループ用の RDBMS ユーザ ストアを持つ、デフォルトの新しい SQLAuthenticator 認証プロバイダがあります。新しい WebLogic Server SQLAuthenticator にアップグレードすることを推奨します。
WebLogic アップグレード ウィザードを実行してドメインをアップグレードするときに、8.1 インストールの RDBMSAuthenticator を使用するかどうかが決定されます。RDBMSAuthenticator が検出されると、WebLogic SQLAuthenticator にアップグレードしてこれをデフォルトの認証プロバイダにするか、既存の RDBMS ユーザ ストアを使用し続けるかを、以下のいずれかに指定するように求められます。既存の認証プロバイダを新しい WebLogic Server SQLAuthenticator と置き換えると、パーソナライゼーション機能をはじめとするすべてのコンテンツがアップグレードされます。後で手動でパーソナライゼーション機能を Portal 10.3 RDBMS ユーザ ストアにアップグレードすることもできます。
ユーザ ストアをアップグレードするには、次の方法のいずれかを選択します。
config.xml ファイルも更新されます。
ドメインのアップグレード プロセス中にユーザ ストアをアップグレードしない場合は、後で手動でアップグレードできます。WebLogic Portal 固有の RDBMSAuthenticator から WebLogic SQLAuthenticator にアップグレードするスクリプトは、<WLPORTAL_HOME>/p13n/db/<dbms>/upgrade_fromdbmsauth_ towlssqlauth.sql です。
詳細については、「8.1、9.2 および 10.0 PointBase データベースのアップグレード」を参照してください。
| 注意 : | WebLogic Portal 8.1 アプリケーションを 10.3 にアップグレードし、アップグレードしたドメインで UserProviderControl.createUser() クラスを使用すると、新しいユーザが WebLogic Portal にログインしようとしたときに javax.security.auth.login.LoginException エラーが表示される場合があります。これは、デフォルトで、WebLogic Portal 10.3 ドメインの新しいユーザが、移行された認証プロバイダ (通常は、JAAS フラグを REQUIRED に設定してコンフィグレーションします) ではなく SQLAuthenticator で作成されるためです。WebLogic Portal の Domain Upgrade Wizard では JAAS 設定の調整や既存の認証プロバイダの削除は行われないため、必要に応じて手動で JAAS 設定を調整するか、または認証プロバイダを削除して、この例外を回避してください。 |
イベントは、目的のユーザに合わせたコンテンツを表示できます。
| 注意 : | イベントは 10.3 にアップグレードされたコンテンツ リポジトリに対して発生します (イベント追跡をリポジトリ レベルでオフにしている場合を除く)。イベントは、リポジトリのコンテンツの追加、更新、および削除だけでなく、リポジトリ コンフィグレーションの変更に対しても発生する場合があります。アップグレードされなかった 8.1 または 9.2 のリポジトリのコンテンツに対してはイベントは発生しません。そのリポジトリから追加、更新または削除されたコンテンツに対して、イベントが発生します。 |
バージョン 8.1 または 9.2 で別個の行動追跡データベースを作成している場合は、「個別の 8.1 の行動追跡データベースのアップグレード」の説明に従ってアップグレードしてください。
WebLogic Portal 9.2 以降と共に新しい Autonomy エンジンがインストールされます。これは、起動する前に適切にコンフィグレーションできるように、アップグレード後はデフォルトで無効になっています。WebLogic Portal 8.1 で有効にされている Autonomy サービスも、アップグレード後は無効になります。検索サービスのインストール方法およびコンフィグレーション方法の詳細については、『検索の統合ガイド』を参照してください。
検索をはじめとする Autonomy API およびすべてのコンテンツ管理 API は、WebLogic Portal 9.2 で非推奨になりました。非推奨の API を使用し続ける場合は、「10.0 ポータル アプリケーションにおける 8.1 検索の使用」の説明に従って、アプリケーションに古い Autonomy API を手動で追加する必要があります。
WebLogic Portal 8.1 を WebLogic Portal 10.3 にある新しいバージョンの Autonomy にアップグレードする方法については、「Autonomy 検索サービスのアップグレード」を参照してください。
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